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宮本もか&長野じゅりあがプリンセスタッグ王座初挑戦も「ふりーWiFi」に敗れベルト獲りならず【東京女子プロレス】

2023.10.28 Vol.Web Original

 東京女子プロレスが10月27日、東京・後楽園ホールで「ALL RISE ’23」を開催した。空手コンビの宮本もか、長野じゅりあ組がプリンセスタッグ王座に初挑戦も、王者組の「ふりーWiFi」乃蒼ヒカリ、角田奈穂組に敗れベルト獲りはならなかった。
 
 同じ空手出身で、これまでもコンビを組んできた宮本と長野は10・9東京たま未来メッセでシングル戦を行い、互いに認め合ってタッグ挑戦を表明。ベルトに挑むにあたって、チーム名を「真拳空勝(しんけんくうしょう)」と名付けた。宮本はインターナショナル・プリンセス王座に挑戦したことがあるが、タッグ王座へは初挑戦。長野はプロレスのベルトに挑むのが初めてとなった。
 
 序盤から「真拳空勝」は打撃技で攻め込むも「ふりーWiFi」は冷静に対応。長野が乃蒼に手刀、ミドルキック、ハイキックを叩き込めば、乃蒼はドロップキックで返す。さらに、乃蒼はドロップキック連打、グラウンドコブラツイスト、ミサイルキックと攻め込むと、長野は腕固めで逆襲。さらに長野が手刀、蹴りでたたみかけるも「ふりーWiFi」は長野にダブルキック。そして、合体技5Gで宮本を場外に排除。長野は乃蒼に手刀からブラジリアンキックもカウントは2。長野の旋風脚をかわした乃蒼はトラースキックからブリザード・スープレックスを決めて3カウントを奪取した。

プリプリ王者・山下実優が“北欧の未確認モンスター”レジーナを破り初V「ここから東京女子、私のやり方で盛り上げていきます!」【東京女子プロレス】

2023.10.28 Vol.Web Original

 東京女子プロレスが10月27日、東京・後楽園ホールで「ALL RISE ’23」を開催した。プリンセス・オブ・プリンセス王者の山下実優が“北欧の未確認モンスター”レジーナを苦戦の末に破り、初防衛に成功した。
 
 10・9東京たま未来メッセで瑞希を下し、4度目のプリプリ王座を戴冠した山下の前に立ちはだかったのは初来日のレジーナ。フィンランドでは男子選手からFCF(ファイト・クラブ・フィンランド)ヘビー級王座を奪った強豪で、166センチ、105キロの大型選手。25日の調印式では机に足を乗せるなど悪態をついていたが、山下とは前哨戦なしの一発勝負となった。
 
 ゴングが鳴る前、レジーナはボディーアタックで奇襲。開戦して、戦場が場外に転じると、レジーナは鉄柱に山下の足をぶつけ、客席のイスに投げ飛ばした。両者がリングに戻ると、レジーナは足をマットに叩きつけるなど足に集中砲火。レジーナは豪快なダイビング・ギロチンドロップを繰り出すも、山下はカウント2でクリア。ピンチを脱した山下はミドルキック連打、ラリアット。レジーナもチョップ、エルボー、裏拳で反撃。山下はリターンクラッシュをさく裂させるも、レジーナはジャーマン。山下もハイキックからジャーマンで返す。レジーナはラリアット、必殺のFinnish(ダブルアーム式パイルドライバー)を決めるも、山下はなんとか返す。山下はハイキックからSkull Kickを叩き込むも、レジーナはスピアー。さらにFinnishを狙うも、回避した山下はSkull Kick、クラッシュ・ラビットヒートを決めてレジーナを仕留めた。試合後、山下は握手を求めるも、レジーナは唾を吐きかけて退場。

SKE48荒井優希、引退する赤井沙希との最初で最後のシングル戦で敗退【東京女子プロレス】

2023.10.28 Vol.Web Original

 東京女子プロレスが1027日、東京・後楽園ホールで「ALL RISE ’23」を開催した。SKE48荒井優希が1112日の東京・両国国技館で引退する赤井沙希(DDT)と最初で最後の一騎打ちに臨むも敗れた。

  荒井は昨年4月に赤井と初タッグを結成。その後、チーム名は令和のAAと命名され、同年7月にはプリンセスタッグ王座を戴冠したが、今年14日の後楽園で陥落。918日の名古屋大会で最後のタッグを組んだ際、荒井が赤井とのシングル戦を熱望し、この日の一戦が実現した。

