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海人「SBもKNOCK OUTも背負っていく覚悟もできた。違うレベルの試合を見せる」【4・10 SB】

2021.04.09 Vol.Web Original

シーザー会長「日本には相手がいないんじゃないか」

「SHOOT BOXING 2021 act.2」(4月10日、東京・後楽園ホール)の前日計量が4月9日、都内で開催され、全選手が規定体重をクリアした。

 今大会のメインを務めるのはSBの“絶対エース”海人(TEAM F.O.D)。2月に行われた「REBELS~FINAL~」でこれまで日本の中量級を背負ってきた日菜太の持つREBELS-BLACKスーパーウェルター級王座に挑戦し、判定勝ちを収め王座を獲得。KNOCK OUT BLACKスーパーウェルター級王者となっての初戦となる。

 対戦するはBigbangウェルター級王者、元MA日本スーパーライト級王者のモハン・ドラゴン(ネパール/士魂村上塾)。

 計量後に両選手揃っての前日会見が行われ、会見の冒頭、シーザー武志日本シュートボクシング協会会長が海人について「日本には相手がいないんじゃないかというくらい素晴らしい成長を見せてくれた」と語った。

日菜太を破った海人が改めて「対世界」に自信。対戦アピールのRISE王者ベイノアには「興味ない」【REBELS】

2021.03.01 Vol.Web Original

日菜太のミドルに「世界にも通用させてきた、70kgのミドルなんやなと思った」

 REBELSの最終興行となる「REBELS ~The FINAL~」(2月28日、東京・後楽園ホール)の一夜明け会見が3月1日、東京都内で開催された。

 ダブルメインイベントの第2試合、文字通りのREBELS最終試合で王者・日菜太(クロスポイント吉祥寺)を破り、REBELS-BLACK スーパーウェルター級王者となったシュートボクシング(SB)のエース海人(TEAM F.O.D)が改めて「対世界」への思いを口にした。

 海人は「昨日は初出場なのにREBELSさんの最後という偉大な大会に出場させてもらい光栄に思っています。日菜太選手に“世界に行ってきれくれ。通用する”と言われたので、その言葉に恥じないようにしっかり覚悟を決めて、このベルトもしっかり自分のものとして誇れるように世界に挑んでいきたい」と話した。

 試合については「もっと蹴ってくると思っていたが、思ったよりパンチが多かったし、姿勢も低かった。序盤から腹にヒザが入っていったので、想定にはなかったが後半に顔面に持っていこうかなという作戦に途中から変えた」と振り返った。

 対戦した日菜太の印象については「数は少なかったものの左ミドルの重さは、僕も70kgに上げて、それなりの選手ともやらせてもらったが、その中でも重かった。日本人に対しても世界にも通用させてきた、70kgのミドルなんやなと思った。質などはタイ人選手もすごいが、重さは体重も上なので、腕にずしっと伝わってきた」と話した。しかし「僕が目指しているのは世界なので、そのために体も作っているので大丈夫」と力負けは感じなかったという。

海人が対日本人11年負けなしの日菜太に勝って王座獲得【REBELS】

2021.03.01 Vol.Web Original

「70kg日本最強」の称号を日菜太から奪い取る

 シュートボクシング(SB)のエース海人が(TEAM F.O.D)がREBELSの最終興行となる「REBELS ~The FINAL~」(2月28日、東京・後楽園ホール)のダブルメインイベントの第2試合で行われた「REBELS-BLACK スーパーウェルター級タイトルマッチ」で王者・日菜太に挑戦し、2-0の判定で勝利を収め、王座を獲得した。同時に「70kg日本最強」の称号を日菜太から奪い取った。

 2010年に旗揚げしたREBELSは今大会が最終興行。3月13日の「KNOCK OUT ~The REBORN~」(東京・後楽園ホール)から「KNOCK OUT」にブランドが統一される。

