SearchSearch

フェザー級トーナメント準々決勝進出の原口健飛が「勝つって難しいと思うし、素晴らしいなと思う。必ず頂点に立つ」【RISE WS】

2025.11.02 Vol.Web Original

「RISE WORLD SERIES 2025 FINAL」(11月2日、東京・両国国技館)で行われた「GLORY×RISE LAST FEATHERWEIGHT(-65kg)STANDING TOURNAMENT」でISKA世界ライトウェルター級王者の原口健飛(FASCINATE FIGHT TEAM)がペトル・モラリ(モルドバ/Kickboxing fearless)から3つのダウンを奪って1RでKO勝ちを収めた。

 原口は来年3月に行われる準々決勝ではこの日、白鳥大珠を破ったシュートボクシング(SB)の笠原弘希(シーザージム)と対戦する。

  1R、サウスポーの原口とオーソドックスのモラリ。ロー、ジャブで様子をうかがう展開。原口は左インローのフェイントから左三日月蹴り。ボディーを効かされたモラリは腹を押さえ、ダウン。立ち上がったモラリに原口はパンチから三日月蹴りを連打。2度目のダウンを奪う。ここもなんとか立ち上がったモラリ。原口は前蹴り、三日月、左ボディー。なんとかパンチを出すモラリだが、原口の三日月蹴りに右手を挙げ、背中を向けて戦意喪失。レフェリーがダウンを宣言し、原口のKO勝ちとなった。

白鳥大珠の「白鳥のほうが強いってことを証明するだけ」に笠原弘希「しがみついてでも勝ちに行く」 フェザー級トーナメントで対戦【RISE WS】

2025.11.01 Vol.Web Original

「RISE WORLD SERIES 2025 FINAL」(11月2日、東京・両国国技館)の前日計量が11月1日、都内で開催された。

 今大会では「GLORY×RISE LAST FEATHERWEIGHT(-65kg)STANDING TOURNAMENT」の3試合が行われる。

 このトーナメントは今年6月にスタート。RISEとGLORYからそれぞれ12名が出場し、約1年かけてトーナメントを行い、生き残った4名によるワンデイトーナメントで優勝者が決まる。今大会からシードとなっていた4選手が登場する予定だったのだが、RISE世界スーパーライト級王者のチャド・コリンズが10月26日の練習中に右肩をケガし、今大会を欠場。コリンズの復帰時期が未定であることから対戦相手のYURA(ダイアタイガージム)が来年春に開催予定の準々決勝に進出することとなった。YURAは今大会では緊急参戦となった伊藤澄哉(戦ジム)とオープンフィンガーグローブマッチで対戦する。

 残るシード選手は白鳥大珠(TEAM TEPPEN)、イ・ソンヒョン(韓国/RAON)、原口健飛(FASCINATE FIGHT TEAM)。

GLORY×RISEのフェザー級トーナメントでSBの笠原弘希が1回戦突破「このまま勝ち進んで世界一を目指したい」。伊藤澄哉は無念の判定負け【RISE】

2025.06.21 Vol.Web Original

 RISEのビッグマッチ「RISE WORLD SERIES 2025 YOKOHAMA」(6月21日、神奈川・横浜BUNTAI)で「GLORY×RISE LAST FEATHERWEIGHT(-65kg)STANDING TOURNAMENT」が開幕した。

 この日は1回戦4試合が行われ、日本からはシュートボクシングのSB日本ライト級王者・笠原弘希(シーザージム)と伊藤澄哉(戦ジム)が出場した。

 笠原はLOMPETCH(ロンペット)(タイ/W-BEAST GYM)と対戦した。2人は2022年9月に対戦し、その時は笠原が接戦の末、3-0で判定勝ちを収めている。この日は笠原がダウンを奪ったうえでの判定勝ちを収めた。

