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海人がシッティチャイを相手に防衛戦。世界最強への道に向け「ここで負けてるようでは始まらない」と不退転の決意【KNOCK OUT】

2025.12.03 Vol. Web Original

 KNOCK OUTが12月3日、都内で年末のビッグマッチ「KNOCK OUT.60 ~K.O CLIMAX 2025~」(12月30日、東京・国立代々木競技場第二体育館)の最終対戦カード発表会見を開催した。

 シュートボクシング(SB)のエースでSB世界スーパーウェルター級王者の海人(TEAM F.O.D)の参戦がついに発表された。初代KNOCK OUT-BLACKスーパーウェルター級王者でもある海人は防衛戦でシッティチャイ・シッソンピーノン(タイ)と対戦する。

 会見で海人は「ここで負けてるようでは始まらない」と不退転の決意を口にした。

 シッティチャイは元GLORY世界ライト級王者でムエタイとキックボクシングで11度の世界王座獲得歴がある。2020年からはONE Championshipに参戦。昨年6月には野杁正明のONEデビュー戦の相手を務め、判定勝ちを収めている。8月にONEからのリリースが発表され、その動向に注目が集まる中、同月の後楽園大会で山口元気代表がシッティチャイと複数試合契約を結んだことを発表。海人にラブコールを送っていた。

 海人は2021年2月に日菜太を破りこの王座を獲得。ホームであるSBに加えRISE、GLORY、ONE Championshipにも出場となかなかKNOCK OUTへ参戦することができず、今回が初防衛戦となる。

海人がエースの座を返上しSB“卒業”を表明。次の戦場は明言せずも「世界最強を証明する僕の姿に期待してください」【SB】

2025.11.25 Vol.Web Original

 シュートボクシング(SB)のエースでSB世界スーパーウェルター級王者の海人(TEAM F.O.D)が11月24日、世界最強を目指し、2026年は新たな戦いの場を目指す意思があることを表明した。

 海人はこの日、SBの創設40周年記念大会「~SHOOT BOXING 40th Anniversary~S-cup×GZT 2025」(東京・国立代々木競技場第二体育館)のメインイベントで、今年6月に敗れたエンリコ・ケール(ドイツ/元GLORY世界ライト級1位)とのリベンジマッチに臨み、ダウンを奪った上での判定勝ちを収めた。

 その試合後のマイクで、来年から本格的に世界最強を目指す戦い、世界最強のベルトがあるリングへの挑戦を表明。「SBのエースの座を次の時代の若い選手たちに譲りたい」とSBからの“卒業”を表明したうえで「世界最強を証明する僕の姿に期待して楽しみにしていてください」とファンにメッセージを贈った。

海人が6月に敗れたケールにダウンを奪った上での判定勝ちでリベンジ成功。試合後は「エースの座を若い選手たちに譲りたい」と意味深発言【SB】

2025.11.25 Vol.Web Original

 シュートボクシング(SB)の創設40周年記念大会「~SHOOT BOXING 40th Anniversary~S-cup×GZT 2025」(11月24日、東京・国立代々木競技場第二体育館)のメインイベントでSB世界スーパーウェルター級王者の海人(TEAM F.O.D)がエンリコ・ケール(ドイツ/元GLORY世界ライト級1位)と対戦し、ダウンを奪った上での判定勝ちを収めた。

 2人は今年6月に対戦し、圧倒的な手数で攻めまくったケールが判定勝ちしており、海人はリベンジに成功した。

 1R、オーソドックスの海人にサウスポーのケール。いきなり前に出てパンチ、蹴りのケール。海人も一歩も引かず打ち返す。そして海人は蹴り足をキャッチして右ストレートでダウンを奪う。立ち上がったケールはすぐに前に出てパンチ、ヒザ、ロー。海人も右カーフ、パンチを返す。ケールは組み付いてヒザ。離れてミドルも海人もが見切る。ケールはパンチを振ってから組み付きヒザ。海人は上下にパンチを散らす。海人は右フック、左ボディー。海人はチェンジを繰り返し、左インロー、右ロー。ケールのラッシュをかわして“打って来い”の海人。