 日菜太は「K-1 WORLD MAX」の時代から−70kgで活躍。2010年3月の「K-1 WORLD MAX」で中島弘貴に敗れて以降、現在まで11年間、70kgでは日本人に負けなしで「−70kg日本最強」の称号を欲しいままにしてきた。そして昨年12月にREBELSとKNOCK OUTの2ブランドが統一されることが発表された折には木村“フィリップ”ミノル(PURGE TOKYO)と海人との対戦をアピール。これに海人が応じ、今回のタイトルマッチが実現した。

ファイナル大会で日菜太vs海人の日本人大物対決が実現【2.28 REBELS】

2021.01.24 Vol.Web Original

最後のREBELSで2つのタイトルマッチ

 REBELSが1月24日、東京都内で会見を開き「REBELS~The FINAL」(2月28日、東京・後楽園ホール)の対戦カードを発表した。

 REBELSは今大会で「KNOCK OUT」にブランドが統合されることから「REBELS」としては最後の大会となる。

 この日は王者・日菜太(クロスポイント吉祥寺)にシュートボクシング(SB)のエースである海人(TEAM F.O.D)が挑戦するREBELS-BLACKスーパーウェルター級と、王者・老沼隆斗(STRUGGLE)に白幡裕星(橋本道場)が挑戦するREBELS-REDスーパーフライ級の2つのタイトルマッチを含む6試合が発表された。

 日菜太は現在34歳のK-1 WORLD MAXでも活躍したベテラン。70戦51勝(17KO)19敗の戦績を誇り、長くこの階級で日本のトップ戦線で活躍してきた。対する海人は「S-cup2018」優勝者。SB日本スーパーライト級王者としてSBのエースに君臨。23歳ながら44戦37勝(18KO)6敗1無効試合の戦績を誇る。

REBELS王者の日菜太がK-1の木村ミノル、SBの海人との対戦をアピール【REBELS】

2020.12.19 Vol.Web Original

「コロナ禍の今だからこそやれるのではないかと思っている」

 初代REBELS-BLACK 70kg級王者の日菜太(クロスポイント吉祥寺)が12月18日、K-1 WORLD GPスーパーウェルター級王者の木村“フィリップ”ミノル(PURGE TOKYO)とシュートボクシング(SB)日本スーパーライト級王者の海人(TEAM F.O.D)との対戦をアピールした。

 この日、「REBELS」と「KNOCK OUT」を運営する株式会社Def Fellowが都内で会見を開き、2021年3月からこの2つのブランドを「KNOCK OUT」の1ブランドに統一することを発表した。来年2月28日に東京・後楽園ホールでREBELSのファイナルとして「REBELS~The FINAL」を開催、3月13日の後楽園ホールで新生KNOCK OUTの第1弾大会として「KNOCK OUT~The REBORN~」を開催する。

 会見の最後にREBELSの主要選手が来年に向けての抱負を語ったのだが、日菜太は「コロナの影響で今年は2試合しかしていないが、それで選手寿命が延びたかなと思う。僕は2020年で引退するつもりだったが、その予定が大きく延びた。REBELSでは2013年からずっとチャンピオンで、今も負けなしで、70kgでは日本人最強だと思っている。その中で、強い若い選手とやると盛り上がるのではないかと思っている。この間、緑川選手に勝った海人選手や10連続KO勝ちをしている木村ミノル選手といった若い選手と、強い外国人選手が自由にやってこれない今だからこそやれるのではないかと思っている。僕に勝ったらおいしいと思うので、この2月大会でも3月大会でもぜひやりたいと思っています」と語った。

右ハイキック一発で失神KO勝ちの海人が「今年もう一戦できる」と大晦日のRIZIN出場をアピール【SB】

2020.11.29 Vol.Web Original

SBが約9か月ぶりの大会

 シュートボクシング(SB)の約9か月ぶりの大会となる「SHOOT BOXING 2020 act.2」(11月28日、東京・後楽園ホール)のメインでエースの海人(TEAM F.O.D)が喜多村誠(ホライズン・キックボクシングジム)と対戦し、3Rにハイキック一発でKO勝ちを収めた。

