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前K-1王者の軍司泰斗が初のOFG戦で元ラジャ王者に82秒KO勝ち「ヒジで倒したかった。次、すぐ試合を組んでください」【KNOCK OUT】

2025.06.23 Vol.Web Original

 前K-1 WORLD GPフェザー級王者の軍司泰斗(K-1ジム総本部チームペガサス)が「THE KNOCK OUT」(6月22日、東京・国立代々木競技場 第二体育館)でKNOCK OUT初参戦を果たした。

 軍司はオープンフィンガーグローブ(OFG)着用で首相撲、ヒジ打ちも認められるKNOCK OUT-REDルールで元ラジャダムナンスタジアム認定フェザー級王者のペットルンルアン・ソーチャルワン(ソーチャルワンジム)と対戦し、1R、わずか82秒でKO勝ちを収めた。

 軍司は2021年12月に椿原龍矢を破りK-1フェザー級王座を獲得し、2022年に行われた「K-1フェザー級世界最強決定トーナメント」では圧倒的な強さを見せて優勝。その後は海外の強豪相手に4連勝。昨年3月に行われたRISEとの対抗戦ではRISEフェザー級王者の門口佳佑と対戦し、延長の末、判定勝ちを収めたが、9月に寺田匠を相手に防衛戦に臨むも延長の末、敗れ王座陥落。そこからわずか20日間という短いスパンで臨んだ「能登半島地震チャリティ・イベント JAPAN MARTIAL ARTS EXPO PROLOGUE」でクリスチャン・ボグダン(ルーマニア)を破り、ISKAインターコンチネンタル スーパーフェザー級王座を獲得している。

吉成名高がONEと独占複数試合契約を締結「ONEムエタイ初の日本人チャンピオンに必ず輝きます」【ONE】

2025.05.19 Vol.Web Original

「ONE Championship」が5月19日、ラジャダムナンスタジアム認定3階級覇者王者の吉成名高(エイワスポーツジム)と独占複数試合契約を締結したことを発表した。

 吉成はミニフライ級で2018年12月にラジャダムナンスタジアム認定王座、2019年4月にルンピニースタジアム認定王座を獲得し、日本人初のムエタイ2大殿堂統一王者に。2023年7月にはラジャダムナンスタジアム認定フライ級王座を獲得し、タイ人以外では史上初となるラジャダムナン王座の2階級制覇とういう偉業を成し遂げた。同年12月にはラジャダムナンスタジアム認定スーパーフライ級暫定王座を獲得し、タイ人以外では史上初となる3階級制覇を達成。昨年2月には正規王者プレーオプラーオ・ペップラオファーを破り正規王者となり、真の3階級制覇を成し遂げた。

 主戦場のBOM、RWSの他にもRIZIN、KICK BOXING WORLD CUP、TOP BRIGHTSなどさまざまな団体で戦い、今年3月の日本大会でONE初参戦。ラック・エラワンにKO勝ちを収めている。5月の「SPACE ONE×BOM」でもチョークディー・ペッセーントーンにKO勝ちを収め、現在37連勝中。また昨年12月の「SHOOT BOXING BATTLE SUMMIT GROUND ZERO TOKYO 2024」でオープンフィンガーグローブ(OFG)マッチに初挑戦しKO勝ち。以降、エラワン、チョークディーとOFGMで3連勝とONEムエタイへの準備は抜かりなし。

 吉成はONEを通じて「今回、新しいチャレンジとしてONEの舞台に参戦することが決まりました。中川会長をはじめエイワスポーツジムの先生、仲間、先輩方と追求してきた、美しさのあるムエタイが世界の舞台でもトップに立てること証明したいと思います。ONEムエタイ初の日本人チャンピオンに必ず輝きますので、ぜひ応援よろしくお願いいたします」とコメントしている。

前K-1王者の軍司泰斗が元ラジャ王者を相手にOFG戦に初挑戦。将来的なONEムエタイへの参戦もアピール【KNOCK OUT】

2025.05.13 Vol.Web Original

 前K-1 WORLD GPフェザー級王者の軍司泰斗(K-1ジム総本部チームペガサス)がKNOCK OUTに初参戦し、オープンフィンガーグローブ(OFG)で戦うKNOCK OUT-REDルールでタイのペットルンルアン・ソーチャルワン(ソーチャルワンジム)と対戦することが5月13日に発表された。

 KNOCK OUTはこの日、都内で「THE KNOCK OUT」(6月22日、東京・国立代々木競技場第二体育館)の第2弾対戦カード発表会見を開催。ここで軍司の参戦が発表された。