 1R、オーソドックスの笠原とサウスポーのロンペット。笠原の前蹴りがローブローとなり一時中断。笠原は左ジャブ、ロンペットは左ミドル。前手で距離を探りながら、互いにミドルとロー、左右のフック。笠原は左ジャブ、右ボディー。ロンペットは左ミドル、左ストレート。笠原は左フック。笠原が圧をかけてボディーと顔面を打ち分け、そしてヒザをボディーに。ロンペットは左ストレート。笠原は詰めて右アッパー、左フック。笠原はコーナーに詰めると右ストレート。ロンペットは回りながらジャブを突くが、笠原は右ストレートが効果的。

フェザー級トーナメント開幕。笠原弘希「SBを背負って出るからには優勝を目指す」、伊藤澄哉は「“これは負けないな”と思った」【RISE】

2025.06.20 Vol.Web Original

 RISEのビッグマッチ「RISE WORLD SERIES 2025 YOKOHAMA」(6月21日、神奈川・横浜BUNTAI)の前日計量が6月20日、神奈川・横浜市内で開催された。

 今大会から開幕する「GLORY×RISE LAST FEATHERWEIGHT(-65kg)STANDING TOURNAMENT」に出場する笠原弘希(日本/シーザージム/第3代SB日本ライト級王者)は65.00kg、対戦相手のLOMPETCH(ロンペット)(タイ/W-BEAST GYM/元ISKAムエタイ世界スーパーライト級王者)は64.80kgで規定体重をクリアした。

 笠原は当初、ジェイコブ・ウェイマン(アメリカ/WSRフェアテックス)と対戦の予定だったがウェイマンが耳の負傷でドクターストップとなり欠場。対戦相手がLOMPETCHに変更となった。2人は2022年9月に対戦し、その時は笠原が接戦の末、3-0で判定勝ちを収めている。

 計量後の会見で笠原は「この大会にかける思いは本当に強くて、本当にSBを背負って出るからには本当に優勝を目指して突き進んでいきたいなと思っている。対戦相手のロンペット選手は一度対戦したことがあるんですけど、新しいルールで、新しい舞台で戦うので 本当に油断なんて1ミリもしていなくて初めて戦うつもりで、全力を出し切って明日は勝ちに行きます」、LOMPETCHは「明日はKOで倒します」とそれぞれ語った。

トーナメント出場に向け「ラストチャンス」の白鳥大珠「今笑っている奴を見返す」【RISE】

2024.04.12 Vol.Web Original

 RISEが4月12日、都内で「RISE WORLD SERIES 2024 OSAKA」(6月15日、大阪・エディオンアリーナ大阪 第1競技場)のカード発表会見を開催した。

 スーパーライト級(-65kg)のSuperFight!では白鳥大珠(TEAM TEPPEN)がペトル・モラリ(モルドバ/Kickboxing fearless)と対戦する。

 白鳥は前戦でイ・ソンヒョン(RAON)にダウンを奪われたうえでの判定負けを喫しており、今回は再起戦。RISEでは年末に−65kgの世界トーナメントを開催予定で、今回の試合はその査定試合という意味合いもある。

 モラリは昨年12月の「RISE WORLD SERIES 2023 Final Round」に参戦し、RISEウェルター級(-67.5kg)王者の中野椋太(誠至会)と対戦し、判定勝ちを収めているのだが、本来はこの−65kgが適正階級で白鳥にとっては一筋縄ではいかない相手となる。

 RISEの伊藤隆代表はこの試合について「白鳥は背水の陣」と語る。白鳥も「前回、ソンヒョンに負けた。また自分の弱い部分が出てしまったなと思っているんですが、僕はまだ死んでない。何度でも立ち上がるという気持ちは持っているが、もうコケるつもりはないんで、大阪でしっかり勝つ。今回は年末のトーナメントの査定試合になると思うが、ラストチャンスだと思っている。次はしっかりと勝ちたいと思う」と自らも「ラストチャンス」という言葉を出して必勝を誓った。

Copyrighted Image