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「会社を辞めるか試合に出ないか」の二者択一。ウザ強ヨシヤとフジテレビだけの問題にしてもいいのか?【RIZIN男祭り】

2025.05.05 Vol.Web Original

「RIZIN男祭り」(5月4日、東京・東京ドーム ※ABEMA PPV等で配信)で現役のフジテレビ社員で格闘家のウザ強ヨシヤ(FIGHT CLUB 428)が約6年5カ月ぶりのRIZIN参戦を果たした。

 ウザ強は会社の許可を得ないまま、カード発表会見に出席。フジテレビは就業規則違反を理由に「会社を辞めるか試合に出ないか」の二者択一を迫り、大会直前まで両者間で話し合いが行われたが平行線をたどり、ウザ強に戒告処分が出る中での出場だった。

 試合は元K-1 WORLD GPライト級王者の朝久泰央(朝久道場)を相手に1Rに2度、2Rにも2度のダウンを奪われKO負けを喫した。

 この試合の実況を務めたのは元フジテレビアナウンサーの鈴木芳彦アナ。鈴木アナはウザ強の入場シーンに「会社に直訴しても止められる。止められたらこの先、生きる希望がわいてこなくなる。だから会社に何も告げず参戦を決めた。楽しくなければ俺の人生じゃない。きっかけはRIZIN。フジテレビが許してくれないなら、会社、辞めたっていいともー」との口上をかぶせた。そして「出ると決まったからにはこの男の戦い、もう見届けるしかない」と締めた。

 試合後の会見でウザ強は試合について「正直あんまり覚えていない。断片的にしか記憶がないんですけど、恥ずかしいっていうか、口だけ番長みたいになっちゃっていてイタイっていうか、自分でも。そんな感じ」などと語りつつも「最後まであきらめてはいないと思う。(試合映像を)見ていないので分からないですけど、あきらめていたら格闘技はやめたいですね」とも。

顔を合わせれば乱闘の芦澤竜誠と皇治が静かな公開練習。有事に備えた鈴木アナの心配も杞憂に終わる【超RIZIN.3】

2024.07.13 Vol. Web Original

「超RIZIN.3」(7月28日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の合同公開練習が7月13日、都内で開催された。

 とにかく顔を合わせればののしり合いや乱闘が避けられなかった皇治(TEAM ONE)と芦澤竜誠(フリー)だったが、この日は静かに公開練習を終えた。

 2人は2023年4月の大阪大会でキックボクシングルールで対戦。芦澤が2-1の判定で勝利を収めている。今回はMMAルールでの再戦となる。

 公開練習は各選手に3分間の時間が与えられたのだが、芦澤は「2分でいい」と言いながらシャドー。結局1分で「これでいいや」と終了。

 皇治は青木真也とグラップリングのスパーリングも、青木の厳しい攻めに「もうええわ。やめ」と40秒で終了した。

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