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映画『バスキア、10代最後のとき』試写会に5組10名

2018.11.24 Vol.web original

 没後30年の今、その絵の価値はダヴィンチ、ピカソ、ウォーホルに匹敵! ニューヨークが生んだ天才アーティスト・バスキアの秘密に迫る新作ドキュメンタリー。

 アンディ・ウォーホルにインスピレーションを与え、一流のアート・コレクターでもあるデヴィッド・ボウイのコレクションにも名を連ねた、ジャン=ミシェル・バスキア。彼が27歳という若さでこの世を去ってから、30年を経た今、世界を巡回中の大回顧展『ブーム・フォー・リアル』を機に各地で新たなバスキアブームが生まれている。

 そんな中、バスキアと同じ時代をNYで過ごした『豚が飛ぶとき』のサラ・ドライバー監督が知られざる“天才誕生”の真実に迫る! 既成概念を覆す新たなムーブメントがあふれていた無法地帯と化した70年代末〜80年代のNYを舞台に、クールな映像や音楽とともに真実のストーリーをつむいでいく。アーティストのファブ・5・フレディ、映画監督ジム・ジャームッシュ、『プラダを着た悪魔』の衣装デザイナーパトリシア・フィールドらが当時のNYやバスキアについて熱く語る。元恋人が所有していた秘蔵作品も映画では初公開となるほか、貴重な映像も満載。

 12月22日よりYEBISU GARDEN CINEMAほか全国順次公開。

STORY:1978年、イースト・ヴィレッジで路上生活をしながら、友人の家のソファで寝ていた18歳の青年バスキア。破綻し暴力に溢れた70年代末〜80年代のNYには、彼の心を動かし、触発したムーブメントがあった。政治や人種問題、ヒップホップ、パンクロック、ジャズ、ファッション、文学、アート…それらのすべてが彼をアーティストとして育てていく。名声を得る前のバスキアの生活、NYとその時代、そしてどのように天才アーティストは生まれたのか? 没後30年の今、その秘密に迫る。

西島秀俊が届ける、パラアスリートたちの輝く素顔

2018.11.10 Vol.712

 東京パラリンピック開催の2020年まで、5年にわたって世界最高峰のパラアスリートたちに迫る、IPC(国際パラリンピック委員会)とWOWOW共同の大型ドキュメンタリーのシーズン3が放送中。そのナビゲーターとナレーターを務めるのは俳優・西島秀俊。

「最初にナビゲーター兼ナレーターを、というお話を頂いたとき、パラスポーツについては知らないことが多かったです。(車いすテニスの)国枝慎吾選手の活躍とか、大きく注目されている話題を断片的に知っているだけでした。でも番組を見てくださる人たちと一緒に僕自身もより深く知りながら、その魅力や感動を積み重ねて行くことができればと思い、ぜひお願いします、と。始めさせていただいて3年目になります」

 アスリートの面だけでなく人物そのものの個性に迫り“WHO I AM” 、これが自分だ!という輝きを伝える。

「このシリーズは、アスリートとしての姿だけではなく普段の彼らの姿にも同じくらい重点を置いているのが、これまでのスポーツドキュメンタリーとは少し違う点かなと思います。もちろん試合でのパフォーマンスのすごさや日々の努力も描かれているんですが、家族や友人と過ごす日常だったり、ときには着飾ってパーティーに出かけたりする、彼らが人生を楽しんでいる姿も描かれている。だからこの番組はパーティーのシーンがすごく多いです(笑)。僕も作品を見ていて毎回、思うんです。自分はここまで人生を楽しんでいるだろうか、もちろん仕事を楽しんでいるけどプライベートや家族と過ごす時間を彼らほど大切にできているだろうか、こんなふうに人生を燃焼させて輝いているだろうか、と」

 そんな思いを込めパラアスリートの姿を丁寧に語っていく。

EXILE TETSUYA、特別講義ファイナルで「夢はひとつ叶えるともうひとつ叶えたくなる」

2017.05.18 Vol.690

 EXILE TETSUYAのプレミアムドキュメンタリー『EXILE UNIVERSITY ~あなたの夢はなんですか?~』上映会のファイナル公演が17日、都内で行われ、本人も登壇した。

 上映終了直後の登壇。オーディエンスから「自分の夢に向かって頑張ろうと思った」「元気をもらった」「やりがいがあって楽しいっていい。自分も何でも楽しんでやってみたい」と感想が寄せられると、TETSUYAは「夢はひとつ叶えると、もう一つ叶えたいっていう欲が出てくる。夢って連鎖するので、その先、何があるのかなってワクワクしてくるね」と、笑顔を見せた。

 上映会は昨年の11月に大阪でスタート。上映会には自ら登壇して特別講義をするスタイルで、ファイナルまで13都市で全16公演、4993名が“受講”した。

 特別講義は、指名された“受講”者がステージで自分の夢を発表しTETSUYAがコメントや励ましのメッセージを贈る。ファイナルだけあって、最初こそ控えめだった“受講”者も、最後にはほとんどが手を上げていた。看護師、ライフスタイリストなどさまざまな夢が飛び出し、その動機などを聞きながら、TETSUYAも客席も感心したり、刺激を受けたり。「この人みたいになりたい思われるカメラマンになる」という女性には「先輩ってすごいよね。夢を追いかけるところから誰かの夢になりたいになっていくのは、いい連鎖だと思う。大人が夢を叶える背中を見せる、見せ続けることができれば日本は良くなると思う。がむしゃらになってる大人っていいよね」と話した。

 この日で最後となった上映イベント。TETSUYAは「今まで行ったことがないようなところにも行かせてもらいました。ライブが終わって、車に乗って1時間とか1時間半ぐらいかけて(会場に)行くんですけど、自分たちのライブを見に長い時間かけてきてくれたんだなって思うと、よりパフォーマンスを上げていきたいと思った」と、振り返った。

 ドキュメンタリーは、 TETSUYAが教壇に立って講義を行った新たな挑戦をしてきた姿を追ったもの。2014年に淑徳大学人文学部表現学科の客員教授となった本人は、年間を通じて講義を行っている。本作では2015年に行われた講義の様子を中心に構成。生徒との向き合い方に悩みつつも、ダンスという表現で、生徒たちに想いを伝えることで、生徒たちも変化していく。

娘の視点から探る、革命家の母の姿 シェーン・オサリバン

2014.06.21 Vol.620

 重信房子とウルリケ・マインホフという女性革命家として名を馳せた彼女たちの姿を浮かび上がらせる、ドキュメンタリー映画『革命の子どもたち』。1960年代の貴重なニュース映像や、関係者の証言を含めて、彼女たちの姿を実の娘たちの視点から探った作品だ。本作で監督・プロデューサーを務めたシェーン・オサリバンに聞く。

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