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Snow Man佐久間大介とSUPER BEAVER渋谷龍太に豪華映画人があこがれ「この人たち、今はこうだけどステージでは」

2025.10.28 Vol.web original

 

 映画『ナイトフラワー』(11月28日公開)の完成披露試写会が28日、都内にて行われ、俳優の北川景子、森田望智、佐久間大介(Snow Man)、渋谷龍太らキャスト陣と内田英治監督が登壇。俳優陣と監督が佐久間と渋谷へのリスペクトを語った。

『ミッドナイトスワン』の内田英治監督が原案・脚本・監督を手掛けた最新作。借金を抱える母親が子供の夢を叶えるためにドラッグの売人として危険な世界へ足を踏み入れていくサスペンス。

 ロックバンド・SUPER BEAVERのボーカリストとして活躍する渋谷は、ドラッグの元締め・サトウ役で演技初挑戦。劇中の強面姿から一転、渋谷は「どの面さげてこの場に出たらいいんだろうと裏で考えていました」と低姿勢であいさつ。光石研から「親父狩りに遭うんじゃないかと思って」と言われると「しません!」とさらに身をかがめ会場も大笑い。

 音楽の場とは違う現場に緊張したと振り返りつつ、共演陣のおかげで和んだと言い「おかげでお芝居が楽しいと思わせていただいた」と感謝。今後の俳優業へも意欲をのぞかせた渋谷は、人気グループSnow Manのメンバーでもある佐久間とも意気投合した様子。トークでは漫才コンビさながらのやりとりで会場を盛り上げた。

「あこがれているもの」をお題にしたトークでは北川と森田をはじめ光石が音楽アーティストとしての2人をリスペクト。内田監督は「この人たち今はこうだけど、ステージではめちゃめちゃかっこいいじゃないですか。クールで非情な感じ。僕も演出するときそうなりたい」。

「歌が苦手」と言う北川が「お客様の前で歌えるって気持ちいいだろうなと思って」と言うと佐久間が「超気持ちいですよね」、渋谷が「気持ちいいね」と答え、北川は「絶対そうですよね」と2人に羨望の眼差し。

 そんな佐久間は「内田監督。こんな僕が『ナイトフラワー』みたいな作品を作れたら面白いだろうなと」、渋谷は「噺家さん。実はバンドはなりゆきで初めて続いているもので、一番初めは人を笑わせる職業を志していた」と明かし、観客を驚かせていた。

 この日の登壇者は北川景子、森田望智、佐久間大介(Snow Man)、渋谷龍太、田中麗奈、光石研、内田英治監督。

「北川景子は怖い」Snow Man佐久間大介が“ドラッグの売人になる母親”熱演の北川に脱帽

2025.10.28 Vol.web original

 

 映画『ナイトフラワー』(11月28日公開)の完成披露試写会が28日、都内にて行われ、俳優の北川景子、森田望智、佐久間大介(Snow Man)らキャスト陣と内田英治監督が登壇。北川の“演技のスイッチ”に森田と佐久間が脱帽した。

『ミッドナイトスワン』の内田英治監督が原案・脚本・監督を手掛けた最新作。借金を抱える母親が子供の夢を叶えるためにドラッグの売人として危険な世界へ足を踏み入れていくサスペンス。

 2人の子どものためにドラッグの売人になろうとする主人公・永島夏希を演じる北川は「私も2人の子どもがいるのですごく共感できた」。

 本作では、ほぼスッピンに関西弁と、今まで見せたことのない表情で強くたくましい母を熱演。「私としてはシンプルに演じられたんですけど…皆さん的には、ベラしゃべりの関西弁が新鮮かもしれない(笑)」。

 そんな北川と、互いの役に一番共感したと語り合った田中麗奈は「私自身も母親として共感しました」と完成作を見て泣いたと明かし「応援したい一方で、彼女がしていることは善なのか悪なのか…。母親の愛の力の使い方というか」。北川もうなずき共感しきり。

 北川、田中、さらに、7キロもの増量で夏希のボディガードを務める格闘家を演じきった森田望智の女優陣に、光石研は「恐ろしいくらいすばらしい。日ごろの生活もあるのに、この人たちはこのテンションをどうやって保ったのか…考えただけでぞっとします」。

 すると佐久間が「景子さんは切り替えがすごくて」と明かし、森田も「泣くお芝居のときも直前までケラケラ笑ってらっしゃって。終わったらまたすぐケラケラ。それを何回もできるから怖いな、と(笑)」。