10・27後楽園で復帰の坂崎ユカが12・6北沢で卒業マッチ「残された時間で精いっぱい駆け抜けたい」【東京女子プロレス】

2023.10.25 Vol.Web Original

 東京女子プロレスが10月25日、都内で記者会見を行い、27日の東京・後楽園ホールで復帰する坂崎ユカが12月6日の東京・北沢タウンホール大会で卒業することを発表した。

 坂崎は5月8日の会見で、12月1日の後楽園大会での卒業をアナウンスしていた。しかし、その後、首の負傷によりドクターストップがかかり長期欠場。この度、医師の許可が下りたため、10・27後楽園での復帰がすでに決まっていた。そこで、本人と団体が協議した結果、12月6日に団体旗揚げの地である北沢で「東京女子プロレス誕生10周年記念興行~坂崎ユカ卒業スペシャル~」を開催し、同大会で卒業することになった。10・27後楽園~12・6北沢までの8試合すべてに参戦する。

 久しぶりに公の場に姿を見せた坂崎は「本当だったら12月1日卒業といって、今絶賛卒業ロード中だったと思うんですけど。ストップがかかって、私もお客さんもストップがかかった状態でモヤモヤさせてしまいましたが、決心がついたので12月6日北沢タウンホールで卒業することを発表させていただきます」とあいさつ。そして「それにあたって、やりたかったことが今、全部崩壊している状態だったので、時間のある中でどうしようとすごい考えたんですけど、できるだけ今残された時間で精いっぱい当たれる選手と当たって、卒業ロードにはなりますが、これを駆け抜けたいと思います」と述べた。

プリプリ王者・山下実優、悪態ざんまいの挑戦者レジーナに「5分以内で蹴り倒したい!」【東京女子プロレス】

2023.10.25 Vol.Web Original

 東京女子プロレスが10月25日、都内で記者会見を行い、27日の東京・後楽園ホール大会でプリンセス・オブ・プリンセス王座を争う、王者・山下実優と挑戦者・レジーナが登壇した。

 フィンランドから初来日となったFCF(Fight Club Finland)ヘビー級王者の“北欧の未確認モンスター”レジーナは166センチ、105キロの大型選手。来日初戦(10・20会津若松)では鳥喰かやを、第2戦(10・21仙台)ではHIMAWARIをいずれも5分ほどで料理した。

 携帯電話で話をしながら、コーヒーを片手に現れたレジーナは着席するなり、テーブルに両足を乗せる行儀の悪さ。調印書にサインしたレジーナは「日本に来て1週間経つけど、日本のレスリングは私にとって楽勝で楽しいもの。27日、このベルトがフィンランドに来ることになる。彼女はかわらしい弱々しいキックを使うけど、私には通用しないでしょう。彼女が通用するか試したいならやってみればいいんじゃない?」と不敵に語った。

 山下は「瑞希からベルトを獲って初めての防衛戦。一発目、レジーナ選手は大きくて、試合もいくつか見ましたけど、身体の大きさだけじゃなく、彼女の持っているベルトはミックストマッチで男子レスラーから勝ち獲ったものなので、彼女の強さは分かってます。彼女からはかわいらしい蹴りとか言われたけど、試合をした後も同じことを思えるのか? その後のコメントが気になります。彼女は東京女子に来て2戦しているけど、いずれも5分で終わってる。私はこのタイトルマッチで5分以内で蹴り倒したいと思います」とキッパリ。

“北欧の未確認モンスター”レジーナが東京女子マット制圧へ王手「世界最高だってことを見せつける」【東京女子プロレス】

2023.10.22 Vol.Web Original

 東京女子プロレスが10月21日、宮城・夢メッセみやぎ西館ホールで「TJPW CITY CIRCUIT ’23~仙台再上陸~」を開催した。“北欧の未確認モンスター”レジーナが東京女子プロレス制圧を宣言した。

 27日の東京・後楽園ホール大会で山下実優の持つプリンセス・オブ・プリンセス王座への挑戦が決定しているレジーナ。初来日の初戦となった昨日の会津若松大会では鳥喰かやを5分で仕留めて完勝してみせたが、今大会でもHIMAWARIを相手に規格外の暴れっぷりを見せつけた。

 166cm、105kgの体躯を武器に重量ファイトを見せるレジーナ。コーナースプラッシュやスティンクフェースでぺしゃんこにし、ショートレンジ・ラリアットから最後は得意のFinnish(ダブルアーム式パイルドライバー)で圧勝。タイトル奪取へ弾みをつけた。

