ホテル椿山荘東京(文京区)の初夏の風物詩「ほたるの夕べ」がいよいよラストスパート。四季だけではなく、椿・桜・新緑・蛍・涼夏・秋・冬の7つの季節に分け、美しい情景を提案する同ホテル。毎年「ほたるの夕べ」取材を行う記者が、今年初めてホテル棟3階のイタリア料理「イル・テアトロ」のディナーを体験した。
1954年からスタートし、昨年で70周年を迎えた「ほたるの夕べ」は、新緑の時期から蛍の情景が楽しめることで人気のイベント。2000年からは蛍の育成にも取り組み、自社の施設などで蛍の幼虫を飼育して庭園内に放流。蛍が生息しやすい環境の整備や、子どもたちに育成を通じた学びの場も提供している。今年は庭園内に新たな蛍鑑賞スポット「ほたる坂」が登場。さらに、昨年からバンケット棟の屋上で都市養蜂も開始した。