「全然、重い気持ちにならなかった」とケロリとする北川に、光石が「女優は怖いんですよ」。すかさず佐久間が「北川景子は怖い」と北川の“演技のスイッチ”に脱帽し、会場の笑いをさそっていた。

 この日の登壇者は北川景子、森田望智、佐久間大介(Snow Man)、渋谷龍太、田中麗奈、光石研、内田英治監督。

オダギリジョー「こんなに嫌われるとは…」お題トークで“ズル”して共演者からブーイング 

2025.06.17 Vol.web original

 

 映画『夏の砂の上』(7月4日公開)の完成披露イベントが17日、都内にて行われ、俳優のオダギリジョー、髙石あかり、松たか子らキャスト陣と玉田真也監督が登壇。主演兼共同プロデューサーを務めたオダギリが共演陣の反応に肩を落とす一幕があった。

 読売文学賞 戯曲・シナリオ賞を受賞した松田正隆の傑作戯曲を気鋭監督・玉田真也が映画化した、喪失と再生を描く物語。

 主人公・小浦治を演じるオダギリは、自ら共同プロデューサーに名乗りを上げた背景を聞かれると「どこまでぶっちゃけていいのか…」と笑いを誘いつつ「今の時代、なかなかお金が集まりにくいタイプの作品。でもそれで作れないというのはもったいない、すごく良い脚本だった」と振り返り「このキャストのメンツ、簡単に集まる人たちじゃない。僕がプロデューサーに名を連ねることで、オファーの説得材料になればと思って」。

 シナリオハンティングのための長崎取材に主演オファーを受けていたオダギリが自ら同行を希望し、その帰途にプロデューサーに名乗りを上げたと言い、玉田監督も「僕にとってオダギリジョーというのは、2000年代初期の面白い映画に大体出ているという特別な俳優」と、その熱意に感激しきり。

 オダギリの読みは当たったようで、妻役の松も「オダギリさんが手に取った脚本ってどんなだろうと興味を持った」と明かし、妹役でオダギリと初共演となる満島ひかりも「オダギリさんと松さんが興味を持った作品ってどんな感じだろうと思った」。

 一方、オダギリが熱烈オファーしたという森山直太朗がオダギリの“飲みニケーション”を暴露すると、共演陣も「顔出したけど逃げた」「たまに素通りできた」と明かし、会場も大笑い。

 さらに、登壇者がそれぞれ「最近、心に沁みたこと」を答えるお題トークでは、全員の話を聞き終わったオダギリが「九州から1人で飛行機に乗って遊びに来た8歳の甥っ子の様子が心に沁みた」と語った「満島さんの話が沁みました」と乗っかり、「オダギリ賞を頂きました(笑)」と喜ぶ満島をのぞいて、一同から大ブーイング。

 オダギリは「こんなに嫌われるとは…。今日、出なきゃよかった」と肩を落としつつ、主演兼プロデューサーとして作品や映画館への熱い思いを語り「映画は劇場を想定して作り上げているのでぜひ劇場で見て」とアピールしていた。

 この日の登壇者はオダギリジョー、髙石あかり、松たか子、満島ひかり、 森山直太朗、高橋文哉、光石研、玉田真也監督。

綾野剛「亀梨和也ここにあり」“嵐”を撮影現場に呼んだ?

2025.06.16 Vol.web original

 

 映画『でっちあげ ~殺人教師と呼ばれた男』(6月27日公開)のプレミアイベントが16日、都内にて行われ、俳優の綾野剛、柴咲コウ、亀梨和也らキャスト陣と三池崇史監督が登壇。綾野と亀梨が重要なシーンの撮影で起きた“奇跡”を明かした。

 福田ますみのルポルタージュ『でっちあげ 福岡「殺人教師」事件の真相』を原作に、20年前、日本で初めて教師による児童へのいじめが認定された体罰事件に迫る。

 レッドカーペットで大歓声を受けながらファンを楽しませた豪華キャストと三池監督。

 壇上に上がった主演・綾野は「皆さん、立ちっぱなしなので…気分が悪くなった方がいたら言ってください」と観客に気遣い。

 保護者からの告発に追い詰められていく小学校教諭・薮下誠一を演じた綾野は「体験したことがないような時間を提供できると思っています」と完成作に胸を張り、薮下を告発した保護者の氷室律子役・柴咲も「善悪や真実って何だろうと、今まで生きてきた自分の正しさは本当かなと問いかけられた」。週刊春報の記者・鳴海三千彦役の亀梨も「人間は一つの側面だけじゃないと考えさせられました」。