【短期集中連載】〈日本で最も歴史の長いプロ格闘技・シュートボクシング40年史〉最終回 いざエンリコ・ケールとの再戦へ。SBの最高傑作は再戦にめっぽう強い

2025.11.23 Vol.Web Original

 来る11月24日、東京・国立代々木競技場第2体育館で創立40周年記念興行「〜SHOOT BOXING 40th Anniversary〜S-cup×GZT 2025」を行うシュートボクシング。プロ格闘技団体として同じ名前では史上最長となる40年という長い歴史を振り返る。(文・布施鋼治/写真提供・一般社団法人シュートボクシング協会)

海人が「ここで負けたらまたシュートボクサーが弱いと思われてしまう」とSBのエースのプライドをかけエンリコ・ケールへのリベンジ誓う【SB】

2025.11.23 Vol.Web Original

 シュートボクシング(SB)の創設40周年記念大会「~SHOOT BOXING 40th Anniversary~S-cup×GZT 2025」(11月24日、東京・国立代々木競技場第二体育館)の前日計量が11月23日、都内で行われた。

 記念大会を締めくくるメインイベントに出場するSB世界スーパーウェルター級王者の海人(TEAM F.O.D)は69.40kg、対戦相手のエンリコ・ケール(ドイツ/元GLORY世界ライト級1位)は70.00kgで規定体重をクリアした。

 2人は今年6月に対戦し、圧倒的な手数で攻めまくったケールが判定で勝利を収めている。海人にとってはリベンジマッチとなる。

 計量後に行われた会見でケールは「また日本に呼んでくださってありがとうございます。明日はファンの皆さんに素晴らしい戦いを見せます」、今日、久しぶりに顔を合わせて海人について問われた際には「相手の顔を見て、今日感じたのは自信です。その自分の自信を明日、ファンの皆様に見せたいと思います」と返り討ちに自信を見せた。

 海人は「40周年の最後の大会でメインを張らせてもらうので、そこにふさわしい倒し方をして、前回の借りをしっかり返したいなと思っています」とSBのエースとして必勝を誓った。この日、ケールと顔を合わせ「本当にいい顔つきやし、いい目つきで本当に気合が入った感じに見えたので、僕自身もより一層気合も入ったし、より一層リベンジに燃えています」と闘志を燃やした。

エンリコ・ケールが「今回も勝つ。ハリケーンが力を増している」と前回以上のアグレッシブファイトで海人返り討ちを宣言【SB】

2025.11.22 Vol.Web Original

 シュートボクシング(SB)の創設40周年記念大会「~SHOOT BOXING 40th Anniversary~S-cup×GZT 2025」(11月24日、東京・国立代々木競技場第二体育館)の来日外国人選手の公開練習が11月22日、都内で開催された。

 SB世界スーパーウェルター級王者の海人(TEAM F.O.D)と対戦するエンリコ・ケール(ドイツ/元GLORY世界ライト級1位)が「今回も勝つ」と返り討ちに自信を見せた。2人は今年6月に対戦し、圧倒的な手数で攻めまくったケールが判定で勝利を収めている。海人にとってはリベンジマッチとなる。

 ケールは「再戦ですが、僕は前回勝って、それで終わりのはずだったんですけど、海人選手はもう一度僕と戦いたいということだった。それは彼のエゴ。それならもう一度戦いましょう。ただ僕は前回勝ったので今回も勝ちます」と2連勝を宣言した。

