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ONE参戦発表の与座優貴が「今年、獲りたい」と年内のタイトル獲得を宣言。フライ級の武尊、フェザー級の野杁正明との揃い踏みを目標に【ONE 】

2025.04.25 Vol.Web Original

 前K-1 WORLD GPライト級王者の与座優貴(team VASILEUS)が4月25日、都内にある所属ジムで囲み取材を行った。

 与座は22日にアジア最大級の格闘技団体「ONE Championship」と独占複数試合契約を締結したことが発表されている。

 与座は会見で「今年、獲りたい」と年内のONE世界王座獲得を目標に掲げた。与座はONEではバンタム級(65.7kg契約)に階級を上げて参戦する。同階級はジョナサン・ハガティーが王座に君臨。初代K-1 WORLD GPライト級王者のウェイ・ルイ、秋元皓貴、スーパーレック・キアトモー9といった強豪の名が並ぶ層の厚い階級だ。

 与座は「ようやく念願のONE参戦。本当んワクワクしている。戦いたい選手もたくさんいる。先輩たちの世界で戦う背中を見て来たので、やっと自分もそのリングで戦えるのは楽しみなので、これからいろいろな奴を倒してONEのベルトを獲りたいと思う」と笑顔を見せた。

 ともに取材に臨んだ武尊は「やっと優貴がONEに参戦できることになってチームメイトといsてすごくうれしい。優貴の強さは練習でもK-1での戦いでも分かっているので優貴の強さを世界中に知ら締めてほしいなと思っている」、野杁正明は「純粋にうれしく思う。優貴の強さを。K-1時代はなかなか相手もいなくて、僕の後をたどるではないが、僕も対戦相手がいなくて、優貴もそういう状況だった。胸を張って堂々と世界と戦える舞台を選んでくれたので、優貴の強さを証明してほしいと思っている」と期待をかけた。

野杁正明の王座獲得に「あの姿を見たら辞めるなんて言えない」と武尊が現役続行を明言。ロッタンとのダイレクトリマッチをアピール【ONE】

2025.04.25 Vol.Web Original

 K-1 WORLD GP3階級制覇王者の武尊(team VASILEUS)が4月25日、現役続行を明言し、ロッタンとのダイレクトリマッチをアピールした。

 武尊はこの日、ONE Championship参戦が発表されたばかりの与座優貴、ONE Championshipフェザー級(−70.3kg)キックボクシング暫定世界王者の野杁正明とともに囲み取材を行った。

 会見ではONE参戦が発表されたばかりの与座について「やっと優貴がONEに参戦できることになってチームメイトとしてすごくうれしい」などと語る一方で自身の去就については「この前の試合はふがいない結果になってしまって申し訳ないなという気持ちだったが、一つ前の試合で正明が最高の形でベルトを獲ってくれて、あの姿を見たら辞めるなんて言えないなと思った。正明もONEで2連敗してすごく苦しい時期を過ごしていたのを近くで見ていたので。あそこから復活して一気にベルトまで獲ったあの姿を見せられたら、これくらいで心が折れていたらダメだなと思ったし、また新しく優貴が参戦してくれて。試合は個人競技なので別々ですがONEで戦う仲間がまたチームの中で増えて、ジムの士気も上がっている。2人に負けないように僕もう少しだけ頑張ろうかと思っている」と現役続行を明言。

現役続行か?引退か?武尊が予定外の会見で「冷静になってしっかり考えて、また正式に発表したい」【ONE172】

2025.03.24 Vol.Web Original

 K-1 WORLD GP3階級制覇王者の武尊(team VASILEUS)が3月23日、自身の去就について「冷静になってしっかり考えて、また正式に発表したい」と語った。

 武尊はこの日、ONE Championshipの約1年2カ月ぶり4度目となる日本大会「ONE172:TAKERU VS RODTANG」(埼玉・さいたまスーパーアリーナ)のメインイベントで前ONEムエタイ世界フライ級王者のロッタン・ジットムアンノン(タイ/Jitmuangnon Gym)と対戦した。