 劇中とは裏腹に和気あいあいとトークを繰り広げた一同。豪雨のシーンを振り返った綾野は「実際に嵐のような雨が降ってきて。亀梨和也ここにあり、だなと」と言うと、亀梨も「直系の先輩ということで。“嵐”が来てくださった(笑)」と、先輩グループ名を引き合いに観客を笑わせつつ「冗談抜きで実際の大雨が降ってきて。10分くらいで晴れたんです」。

 綾野も「見たら“雨降らせすぎだろ”とか“風吹かせすぎだろ”と思うかもしれないんですけど(笑)。映画の神様ってやっぱりいるんだなと思いました」と感慨深げに振り返っていた。

 この日の登壇者は綾野剛、柴咲コウ、亀梨和也、大倉孝二、迫田孝也、三浦綺羅、木村文乃、光石研、北村一輝、小林薫、三池崇史監督。

「WEST.」の神山智洋がドラマ『白暮のクロニクル』で初の単独主演。共演の竹財輝之助の「嫉妬した。滝藤賢一さん以来」に恐縮しまくり

2024.02.19 Vol.Web Original

 WOWOWの連続ドラマW-30「白暮のクロニクル」の完成披露試写会が2月19日、都内で開催された。

 同作は今年4月にデビュー10周年を迎える「WEST.」の神山智洋の自身初の単独主演作品で3月1日から放送・配信がスタート。毎週金曜の午後11時からの放送で全12話となっている。

 原作は「機動警察パトレイバー」など数々の人気作品を生み出している画業44年を数える漫画家ゆうきまさみの同名漫画。過去に「週刊スピリッツ」で連載されたミステリー作品で「不老不死の種族“オキナガ”×公務員」という異色のコンビが難解な事件に挑むという斬新な世界観の作品。神山が演じるのは不老不死の体質を持つ“オキナガ”で、見た目が18歳、実年齢は88歳の雪村魁。オキナガ絡みの殺人事件の捜査に協力する傍ら、60年間にわたり未年のクリスマスに起きている連続殺人事件“羊殺し”で恋人を亡くした過去があり、犯人を突き止め復讐を果たすことを目的としているという難しい役。

 オキナガたちを管轄する厚生労働省の「夜間衛生管理課」で、魁との連絡係を命じられる新米職員の伏木あかり役には松井愛莉、厚生労働省の参事官・竹之内唯⼀役に竹財輝之助、あかりの上司で教育係の久保園幹也役に光石研と、個性豊かな面々が共演者に名を連ねている。

松村北斗と上白石萌音が舞台挨拶でほめ合いバトルの後「社会に出れなかった人間たち」と自虐

2024.01.11 Vol.web original

 

 映画『夜明けのすべて』(2月9日公開)のプレミアイベントが11日、都内にて行われ、W主演を務めた松村北斗、上白石萌音と共演の光石研、三宅唱監督が登壇。朝ドラでの夫婦役に続き共演した松村と上白石が互いをほめ合う「戦い」を繰り広げた。

 瀬尾まいこの同名小説を『ケイコ 目を澄ませて』の三宅唱監督が映画化。パニック障害を抱え無気力に毎日を過ごしている“山添くん”と、月に一度、PMS(月経前症候群)でイライラが抑えられなくなる“藤沢さん”の不思議な絆を描く。

 NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」で夫婦役を演じ、今回、映画初共演でW主演を務めた松村北斗と上白石萌音。「カムカムのときは実はあまり話していなかった」という2人。

 本作を通して知ったという互いの魅力を聞かれると松村が「“瞬発力”もありますが“なじむ力”。この映画は街が主役とも言えると思うので、街にどれだけ違和感なくなじめるかが大事だったと思うんですけど、上白石さんはもう初日に、家から15分くらいかけて歩いて会社に来たのかなというようなたたずまい。そこの感覚はものすごい。朝ドラもそうでしたけど。そこは本当に追随を許さない。そんな素敵な女優さん」と手放しでたたえると、上白石は「イジってません?」と照れ笑い。

 すると上白石も“松村先生”と呼びつつ「本当に他の追随を許さない。松村さんは役に溶け込むのが早い。シュッと溶け込んで入れる役者さん。いつも引っ張っていただいている」とほめ殺し返しをし、三宅監督も「どういう戦いなんだ(笑)」と苦笑。