海人が進化を感じさせる内容で連敗を2で止め「世界最強」への道を再スタート。40周年記念大会では強敵との対戦を希望【SB】

2025.10.12 Vol.Web Original

 SB世界スーパーウェルター級王者の海人(TEAM F.O.D)がシュートボクシング(SB)の今年最後の後楽園ホール大会「SHOOT BOXING 2025 act.5」(10月11日、東京・後楽園ホール)のメインイベントでペットマイ・スィアダム.ムーパーラー(タイ)を相手に再起戦に臨んだ。試合は海人が進化を感じさせる内容での判定勝ちで連敗を2で止め「世界最強」への道を再スタートさせた。

 海人は5月の「ONE Friday Fights」でモハメド・シアサラニに判定負け、6月にはGLORY世界ライト級1位エンリコ・ケールに判定負けとキャリア初の2連敗を喫していた。

 対戦相手のペットマイは100戦近いキャリアを持ち、現在はRWS(ラジャダムナン・ワールド・シリーズ)を主戦場にする26歳。元ラジャダムナンスタジアム認定スーパーウェルター級1位という強豪。

2連敗中の海人が敗因を分析「どのポイントも相手に取られない戦いをやっていく」【SB】

2025.10.10 Vol.Web Original

 シュートボクシングの「SHOOT BOXING 2025 act.5」(10月11日、東京・後楽園ホール)の前日計量が10月10日、都内で行われた。メインイベントで対戦するSB世界スーパーウェルター級王者の海人(TEAM F.O.D)は69.5kg、ペットマイ・スィアダム.ムーパーラー(タイ)は69.95kgでともに規定体重の−70.0kgをクリアした。

 海人は5月の「ONE Friday Fights」でモハメド・シアサラニに判定負け、6月にはGLORY世界ライト級1位エンリコ・ケールに判定負けとキャリア初の2連敗中。再び“世界最強”を求めての再出発となる大事な一戦となる。

 対戦相手のペットマイは100戦近いキャリアを持ち、現在はRWS(ラジャダムナン・ワールド・シリーズ)を主戦場にする26歳。元ラジャダムナンスタジアム認定スーパーウェルター級1位という強豪。

 海人はこれまでチャムアトーン・ファイタームエタイ、ピンペット・バンチャメーク、ペットモラコット・ペッティンディーアカデミーといったタイのトップファイターに敗れており、そういった意味でも試練の一戦となる。

 シュートボクシング協会のシーザー武志会長は「海人は今、負けが続いているので、今回が最後ぐらいの気持ちで素晴らしい試合をしてほしい」、緒形健一代表は「逆境を乗り越えて、また世界につながるような次のストーリーを明日は作ってほしい」と檄を飛ばした。

野杁正明を破ったシッティチャイと複数試合契約。山口代表は「海人選手にふさわしい相手」と海人に防衛戦を要望【KNOCK OUT】

2025.08.30 Vol.Web Original

 KNOCK OUTの山口元気代表が8月29日、東京・後楽園ホールで行われた「KNOCK OUT.56 ~NEW BEGINNING~」の第8試合後に、8月にONE Championshipを離れたばかりのシッティチャイ・シッソンピーノン(タイ)と複数試合契約を結んだことを発表した。

 シッティチャイの「僕はKNOCK OUTと契約しました。KNOCK OUTのリングで日本の皆さんに会えることを楽しみにしています」というビデオメッセージが流され、これを受けた山口代表は「元GLORYフェザー級チャンピオンのシッティチャイ・シッソンピーノン選手と複数試合契約をしました。正真正銘の70kgの世界のトップファイターですね。今、70kgのKNOCK OUTの王者は海人選手。海人選手にふさわしい相手はシッティチャイじゃないかなと思って、ぜひ見たいと思っています。海人選手、ぜひ防衛戦をやってほしいです」とKNOCK OUT-BLACKスーパーウェルター級王者の海人(TEAM FOD)との防衛戦をアピール。