「昨日と同じように今日も簡単に叩き潰してやったわ」と高笑いのレジーナ。山下戦へは「どんな戦いになるかなんて考えちゃいないけど、TJPWでリスペクトされている選手だということは承知している。だけど、私も(FCFヘビー級の)チャンピオンであり、ヨーロッパ最高の女子プロレスラーなの。ヨーロッパだけじゃなく、世界最高だってことを見せつける」と息巻くと「TJPWの征服を着々と進めているから」とコメント。東京女子プロレスの至宝奪取でレジーナの制圧完了となってしまうかのか…。

遠藤有栖が2度目の地元凱旋で待望の勝ち星。次なる野望は「凱旋の時はベルトを巻いて登場したい」【東京女子プロレス】

2023.10.21 Vol.Web Original

 東京女子プロレスが10月20日、福島・会津若松市文化センターで「TJPW CITY CIRCUIT ’23~遠藤有栖地元凱旋興行~」を開催した。昨年10月に続いて2度目の地元凱旋を果たした遠藤有栖が待望の白星をゲット。「凱旋の時はベルトを巻いて登場したい」と大きな野望をブチあげた。

 昨年はタッグマッチで坂崎ユカに敗れており「強くなって帰ってきます!」と地元ファンに涙ながらに誓っていた遠藤。今回は鈴芽、宮本もかとのトリオで辰巳リカ&渡辺未詩&桐生真弥組と対戦した。並々ならぬ気合で臨んだ遠藤は、今年8月にコーナーを踏み外してから封印していた磐梯山をここで解禁し、見事に決めてみせる。最後は「アリス」コールの中、桐生のスパインバスターを着地するや水車落としでぶん投げ、キャメルクラッチで一気に絞ってギブアップ勝ちを収め、2度目の地元凱旋で故郷に錦を飾った。

「去年、成長する姿を見せると言ったので、ちょっとは成長した姿を見せられたんじゃないかな」と笑顔を見せた遠藤は「凱旋の時もベルトを巻いて登場したい」と野望を明かす。地元・会津若松を「パワースポットだし、私の宝物…宝庫です」と語った遠藤。「今日いない選手も含めて全員でまた来たい」と3度目の地元凱旋にも期待を膨らませていた。

パートナー不在の前哨戦でも宮本がプリンセスタッグ戦へ奮起「私一人でも立ち向かう」【東京女子プロレス】

2023.10.15 Vol.Web Original

 東京女子プロレスが10月15日、東京・品川プリンスホテル内クラブeXで「TJPW CITY CIRCUIT ’23~品川公演~」を開催した。10月27日の後楽園ホール大会でプリンセスタッグ王座に挑戦する宮本が奮起を誓った。

 第5試合で組まれたプリンセスタッグ王者のふりーWiFi(乃蒼ヒカリ&角田奈穂)との前哨戦は宮本が2人の連係を一人で分断してみせるなど大奮闘。乃蒼に羅生門を決めることはできなかったが、コーナーに上った乃蒼を正拳突きで止め、乃蒼のトラースキックを食らうもボディースラムで叩きつける。

 代わった宮本のパートナーの風城が捕まると、宮本が乃蒼、角田にゼロ戦キックを繰り出したがここまで。低空クロスボディーや首固めでも勝負を決められなかった風城が角田の紫電改でフォール負け。

 本番までタッグパートナーの長野じゅりあは不在の状況だが、宮本は「私一人でもふりーWiFiに立ち向かうことができた。じゅりあさんと2人でなら絶対に勝てると思うので、この調子で頑張りたい」と気合を入れた。

インペイラーのインターナショナル・プリンセス王座初防衛戦は11・19大阪に決定【東京女子プロレス】

2023.10.15 Vol.Web Original

 東京女子プロレスが10月15日、東京・品川プリンスホテル内クラブeXで「TJPW CITY CIRCUIT ’23~品川公演~」を開催した。メインイベントで勝利を飾ったマックス・ジ・インペイラーの持つインターナショナル・プリンセス王座の初防衛戦が11月19日のエディオンアリーナ大阪第2競技場大会に決定。挑戦者については今月27日の後楽園ホール大会のバトルロイヤルで争われることも発表された。