 この日は、主人公たちが務める会社で、もし自分が働くとしたらどんな社員になりそう?という質問。松村から「社長~!」と、役どころからリーダー役を期待された光石は「僕、本当にリーダーシップとか無いんです」と固辞。当の松村は「僕はギリギリ遅刻してくるヤツじゃないですか。苦手なんです、約束の時間通りに行くの。もういい、アイツと思われながら肩身の狭い思いをしている役」と言い、上白石から「社会人としてはよろしくない」とダメ出し。ところがそんな上白石も、松村から「社長ポジションでは」と言われると「私、本当に意思決定ができないので、私が社長になったら破綻しますね。できます、できますって全部引き受けて皆から嫌われる(笑)」と苦笑いし松村も「それは敬遠破綻ですね」と納得。2人は「私たちは会社勤めができない」「僕らは社会に出れなかった人間たち」と自虐で一致した。

 最後に松村は「見た後に近くにいる人を助けてあげよう、少し手を伸ばしてあげようと思える映画になっていれば」。上白石は「この作品は、生きづらさを抱えた2人の物語、と説明されるんですけど、映画に出てくる人たちもそうだし今日ここに来ている人も、もしかしたら何かを抱えているものがおありなんだろうな、と。常に完璧にハッピーな人ってなかなかいないと思うので。すべての人のための映画だと思っています」とアピールしていた。

宮本信子「ヨーダになりたい」K-POPアイドル願望の生田智子は「習ったけど昭和が出ちゃう」

2022.06.08 Vol.web original

 

 映画『メタモルフォーゼの縁側』ヒット祈願イベントが8日、都内にて行われ、主演の芦田愛菜、宮本信子、共演の高橋恭平(なにわ男子)、生田智子、光石研と狩山俊輔監督が登壇。タイトルにちなみ一同が“メタモルフォーゼ(変身)したいもの”を明かした。

 一足先に試写を見た人から「キャスティングがイメージ通り」という声が上がっていることに、主人公の女子高生うららを演じた芦田は「原作の雰囲気が好きで、壊したくないと思っていたのでうれしい」と笑顔。

 BL漫画をきっかけに、うららと58歳差の友情を築く75歳の老婦人・雪を演じた宮本は「母が雪さんとキャラクターが被るんです。長い間、一つのものを大切にしていたことを表現したくて、母の私物を監督に相談して撮影に使わせていただきました」と思い入れを語った。

 うららの幼なじみ、紡を演じた高橋は「周りに幼なじみがいなかったのでいる人に話を聞きました。紡は“さりげないイケメン”なので“イケメンを出す”のではなく“出ちゃう”ことを意識して演じました」とユーモアを交えて語った。

 この日は、タイトルにちなみ登壇者に「何にメタモルフォーゼ(変身)したいか」という質問。芦田は「家に猫がいるので、猫になって一緒に日向でゴロゴロしたい」とキュートな回答。一方、宮本が「『スター・ウォーズ』のヨーダです。世の中が平和になるようにヨーダの力を借りたい」と壮大な回答で一同を驚かせると、その娘を演じた生田智子が「私はK-POPアイドルになってかっこよくセクシーに踊ってみたい。うちにもJKがおりまして昨晩も習ったんですけど上手に踊れないんです。どうしても“昭和”が入ってきちゃうんですよね」。

 そこに高橋が「鏡になりたい。子供のころ鏡の中に入れるんじゃないかと思っていたので、ミラーワールドに行ってみたい」と不思議回答。3人の個性豊かな回答にたじろぎつつ、光石は「実はミュージシャンになりたかった。楽器や歌、ダンスにコンプレックスがあるのでそれができる人をすごく尊敬してます」と言い、なにわ男子のメンバーとして活躍している高橋に「なんだったら(グループに)入ってもいいんだよ」。

 すると高橋も「ぜひ!一緒にやりましょう」と光石のメンバー入りを歓迎し場内を沸かせていた。

 この日は、映画の大ヒットと、ファンから寄せられた「夢」の成就を祈願して、大田区・新田神社の宮司による祈祷も行われた。

 映画『メタモルフォーゼの縁側』は6月17日より公開。

福士蒼汰に山本美月ら共演者がクレーム?「セリフが大変」宇宙人と女優のラブファンタジー『星から来たあなた』

2022.02.18 Vol.Web Original

 

 ドラマ『星から来たあなた』(Prime Video、23日から独占配信)の配信記念プレミアイベントが18日、都内で行われ、主演の福士蒼汰、ヒロインの山本美月、工藤阿須加、福原遥、今井翼、光石研の主要キャストが登壇。宇宙人を演じる福士に、山本や光石がクレームをつける場面があった。

 ドラマは、江戸時代の日本に到着し、地球の人々のなかに紛れて、400年ものあいだ正体を隠してひっそりと暮らしてきた宇宙人・東山満が主人公。現在は大学講師として生きている彼だが、3カ月後に故郷の星へ帰ることになったところでトップ女優の椿と運命的な出会いを果たし、いろいろな出来事に巻き込まれていく。ラブファンタジーであり、SF、サスペンスなどもさまざまな要素が入り混じる。