 軍司は2021年12月に椿原龍矢を破りK-1フェザー級王座を獲得し、2022年に行われた「K-1フェザー級世界最強決定トーナメント」では圧倒的な強さを見せて優勝。その後は海外の強豪相手に4連勝。昨年3月に行われたRISEとの対抗戦ではRISEフェザー級王者の門口佳佑と対戦し、延長の末、判定勝ちを収めたが、9月に寺田匠を相手に防衛戦に臨むも延長の末、敗れ王座陥落。そこからわずか20日間という短いスパンで臨んだ「能登半島地震チャリティ・イベント JAPAN MARTIAL ARTS EXPO PROLOGUE」でクリスチャン・ボグダン(ルーマニア)を破り、ISKAインターコンチネンタル スーパーフェザー級王座を獲得している。

 軍司はその後、試合をしないまま4月30日付でK-1との契約が円満に満了となったことが発表され、その動向が注目されていた。

 軍司は「K-1を辞めて、僕の第2章はオープンフィンガーのムエタイだと思っている。その中でKNOCK OUTさんからオファーをいただいて、出ることになった。しかも現役のムエタイの元王者を当ててくれたことにすごい感謝をしている。8か月ぶりの試合でどうなるか分からないが、しっかり倒して勝つ」と決意を述べた。

1RKO勝ちの伊藤澄哉が-65kgワールドトーナメント出場とオープンフィンガーでのYURA戦をアピール【RISE187】

2025.04.20 Vol.Web Original

「RISE187」(4月19日、東京・後楽園ホール)で“RISE激闘班”と呼ばれる伊藤澄哉(戦ジム/ライト級2位)が石田迅(LEGEND GYM)に1R1分42秒で右ストレート一発でKO勝ちを収めた。

 伊藤は試合後のマイクでRISEとGLORYの共同で開催される-65kgワールドトーナメント「Last Featherweight Standing」への出場とオープンフィンガーグローブマッチ(OFGM)でのYURA戦をアピールした。

 1R、ともにオーソドックスの構え。伊藤は右インロー、左ジャブ、前蹴り。石田は右ロー。伊藤は左ジャブから右ロー、そして左ミドル。石田のローにパンチを合わせる伊藤。石田はスイッチを繰り返す。伊藤はワンツー。伊藤の右ストレートに石田はバックブローも伊藤はしっかりガード。石田が打ち合いに臨もうとするが、伊藤が右ストレートを打ち抜くと石田がダウン。そのまま立ち上がれず、伊藤が一撃でKO勝ちを収めた。

吉成名高が経験値を上げるためにOFG戦に出場。ONE参戦については「アトム級のベルトができるなら初代王者になりたい」【SPACE ONE×BOM】

2025.04.15 Vol.Web Original

 中国の格闘技イベント「SPACE ONE 宇宙栄耀」と日本のムエタイイベント「BOM(Battle Of Muaythai)」がタッグを組んでのイベントとなる「SPACE ONE×BOM」(5月11日、東京・立川立飛アリーナ)の開催記者会見が4月14日、神奈川・横浜市内で行われた。

 今大会はSPACE ONEの試合とBOMの試合が一つの大会で行われるのだが、BOMの試合にラジャダムナンスタジアム3階級制覇王者の吉成名高(エイワスポーツジム)が出場し、チョークディー・ペッセーントーン(タイ)と対戦することが発表された。チョークディーは2008年生まれの16歳にして60戦48勝10敗2分の戦績を誇るファイター。これまでヤソートーン県アマチュアムエタイ、東北地方青少年アマチュアムエタイ大会の2つのタイトルを獲得している。

 この試合はオープンフィンガーグローブによる「OFGムエタイ スーパーフライ級(52.16kg)」で行われる。

 会見の冒頭、BOMの中川夏生代表は「名高は今後もONEではオープンフィンガーグローブで試合をすることになると思う。今後、吉成名高がONEに進んでもラジャダムナンスタジアムに進んでもいいと思っている。そういったものは今、ジムの会長として2人で話す中ではまだ決まっていない。ただ今後、ONEに行った時にこの階級は強い選手が多い。そういった時に、向こうはルンピニーという場があるので、定期的に参戦できて試合を経験できる。この前のONEのラック選手の時は名高は1戦目、相手は7~8戦目。そういう状況が続く。オープンフィンガーのムエタイとグローブのムエタイは似て非なるものと本人も分かっている。経験値を上げていかないと怖い部分が出てくる。その経験の場としてBOMで経験を積んでもらって、オープンフィンガーにも対応できる選手としてやっていこうと思っている」と今回、BOMでOFGマッチを組むことになった経緯を説明した。