 試合は1Rにロッタンの左フックでダウンを奪われた武尊がカウントぎりぎりで立ち上がり、ファイティングポーズを取るも、KO負けとなり、会場には武尊ファンの悲痛の叫びがこだました。

 試合後に予定外の会見を行った武尊は「今日の大会がこうやって、ONEのこんな大きい大会を日本でできたことがありがたいことだし、本当に普段、ONEでは見れないような日本の選手たちがみんな集まってくれて、一緒に世界と戦えてうれしかったし、大会の関係者や出場してくれた選手たちには本当に感謝したい」と大会を振り返った。

 ダウンの際にはセコンドのほうを見ながらぎりぎりまでダメージの回復に務めていたように見えたのだが、ストップがかかった。この場面についてはしばし黙考したうえで「カウントについてはもちろんダメージの回復を待ってはいたが、立ってもどうなったか分からないというのもあるし。そこについてはなんの文句もない。自分が弱かっただけ」と潔く負けを認めた。

1年2カ月越しでついに実現させたロッタン戦で武尊がまさかの1RKO負け【ONE172】

2025.03.23 Vol.Web Original

 K-1 WORLD GP3階級制覇王者の武尊(team VASILEUS)がONE Championshipの約1年2カ月ぶり4度目となる日本大会「ONE172:TAKERU VS RODTANG」(3月23日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)のメインイベントで前ONEムエタイ世界フライ級王者のロッタン・ジットムアンノン(タイ/Jitmuangnon Gym)と対戦した。試合はロッタンが1RでKO勝ちを収めた。

 2人は当初、昨年1月の日本大会で対戦の予定だったのだが、ロッタンがケガで欠場。武尊にとっては待ちに待った対戦実現だった。

 武尊はロッタンの代わりに「ONEフライ級キックボクシング世界タイトルマッチ」で王者スーパーレック・キアトモー9と対戦。5R戦い切る激闘を展開も判定で敗れ、試合中に折ったヒザの骨折と腿と腕の筋断裂の治療のため休養。9月に再起戦に臨むとタン・ジンをKOで破り、試合後にはロッタンと額を突き合わせての視殺戦を展開した。

武尊の「全力で殴り合いましょう」にロッタンは「すべて出し尽くし思いっきりやろう。地獄絵図にしてやるよ」と返答【ONE172】

2025.03.22 Vol.Web Original

 ONE Championshipの約1年2カ月ぶり4度目となる日本大会「ONE172:TAKERU VS RODTANG」(3月23日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の前日計量とハイドレーションテストが3月22日、都内で行われ、埼玉・さいたまスーパーアリーナでは公開計量が行われた。

 メインイベントで対戦する武尊(Team Vasileus)は61.12kg、ロッタン・ジットムアンノン(タイ/Jitmuangnon Gym)は60.89kgでともに規定体重のフライ級(−61.2kg)をクリア。ONE特有の計量システムであるハイドレーションテストによる尿比重についても武尊は1.0095、ロッタンは1.0083でクリアした。

 公開計量ではフェイスオフで今回も互いに額を押し付け合い、バチバチと火花を散らす。ステージ上のインタビューでは武尊は「この試合をやるためにONEと契約した。やっと戦えてうれしい。明日はお互いに全力を出すだけ。全力で殴り合いましょう」とロッタンにメッセージ。

 ロッタンは「みんなが待ち望んでいた試合だ。明日はお互いのベストを尽くそうぜ、すべて出し尽くし思いっきりやろう。俺は武尊が入ってこようとしても、やりたいことすべてに対応するし、準備ができている。地獄絵図にしてやるよ」と返した。