「宇宙人は2回目。瞬間移動とか空飛んだりはよくしていたのでやりやすかった」と福士。ただ、「400年間地球にいて、だからこそ人と関わることを避けていた。ある種、普通の青年とも見られるのかなと思っています。そんな彼が自分の星に帰るときに運命の人と出会う。何か心を揺さぶられてしまう、葛藤というのも演じる面白みであり難しさでもあったので、宇宙人の人間らしさを意識しながら演じていました」

 

初エッセイ本出版の俳優・光石研 父に知らせず「俺は1ミリも知らない。どういうことだ?」とすったもんだ

2022.02.04 Vol.Web Original

エッセイ『SOUND TRACK』でファッション、仕事から“暗黒時代”までも振り返る

 ベテラン俳優の光石研の初の著作となるエッセイ『SOUND TRACK』の刊行を記念したトークショーが2月4日に都内で開催され、光石が囲み会見を行った。

 同書ではファッション、仕事、ライフスタイル、故郷、そして人生の中で数度にわたり経験した“暗黒時代”などを当時の時代性とともに振り返っている。“暗黒時代”と表現する時期も、軽やかな筆致で描かれており、光石の人となりを感じさせる一冊となっている。

 とはいえ本人は「実はあまり読み返していない。自分のことだから恥ずかしくて。“今さら親父のことを読んでもな”とか思ってしまってあまり読み返せない。自分が出たドラマや映画も見返さないんですが、それ以上に今回は恥ずかしくて見返していない」とのこと。その父のエピソードは本の中で何度も出てくるのだが、当時としてはかなり破天荒なもの。光石は「実は父にはまだ送っていないんですが、昨日、LINEが来て“知り合いからお前の本が出ると聞いたが、俺は1ミリも知らない。どういうことだ?”と言われ、すったもんだあった」と本の中でのエピソードを裏付けるようなほやほやのエピソードを披露した。

木村拓哉主演のゲーム「ジャッジアイズ」最新作9月に発売

2021.05.08 Vol.Web Original

 木村拓哉が主演する人気ゲーム「ジャッジアイズ」シリーズの最新作『LOST JUDGMENT:裁かれざる記憶』(セガ)が9月24日に世界同時リリースされる。 

 木村と「龍が如くスタジオ」がタッグを組むリーガルサスペンスアクション。横浜を舞台に、木村演じる主人公の探偵・八神隆之が活躍する。電車内で痴漢を働いて逮捕された現役警察官の江原に有罪犯罪がくださようとしていた時、江原が横浜・伊勢佐木異人町の廃ビルで起こった事件への関与をほのめかす。弁護士の城崎さおりは、殺害事件の起きた日時に痴漢を働いて有罪判決を受けたことでアリバイを得た江原に対し、自分が何か「重大な見落とし」をしてい たのではないかと疑念を抱いて、八神に事件の調査を依頼する。 

 木村のほか、 前作に引き続き出演する中尾彬をはじめ、玉木宏、山本耕史、光石研らが登場する。

 PlayStationR5、PlayStationR4、Xbox Series X|S、Xbox One用向け。

「全国のスクリーンの裏に大杉漣さんが」遺志継いだバイプレイヤーズが初日迎え思い語る

2021.04.09 Vol.Web original

 

 映画『バイプレイヤーズ~もしも100人の名脇役が映画を作ったら~』完成披露イベントが29日、都内にて行われ、田口トモロヲ、松重豊、光石研、遠藤憲一をはじめ豪華キャストと松居大悟監督が登壇。リーダー的存在だった大杉漣さんがドラマ放送時から希望していた映画化の初日を迎え“元祖”バイプレイヤーズも感極まっていた。

 バイプレイヤーズ(=名わき役)たちが本人役で出演する人気ドラマシリーズの劇場版。

 日本を代表するバイプレイヤー100人が出演する本作。松重は「他の現場で、“オレ呼ばれてないんだけど、嫌われてるのかな”と言われたんですよ。100人出るってそういうことなんだな、と。この場にいれてよかった」と感慨深げ。

 映画版らしい冒頭のガンアクションについて、松居監督が「発砲が1発5000円くらいするので、50発くらいにとどめてほしいと言っていたんですけど、皆さん、とくに遠藤さんが足りない、と言い出して。結果300発くらいになってお金がかかった」と“元祖バイプレイヤーズ”の相変わらずの自由さにぼやく一幕も。

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