 SBは今年2月に2020年の開幕戦を行ったが、以降、新型コロナウイルスの影響で大会が延期。今回は今年2回目にして、最後の大会となった。海人は開幕戦でタイのピンペット・バンチャメークに8Rに及ぶ延長の末、判定負け。その後、8月にRIZINでロクク・ダリ、10月にRISEで緑川創にともに判定勝ちを収めている。

 対する喜多村は老舗キックボクシング団体の新日本キックボクシング協会でミドル級王者となり、ムエタイ最高峰のラジャダムナンスタジアムの王座にも挑戦したこともある強豪。

S-cup制覇へ向け海人が始動。元新日本キックのミドル級王者・喜多村誠と対戦【9・19 SB】

2020.08.25 Vol.Web Original

SB日本フェザー級王座決定戦で笠原友希と手塚翔太が対戦

 シュートボクシング(SB)「SHOOT BOXING 2020 act.2」(9月19日、東京・後楽園ホール)の第1弾カードが8月25日発表された。

 出場が決定していたS-cup2018世界王者・海人(TEAM F.O.D)がヒジ打ちありの70kg契約で元新日本キックボクシング協会ミドル級王者・喜多村誠(ホライズン・キックボクシングジム)と対戦する。

 喜多村は老舗団体、新日本キックボクシング協会のミドル級で長らくトップ戦線で活躍していた元王者。空手をベースとし、ゴツゴツしたファイトスタイルでこれまでにT-98、喜入衆といった他団体王者クラスの選手を破っており、70kg級のヒジ打ちありのムエタイ路線で最強の一人といえる存在。

 対する海人は2月大会でブアカーオからの刺客ピンペットと8Rにも及ぶ激闘を繰り広げ惜敗したが、8月10日のRIZINで‪自身の階級より5kg以上重い契約体重での試合(vsルクク・ダリ)に臨み完勝したばかり。今回はS-cup世界トーナメント制覇に向けた本格的な始動戦となる。

 また、SB日本フェザー級王座決定戦で同級1位・笠原友希(シーザージム)と同級4位・手塚翔太(Sublime guys・GONG-GYM坂戸)が激突。笠原は7月のRISEで那須川天心に挑戦しKO負けし、再起戦を迎える。2018年にはSB日本スーパーバンタム級王座決定トーナメント決勝戦で初のタイトル挑戦に挑むも、植山征紀にKO負け。あれから2年、再び巡ってきたタイトル挑戦で復活の狼煙を上げるか。一方、手塚はタイトル挑戦権の懸かった「CAESARS LEAGUE 2019」で単独トップとなり今回のチャンスを得た。笠原とは昨年4月に対戦し1RKO負けを喫しており、リベンジをかけた一戦でもある。

シュートボクシングが9・19後楽園で再始動。海人、笠原&村田兄弟が参戦【SB】

2020.08.14 Vol.Web Original

シーザー会長「一歩でも前に進む事が大切だと思い決断しました」

 新型コロナウイルスの影響で4月から大会を延期していたシュートボクシング(SB)が9月19日に開催される「SHOOT BOXING 2020 act.2」(東京・後楽園ホール)から再始動することが8月14日発表された。

 同大会ではS-cup2018世界王者・海人(TEAM F.O.D)、弘希&友希の笠原兄弟、聖明&義光の村田兄弟(いずれもシーザージム)の出場が決定した。

 海人は2月大会でブアカーオからの刺客ピンペットと8Rにも及ぶ激闘を繰り広げ惜敗したが、8月10日のRIZINで‪自身の階級より5kg以上重い契約体重での試合(vsルクク・ダリ)に臨み完勝したばかり。また、笠原友希は7月のRISEで那須川天心に挑戦しKO負けしたが、人生最大のチャンレンジを経験したことで得るものは大きかったという。さらに成長した姿で帰ってくることは間違いない。

 今回の再開にあたり日本シュートボクシング協会のシーザー武志会長は「世の中がこのような大変な時でも、格闘家たちは頑張って練習をしています。戦える場所を早く作ってあげたいと各団体の人たちも日々努力をして頑張っています。大切なのは、来て頂ける御客様が、いかに安全な状態で試合を観て頂けるかということです。少しずつですが、シュートボクシングも前に進んで行きたいと思い、9月19日に開催します。こんな時に、と思われる方も多いと思いますが、一歩でも前に進む事が大切だと思い決断しました」と大会開催に至った経緯についてコメントした。