YA-MANがトリンダーデに3つのダウンを奪われOFGマッチで初黒星。5・4朝倉未来戦は事実上消滅【RISE】

2025.03.30 Vol. Web Original

 RISEのビッグマッチ「RISE ELDORADO 2025」(3月29日、東京・両国国技館 ※ABEMA PPVにて全試合独占生中継)のメインイベントで行われたオープンフィンガーグローブマッチ(OFGM)で初代RISE OFGM -65kg級王者のYA-MAN(TARGET SHIBUYA)がミゲール・トリンダーデ(ポルトガル/Mamba Fight Club)と対戦した。試合は計3つのダウンを奪ったトリンダーデが3RでTKO勝ちを収めた。YA-MANはOFGマッチで初の黒星を喫した。

 1R、ともにオーソドックスの構え。トリンダーデが蹴りを見せるがYA-MANはかわす。トリンダーデはローも距離が遠い。トリンダーデの右ミドルはYA-MANがスウェー。トリンダーデの右ローがヒット。YA-MANがじりじり詰めてワンツーも距離が詰まりトリンダーデが組み止める。YA-MANが踏み込んで右フック。トリンダーデがワンツー。そして続く左フックでYA-MANからダウンを奪う。立ち上がったYA-MANが圧をかけるが、トリンダーデは前蹴り。踏み込むYA-MANを組み止めてヒザのトリンダーデ。圧をかけるYA-MANにトリンダーデは前蹴り、右ロー。終了間際、互いにパンチを出し合う。

YA-MANが原口健飛に1RKO勝ちのミゲール・トリンダーデとオープンフィンガーで対戦。「間違いなく強い選手ではあるが、相性はいい」と自信【RISE】

2025.02.13 Vol.Web Original
 RISEが2月13日、都内で「RISE ELDORADO 2025」(3月29日、東京・両国国技館)のカード発表会見を行った。
 
 参戦が発表されていたRISE OFGM -65kg級王者YA-MAN(TARGET SHIBUYA)がミゲール・トリンダーデ(ポルトガル/Mamba Fight Club)とオープンフィンガーグローブマッチ(OFGM)で対戦することが発表された。
 
 トリンダーデは昨年12月に行われた「GLORY RISE FEATHER WEIGHT GRAND PRIX」では決勝でペットパノムルン・キャットムーカオ(タイ/Kiatmoo9)に敗れ優勝こそ逃したものの1回戦で原口健飛、準決勝ではチャド・コリンズにともに1RKO勝ちを収め強烈なインパクトを残した。
 
 YA-MANは2023年8月の「RISE WORLD SERIES 2023 2nd Round」以来の参戦。同大会で山口裕人を破り初代OFGM王座を獲得。11月には「FIGHT CLUB」で朝倉未来に1Rで戦慄の失神KO勝ちを収めた。2023年大晦日以降はMMAに専念。RIZINで鈴木博昭には1RKO勝ちも平本蓮とカルシャガ・ダウトベックには判定負けを喫している。
 
 会見でYA-MANは「今回、チャド(・コリンズ)、ペッチ(ペットパノムルン・キャットムーカオ)、ミゲール選手といった強豪の選手とやりたいとRISE側に相談していた。この前のRIZINのダウトベックとの試合で、僕の打撃が世界で通用することが分かったと思う。よりどのレベルまで通用するかということをみんな気になっていると思う。そこでこの前の試合で原口選手を1RでKOしたミゲール選手とやりたいと思った。でもこの前の試合はグローブ。確かに格闘技としてはハイレベルな選手だと思うが、僕はストリートファイト。リングの中でストリートファイトをやるので、今までの相手とは違った常識が通用しないような展開になると思っている。俺もオープンフィンガーの王者なので、俺が挑戦を受ける立場でやろうと思っているので“かかって来い”という感じ」と今回の試合を受けた理由を明かす。

白鳥大珠が会見乱入「お前、モテるようになったのかよ?」の捨て台詞にYA-MAN「マジでむかついた」【RISE】

2025.01.29 Vol.Web Original
 RISEが1月29日、都内で「RISE ELDORADO 2025」(3月29日、東京・両国国技館)のカード発表会見を行った。
 
 RISE OFGM -65kg級王者YA-MAN(TARGET SHIBUYA)の2023年8月の「RISE WORLD SERIES 2023 2nd Round」以来の参戦が発表された。
 