武尊「仕上がりは150%。ロッタン選手と世界最高の殴り合いをして必ず勝つ」公開練習でファンの前で宣言【ONE172】

2025.03.20 Vol.Web Original

 ONE Championshipの約1年2カ月ぶり4度目となる日本大会「ONE172:TAKERU VS RODTANG」(3月23日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の公開練習が3月20日、都内で開催された。

 メインイベントで対戦する武尊(Team Vasileus)とロッタン・ジットムアンノン(タイ/Jitmuangnon Gym)はそれぞれミット打ちを披露。寒空の中、短時間ではあったが順調な仕上がりを感じさせた。

 ミット打ちの後にロッタンは「日本に戻ってこれて、また日本で試合ができることを大変うれしく光栄に思う。日本に戻って来れて大変うれしい」、武尊は「試合までしっかり調整して、23日は最高の試合をして、ロッタン選手と世界最高の殴り合いをして必ず勝つ」とコメントした。

 その後にはファンからの質問コーナーがあり、武尊は「今の仕上がりは?」という質問に力強く「150%」、「一番鍛えている筋肉とアピールしたい好きな筋肉は?」という質問には「パンチを打つと付くのが背中の筋肉。背中の筋肉がチャームポイントです」とジョーク交じりで答えるなどリラックスムード。

寒空の下での公開練習で震えるロッタンに武尊がウインドブレーカー【ONE172】

2025.03.20 Vol.Web Original

 ONE Championshipの約1年2カ月ぶり4度目となる日本大会「ONE172:TAKERU VS RODTANG」(3月23日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の公開練習が3月20日、都内で開催された。

 練習後のトークセッションの際に寒さで震える対戦相手のロッタン・ジットムアンノン(タイ/Jitmuangnon Gym)に武尊(Team Vasileus)がウインドブレーカーを用意する場面があった。

 この日の公開練習は屋外で開催。まだまだ気温が低いこともあり、選手たちはジャージーなどを着込んだうえでミット打ちなどを披露した。

武尊と対戦のロッタン「自分はダウンも取られないしKOもされない」心は早くも祝勝会の焼き肉屋!?【ONE172】

2025.03.19 Vol.Web Original

 ONE Championshipの約1年2カ月ぶり4度目となる日本大会「ONE172:TAKERU VS RODTANG」(3月23日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)のメディアデー(囲み取材)が3月19日、都内で行われた。

 メインイベントで武尊(Team Vasileus)と対戦するロッタン・ジットムアンノン(タイ/Jitmuangnon Gym)が「自分はダウンも取られないしKOもされない」と勝利への揺るぎない自信を見せた。

 ロッタンはこの日の囲み取材に出席の予定はなかったのだが、急きょの飛び入り参加。「一日一日がゆっくりに感じている。16日に来日してから3日しか経っていないが早く23日になってほしい。早く試合を終わらせて焼き肉を食べに行きたい。前に連れて行ってもらった焼き肉屋が美味しかったので、そこに連れていけ!(笑)」と上機嫌。

 試合については「武尊をKOする。2人の共通の武器はパワー。究極の話、どちらがいいタイミングを見つけられて、KOできるかというところになるかなと思う。(武尊の)前回の試合を見ても自分がダウンを取られることもKOされることもないと思っている。リングでどういう試合になるかは分からないが、今はそんな気持ち。武尊選手よりも自分のほうがアグレッシブだし、今までで一番アグレッシブな試合になる」との見立て。

 体重については無言でガッツポーズ。そして「計量はすごく自信がある。練習に関してもきちんとやってきた。今回に向けて普段はやっていない朝練もやってきた。休日も走ってきた」と今回は体重超過は大丈夫なよう。

 この日のリラックスぶりについては「基本的に試合をするのが好きなので、試合に向けてはいつもリラックスしている。ファイターなので試合をするのが楽しみなのであまりストレスはない。リングに上がるのが楽しみ」と語った。