エース海人が判定負け。シュートボクシングの2020年は波乱のスタート【2・15 SB】

2020.02.16 Vol.Web Original

ブアカーオの刺客ピンペットと8Rのマラソンマッチ

 シュートボクシング(SB)の2020年開幕戦「SHOOT BOXING 2020 act.1」(2月15日、東京・後楽園ホール)でエースの海人がタイのピンペット・バンチャメークに8Rに及ぶ延長の末、判定負けを喫した。

 今年、SBは2年に一度の立ち技最強を決める世界トーナメント「S-cup」が開催されるのだが、SBの2020年は波乱の幕開けとなった。

 ピンペットは「S-cup2010世界トーナメント」を制したブアカーオ・ポー.プラムックの愛弟子。WPMF世界スーパーライト級王座を保持し、現在はルンピニースタジアム認定スーパーライト級6位にランキングされる強豪。

 試合は1Rから海人がプレッシャーをかけピンペットをロープに詰めていくが、ピンペットは強烈な左ミドルにハイキックで迎撃。海人もジャブとローを主体に攻め込むが、主導権を握るには至らない。

海人が難敵ベイノアに判定勝利も「つまんない試合」と反省【12・3 SB】

2019.12.04 Vol.Web Original

現RISE王者の「令和のウィリー」と対戦

 シュートボクシング(SB)の2年に一度のビッグイベント「GROUND ZERO TOKYO 2019」が12月3日、東京・水道橋の東京ドームシティーホールで開催された。

 この大会は各団体や世界から王者クラスの強豪を招聘し、シュートボクサーたちと強さを競い合うことをコンセプトに持つ、SBにとっては「S-cup」と並ぶ大きなもの。今大会も王者と元王者合わせて6人が参戦した。

 メインで行われたSBのエース海人と“ブラックパンサー”ベイノアの一戦は5Rを戦い切り、海人が3-0の判定で勝利を収めた。

 ベイノアは極真空手出身の現RISEウェルター級王者。前日会見では「令和のウィリー・ウィリアムを目指している」と極真の大先輩で“熊殺し”の異名をとったウィリー・ウィリアムスの名を挙げ、極真魂を持って試合に臨む決意を見せていた。

海人が「令和のウィリー」ベイノアと対戦。「しっかり倒してしっかり締める」【12・3 SB】

2019.12.02 Vol.Web Original

2年に一度のビッグイベント「GROUND ZERO TOKYO 2019」開催

 シュートボクシング(SB)の2年に一度のビッグイベント「GROUND ZERO TOKYO 2019」(12月3日、東京・東京ドームシティーホール)の前日計量と会見が12月2日、都内で開催された。

 同大会は通常のSBの枠にとどまらず、団体の垣根を超えてトップクラスの選手を招聘。1996年に第1回が行われ、時には異種格闘技戦や総合格闘技の試合なども行われた。かつてはK-1参戦前の魔裟斗が出場したこともある。

 メーンを務める海人は67.15kgで計量をクリア。「明日はSB今年最後の大会にメインで出させていただくんですが、その最後の大会でシュートボクサーがしっかり締めないと“誰が締めるんや”って話なので、明日はしっかり倒してシュートボクサーの僕が締めます」と挨拶した。

 対戦相手はRISEウェルター級王者の“ブラックパンサー”ベイノア。

 ベイノアは元J-NETWORKウェルター級王者で、極真会館第35回全日本ウエイト制空手道選手権大会軽量級優勝という実績があるかたわら「けとるべる」というコンビでお笑い芸人としても活動する異色ファイターだ。

 シュートボクシング協会のシーザー武志会長はこの試合について「2人ともタップロン(・ハーデスワークアウト)に勝っている。“勝った者同士で戦うと面白いのでは”と自分からリクエストした。それにベイノア選手が応えてくれた。どういう試合になるか。僕がファンとして見てみたい試合」などと話した。

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