 YA-MANは同大会で山口裕人を破り初代OFGM王座を獲得。11月には「FIGHT CLUB」で朝倉未来に1Rで戦慄の失神KO勝ちを収めた。2023年大晦日以降はMMAに専念。RIZINで鈴木博昭には1RKO勝ちも平本蓮とカルシャガ・ダウトベックには判定負けを喫している。
 
 YA-MANの対戦相手について、RISEの伊藤隆代表は「せっかく出てもらうので、本人が納得するガチで本物の相手を数名ピックアップしている。今後、YA-MANサイドと話をしていきたい。オープンフィンガー王者なのでオープンフィンガーでやらせたい」と大物とのオープンフィンガーグローブマッチ(OFGM)を示唆。

吉成名高が初のオープンフィンガーグローブマッチで2つのダウンを奪って1RKO勝ち「来年は変化の年」【SB】

2024.12.27 Vol.Web Original
 WBCムエタイ ダイヤモンドスーパーフライ級王者、ラジャダムナンスタジアム認定スーパーフライ級王者の吉成名高(エイワスポーツジム)が「-SHOOT BOXING BATTLE SUMMIT-GROUND ZERO TOKYO 2024」(12月26日、東京・TOKYO DOME CITY HALL)でシュートボクシング(SB)に初参戦。オープンフィンガーグローブ(OFG)でのムエタイルールでバックチョー・シックンナ(タイ)と対戦し、1RでKO勝ちを収めたた。
 
 この「GROUND ZERO」は“格闘技の祭典”として行われてきたビッグマッチで今回が約5年ぶりの開催。さまざまな団体から選手が参戦し、通常の公式戦では見られないルールの試合が行われた。
 
 吉成は今回が初めてのオープンフィンガーグローブでの試合だった。
 
 1R、サウスポーの吉成とオーソドックスのバックチョー。圧をかけて左インロー、右ローの吉成。そして左ストレート、左ミドルと追撃。バックチョーの右ハイは見切る。しかし吉成の左ストレートにバックチョーが今度は右ストレート、右ハイを合わせる。ギリギリでかわす吉成。圧をかける吉成に組みに行ったバックチョー。ブレイク後、吉成は圧をかけて左ストレート、左ミドル。そして左ハイ。これはガードのバックチョー。吉成は左ハイ。バックチョーの前蹴りをキャッチして左ボディーストレート。そしてなおも詰めると飛び込んでの右フックでダウンを奪う。立ち上がったバックチョーだったが、吉成はロープに詰める左の飛びヒザ一閃。バックチョーは2度目のダウン。そのまま立ち上がれず吉成のKO勝ちとなった。

8カ月ぶりの再起戦で55秒KO勝ちの笠原弘希が「この試合から笠原弘希という男を爆発させる。もう絶対、誰にも負けない」【SB】

2024.10.14 Vol.Web Original

 シュートボクシング(SB)の「SHOOT BOXING 2024 act.5」(10月13日、東京・後楽園ホール)のセミファイナルでSB日本ライト級王者の笠原弘希(シーザージム)が約8カ月ぶりの再起戦でオープンフィンガーグローブマッチで長谷川祐也(TEAM FOREST)と対戦し、1Rに3つのダウンを奪いTKO勝ちを収めた。

 笠原は今年2月にONE Championshipの「ONE Friday Fights」でワラポン・ソー.デッチャパンと対戦し接戦を繰り広げるも判定負けを喫した。以降、ケガもあり欠場。またこの間に階級も見直し、今回は−65.0kg契約での試合となった。

女子初のヒジありのOFGMに臨む鈴木万李弥「ヒジを出す万李弥が見られるかも」と予告【KNOCK OUT】

2024.10.11 Vol.Web Original

「KNOCK OUT 2024 vol.5」(10月12日、後楽園ホール)の前日計量が10月11日、都内で開催された。

 KNOCK OUTの女子では初となるヒジありのオープンフィンガーグローブマッチ(OFGM)に臨む鈴木万李弥(クロスポイント吉祥寺)は54.90kg、ルークナーム・コーコムキョウ(タイ)は53.25kgで規定体重をクリアした。

 鈴木は4月にKNOCK OUTに初参戦し、NA☆NAを相手に涙の初勝利。7月には韓国で行われた「Angel’s Fighting07」で女子フライ級タイトルマッチでジャン・ヒョンジと対戦も1-2の判定負けを喫し、今回はそれ以来の試合となる。

 ルークナームは2022年11月にNJKFに参戦して以来2度目の来日。今年5月にはONEに初参戦しオープンフィンガーグローブ(OFG)での試合で勝利を収めている。プロ戦績は51戦36勝14敗1分。

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