龍聖が「魔裟斗さん、武尊さんの次のカリスマになりたい」格闘家としての究極の目標掲げる【ONE172】

2025.03.19 Vol.Web Original

 ONE Championshipの約1年2カ月ぶり4度目となる日本大会「ONE172:TAKERU VS RODTANG」(3月23日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)のメディアデー(囲み取材)が3月19日、都内で行われた。

 ONE初参戦となるKNOCK OUTのISKA世界スーパーフェザー級(K-1ルール)王者・龍聖(Team KNOCK OUT)が魔裟斗と武尊の名を挙げ「次のカリスマになりたい」と格闘家としての目標を口にした。

 龍聖は対戦相手のスリヤンレック・ポー・イェンイン(タイ/Bravery Gym/Por Yenying)について「一発のパンチが強いパワーファイター」と評価。スリヤンレックは激闘派のファイターなのだが「がちゃがちゃしたペースになることは9分間の中にはあると思うが、そのまま打ち合って“打ち合い上等”とは考えていない。準備してきたこともあるし、試合の中で考えながら戦っていこうと思う」と語った。

 そして「どんな展開になっても、みんなが驚くような、みんなの心が動くような試合をしたい。日本人なので理想は侍ではないが一発で斬るような試合をしたい。準備してきたものは当たれば一発で終わると思う」と続けた。

タワンチャイと暫定王座決定戦の野杁正明「日本人選手が海外の選手に通用するということを証明したうえでメインの武尊君につなげたい」【ONE172】

2025.03.11 Vol.Web Original

 ONE Championshipの約1年2カ月ぶり4度目となる日本大会「ONE172:TAKERU VS RODTANG」(3月23日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)に出場する野杁正明(team VASILEUS)が3月11日、都内で公開練習を行った。

 野杁はコメイン(第13試合)で行われる「フェザー級(−70.3kg)キックボクシング暫定世界王者決定戦」でタワンチャイ・PK・センチャイ(タイ/PK Saenchai Muay Thai Gym)と対戦する。

 この日はシャドーの後に2分間のミット打ちを行った。

 その後の会見で野杁は「連戦が続いていることもあって正直疲れているが、今回は絶対に勝てないと言われている相手なので、そういったところでも純粋に準備期間を楽しく過ごせているし、ワクワクしかない。疲れているが、この準備期間で作ったものを当日出せることを自分自身楽しみにしている」と現在のコンディションについて語った。

“霊長類最強”吉田沙保里が“世界最強の男”目指す武尊に贈る言葉は「最後は気持ち」【ONE172】

2025.03.04 Vol.Web Original

 女子レスリング五輪3連覇の吉田沙保里が3月4日、「ONE172:TAKERU VS RODTANG」(3月23日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)で天下分け目の大一番に臨むK-1 WORLD GP3階級制覇王者の武尊(team VASILEUS)にメッセージを贈った。

 武尊は今大会で前ONEムエタイ世界フライ級王者のロッタン・ジットムアンノン(タイ/Jitmuangnon Gym)と対戦する。この日は公開練習が行われ、2年前から親交があるという吉田が激励に訪れ、武尊の私物のバッグに「最後は気持ち」という言葉をしたためた。

 吉田はこの言葉の意味について「私もちゃんと練習をして、自分の自信に替えて戦いに行っていたが、最後、マットに上がる時は強い気持ちを持っていないとダメ。ここまでやってきたけど、マットに上がった時に“大丈夫かな?”とか不安な気持ちとかネガティブになると負けてしまうので“ここに何しに来たんだ?”ということを考え“私は金メダルを獲りに来た”“何連覇しに来た”という強い気持ちでマットに上がっていた。最後は“ここまで来たんだから、後は自分の持っているものをすべて出し切ろう”という気持ちでやってきたので、それをタケちゃんに贈らせてもらった」と自身の経験から説明。武尊は「僕にピッタリの言葉をありがとうございます」と感謝の言葉を返した。

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