 インペイラーは昼興行に続いて夜興行も愛野ユキ、原宿ぽむとのトリオで瑞希、中島翔子、鳥喰かや組を相手に大暴れ。終盤、愛野から試合を託されたインペイラーは中島翔子をファイアーマンキャリーから高速で叩きつけ、ドロップキックの連打にも倒れずヒップドロップを投下。パワーボムはコルバタで切り返され、トップロープでの619を食らうも代わった鳥喰かやに、原宿の「らふぉーれ原宿」の勢いを借りてキャノンボールを放つ連係も披露。瑞希の場外プランチャー、中島のトペ・コンヒーロのアシストから鳥喰がセカンドロープ・ローリングセントーンを放つもカウント2止まり。インペイラーは向かってきた鳥喰をカウンターのラリアットで黙らせて勝利した。

1年ぶり4度目の女性ファン限定興行は大盛況【東京女子プロレス】

2023.10.15 Vol.Web Original

 東京女子プロレスが10月15日、東京・品川プリンスホテル内クラブeXで「Go Girl 4~1年ぶり女性ファン限定興行~」を開催した。

 女性ファンの黄色い声援しか起こらない中、メインイベントの中島翔子&辰巳リカvs伊藤麻希&上福ゆきのタッグマッチは実力伯仲の熱戦に。それでも最後は中島の619連続投下にめげなかった上福が裏フェイマサーから正調のフェイマサーを一気に決めて勝負あり。伊藤&上福組が「ニベア エンジェルスキン ボディウォッシュ 1年分」をゲットした。

 女性ファンの歓声にホクホク顔の2人。伊藤は「普段はあまり人気ないけど、こういうところではモテる」と笑顔。上福も「コスチュームかわいいって言って褒めてもらえたり、化粧かわいいって褒めてもらえたり、女子同士は男子と違って勇気とかやる気に満ちあふれさせてもらえるよね」と感謝の言葉を口にした。

元空手世界王者・長野じゅりあが10・27後楽園で宮本もかとの「真拳空勝」でタイトル初挑戦【東京女子プロレス】

2023.10.11 Vol.Web Original

「挑戦するからには絶対にベルトを獲りたい!」

 東京女子プロレスが10月10日、東京・渋谷区のAbemaTowersで「WRESTLE PRINCESS IV」(10月9日、東京たま未来メッセ)の一夜明け会見を行った。元空手世界王者でプロレスのほか、看護師、女優、Tik Tokerとしても活動する長野じゅりあが10月27日の東京・後楽園ホールで宮本もかとのコンビで、プロレスのタイトルに初挑戦することが決まった。
 
 前日の東京たま未来メッセ大会では「ふりーWiFi」(乃蒼ヒカリ&角田奈穂)が東洋盟友(上福ゆき&桐生真弥)との王座決定戦を制して、プリンセスタッグ王座を初戴冠。長野と宮本はシングルでパートナー対決をして、互いの力を改めて認め合い「どちらが獲ってもタッグベルトに挑戦したい」と熱望していた。
 
 記者会見では、まず新王者組が登壇。角田は「今回は予選から勝ち上がって、昨日の王座決定戦があって。2人でタッグチャンピオンに挑戦することもあったけど。その時と決定戦は気持ちがまた別だった。絶対にこのチャンスを逃しちゃいけないと思っていたし、私個人としては初戴冠に向けて絶対に逃したくないという気持ちで挑んだ。昨日、試合をして、途中から絶対これはヒカリちゃんが私に最後を託してくれているなというのをすごく感じていたので、意地でも自分が勝ちたいと思っていた。初戴冠というところでは、真弥ちゃんが同じ気持ちでいたんだろうなという。今まで受けたことないぐらい強いエルボーでビックリしました。あんなに真弥ちゃんに意地になられていたら、逆にこっちが絶対に負けない、負けてられないと気持ちを奮い立たせられた。とにかくヒカリちゃんに助けてもらって勝てました」と振り返った。
 
 好アシストを見せた乃蒼は「私が初めて(インターナショナル・プリンセスの)ベルトを持った時って、まだコロナ禍でお客さんもいなくて声援もなかったんです。だから奈穂さんが勝ってくれた瞬間にリングサイドにいるお客さんとか、遠くにいるお客さんからの“おめでとう!”という祝福の声が聞こえたのがうれしくて。今回の試合は自分ももちろん頑張らないといけないけど、奈穂さんに勝利を握ってほしい気持ちが大きくて。きっとかみーゆ(上福)さんもベルトを巻いたことのない真弥ちゃんに、同じ思いをもっていたと思う。だからかみーゆさんのアシストに惑わされたし焦った部分もあるんですけど。そこは絶対に負けたくないし、奈穂さんに勝ってほしかったからこそ、最後の最後まで自分がアシストできてよかったなと思うし、自分が一番近くで奈穂さんがベルトを受け取る姿を見れたのがうれしかったなと思います」と語った。

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