海人がGLORY1位のエンリコ・ケールに判定負けで2連敗。ベスタティへのリベンジマッチ実現に向け痛い黒星【SB】

2025.06.23 Vol.Web Original

 シュートボクシング(SB)の「SHOOT BOXING 2025 act.3」(6月22日、東京・後楽園ホール)のメインイベントでSB世界スーパーウェルター級王者の海人(TEAM F.O.D)が再起戦でGLORY世界ライト級1位のエンリコ・ケール(ドイツ)と対戦するも判定負けを喫した。

 海人は5月23日にタイ・ルンピニースタジアムで行われた「ONE FridayFights 109」でONE Championshipデビュー戦に臨んだもののモハメド・シアサラニの術中にはまり判定負けを喫しており、この日の敗戦で2連敗となった。また海人にとっては70戦のプロ戦績の中で初めての連敗でもある。

 1R、オーソドックスの構えの海人とオーソドックスの構えのケール。いきなり近距離でケールが左右のボディー。海人はローから前蹴り。ケールはガードを固めて左インローから細かいパンチを連打。海人もワンツーを返す。海人はパンチからヒザをボディーに。ケールは首相撲からヒザを連打。ブレイク後も細かいパンチを連打のケール。海人も前蹴り、ジャブを返す。ケールは詰めてヒザを連打。細かいボディーを連打。海人は右ロー、ワンツー。海人のボディーにケールが左フック。とにかく手数を絶やさないケール。海人がパンチを返したところにケールが左フックをヒット。海人は前蹴り、ヒザ。ケールがパンチを返す。

ONEでの敗戦からの再起戦の海人が「負けた姿はもう誰にも見せたくない」 GLORY1位エンリコ・ケール戦での必勝を誓う【SB】

2025.06.02 Vol.Web Original

 シュートボクシング(SB)が6月2日、都内で「SHOOT BOXING 2025 act.3」(6月22日、東京・後楽園ホール)のカード発表会見を開催した。

 会見にはすでにカードが発表されているSB世界スーパーウェルター級王者の海人(TEAM F.O.D)も出席した。海人は5月23日にタイ・ルンピニースタジアムで行われた「ONE FridayFights 109」でONE Championshipデビュー戦に臨んだもののモハメド・シアサラニの術中にはまり判定負けを喫している。

 海人は今大会ではGLORY世界ライト級王者のティジャニ・ベスタティとの再戦に向けた最終関門ともいえる同級1位のエンリコ・ケール(ドイツ)と対戦する。

 シーザー武志会長は「タイでやった試合は相手が一回り大きかった。その分、海人はもっともっとパワーをつけて、筋肉をもっと増やさなくてはいけない。無駄な筋肉はいらないので、背中とか腕力に努力してつければ。 一回、苦戦して負けると、その分努力をして頑張ると、負けた選手というのは前より強くなって帰ってくる。その試合が22日に見れたらいいなと思っています。海人には変わった“これぞ海人だ”という試合を見せてほしい」と期待した。

 海人は「まずは先日のONEの大会、応援してくれた皆様ありがとうございました。結果は負けて、本当に悔しかったし、カッコ悪いなって自分の中では思っていて。ただ今はこのエンリコ戦に向けてしっかり切り替えて本当に強くなるしかないし、僕は世界最強を目指しているし必ずなりたいと思っている。そのためにもずっと引きずっているより次の一戦のために変わった姿を、強くなった姿を見せないとダメやなと思っている。エンリコ選手は世界でトップに戦ってきた選手。でも僕が目指しているのはまた一つ上のベスタティという選手ですし、ここをしっかり勝たないとそこも挑めないので、しっかり勝ちたい。今回勝ったからといって前回の負けがなくなるわけじゃないですけど、しっかり勝ってベスタティ戦につなげて、そこもしっかり乗り越えていって、またONEという舞台にも必ず挑戦したいなと思っている。まずは次戦に向けてしっかり仕上げて、また強くなった姿を皆さんに見せたいなと思っている。何回も言うけど皆さんにはまた期待しててほしいなと思っています」と捲土重来を期した。

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