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対戦アピールのレオナ・ペタス「武尊選手は逃げているのかな?」【12・15 K-1 KRUSH】

2019.12.16 Vol.Web Original

武尊の「K-1で実績を積めば」という発言に痛烈なお返し

「K-1 KRUSH FIGHT.109」(12月15日、東京・後楽園ホール)の一夜明け会見が12月16日、都内で開催された。メインでK-1 KRUSH FIGHTスーパー・フェザー級王座の初防衛に成功したレオナ・ペタスが改めて武尊戦をアピールした。

 レオナは「無事に防衛できてホッとした。弟がKO勝ちだったのでプレッシャーを感じたが、2人でKO勝ちできて良かった」と試合を振り返った。

 試合後のリングからテレビ解説を務めた武尊に対戦をアピールしたのだが、武尊は「K-1で実績を積めば」と発言。これについては「K-1王者にKRUSH王者が挑戦するのは普通のことだと思う。K-1で実績を残せと言われたが、世界大会2位の小宮山選手にも勝っているので、実績も十分あると思う。そこで武尊選手が(対戦を)濁すということは逃げているのかな?と思う。そうじゃなかったらただ単に言っているのか? じゃあ誰に勝てば実績になるのか? 世界大会2位の小宮山選手に勝っているので、それ以上は武尊選手しかいないじゃないですか。なので武尊選手は逃げているのかな?と思いますね」と痛烈な発言が飛び出した。

武尊vs江川優生のエキシビションマッチが決定【12・28 K-1名古屋】

2019.12.16 Vol.Web Original

武尊「江川選手はこれからのK-1を引っ張っていくエース」

「K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ~初代女子フライ級王座決定トーナメント&スーパー・ライト級タイトルマッチ~」(12月28日、愛知・ドルフィンズアリーナ)の追加対戦カードが12月15日に行われた「K-1 KRUSH FIGHT.109」のリング上で発表された。

 K-1スーパー・フェザー級王者・武尊とK-1フェザー級王者・江川優生による現役王者同士のスペシャルエキシビションマッチが行われる。

 武尊は「まだ2019年、暴れ足りないなと思っていて、あと1試合できたらいいなと思っていたので、今回12月に試合を組んでもらえてすごくうれしいです。対戦相手の江川選手は横浜大会で3連続KO勝利でトーナメントを優勝して、これからのK-1を引っ張っていくエースだと思ってるので、そういう選手と試合できることをうれしく思います。K-1の面白さを伝えられるように思いっきりバチバチやりたい」

 江川は「11月の横浜大会でK-1チャンピオンになったばかりで、偉大なチャンピオンの武尊選手の相手として選ばれてすごくうれしいです。自分もチャンピオンになった以上、武尊選手に負けないように胸を借りるつもりですが、精いっぱい頑張るので、ぜひ会場でご覧ください」とそれぞれ挨拶した。

初防衛のレオナ・ぺタスが武尊に改めて挑戦アピール【12・15 K-1 KRUSH】

2019.12.16 Vol.Web Original

山本直樹に2RKO勝ち

「K-1 KRUSH FIGHT.109」(12月15日、東京・後楽園ホール)のメインでK-1 KRUSH FIGHTスーパー・フェザー級タイトルマッチが行われ、王者のレオナ・ペタスが初防衛を果たした。

 試合は1R開始早々、山本がいきなりパンチの連打で仕掛け前へ出る。レオナはロープに詰められながらもさばいて距離を取ると、いつものように軽やかなステップを踏んで体勢を立て直し、パンチの連打で反撃。しかし一気に距離を詰めてパンチを狙う山本の作戦に組み合う場面が増えてしまい、なかなか有効打を放つ事ができない。それでも接近戦で右フックの3連打で最初のダウンを奪う。

 2Rに入っても山本の突進は止まらない。しかしレオナは山本の動きを見切ってパンチを打ち込んでいく。そして右ストレート、左フック、ハイキックとつなげこのラウンド最初のダウンを奪う。

ラウェイ王者・金子が林戦を振り返り「ラウェイサンダーは充電不足だった」【1・25 Krush】

2019.12.06 Vol.Web Original

Krush初参戦で里見柚己と対戦

 2020年の最初の大会となる「Krush.101」(2020年1月25日、東京・後楽園ホール)の第1弾カード発表会見が12月6日、都内で開催された。

 横浜大会でK-1初参戦を果たした、ミャンマーラウェイ王者・金子大輝がKrushに初参戦する。

 金子は横浜大会では現ライト級王者・林健太と対戦し、2RKO負けを喫したが、ラウェイ独特の動きを見せ善戦。会場を沸かせた。

 金子は「すぐに試合を組んでいただき感謝している。前回の試合では現王者の林選手に直々にK-1を教えていただいたと思っている。またジムでK-1ルールでの練習を重ねている。12月半ばにはミャンマーに行って、ラウェイの修行もして、ラウェイの良さを生かしつつ、K-1に対応するようにして、1月25日には進化したK-1ファイターとしての金子大輝を見せられるように頑張っていく」と挨拶。

 横浜大会を振り返り「ラウェイの良さという意味では全くお見せできなかった試合だった」と話し、戦前、話題となったラウェイサンダーについては「前回は充電不足でした。今、充電中です」と不発に終わったことを明かした。また「ラウェイハンマーも改良中です」とのことで、今回も「ラウェイの秘策」が一体どんな技なのかにも注目が集まる。

 そして「さんざんK-1ルールで練習はしていたんですが、グローブと素手での打撃の違いなどやって初めて分かったことがいろいろあった。テンポの違いとか打つ感触や打たれる感触とか。濃い一戦だったと思う。(ラウェイは)多少は生かせたかと思うが、まだ10分の1も生かせていない。もっと生かせるように頑張りたい」などと話した。

元K-1の平本蓮が電撃参戦。元DEEP王者の芦田とキックルールで対戦【12・29 BELLATOR】

2019.12.04 Vol.Web Original

「自分は死ぬまでK-1ファイター」

 年末の格闘技イベント「BELLATOR JAPAN」(12月29日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の追加カード発表会見が12月4日、都内で行われた。

 かつてK-1で活躍し、昨年8月のKrush名古屋大会での近藤魁成とのエキシビションマッチ以降リングを離れていた平本蓮が電撃参戦。元DEEPフェザー級王者の芦田崇宏とキックボクシングルールで対戦する。

 平本は冒頭「K-1から来ました平本蓮です」と挨拶。RIZINに戦いの場を移すことについては「RIZINは僕が思うに、日本の格闘技団体で一番ファンが見たいカードを提供する団体だと思っている。あとBELLATORのフェザー級のキックボクシングのタイトルも視野に入れてやっていきたいという考えもあったのでRIZINを選んだ」と話した。そして「僕はK-1との契約を満了してRIZINと契約させてもらったが、自分は死ぬまでK-1ファイターだと思っているので、どこで戦おうがK-1の強さを見せて行けたらなと思っている」とも話した。

 また芦田が「平本選手はちょっと見ないうちにだいぶちゃらついているみたいなので、僕の得意な打撃でKOしてあげたい」と言えば、平本は「キックルールで試合を受けてくれて感謝しているが、ノックアウトすると言われたので、思い切り倒し返してやろうかと思っている。やるだけです」と応じるなど静かに火花を散らした。

安藤美姫がKANAの目力に優勝を確信。KANAは勝利のトリプルアクセルを約束【12・28 K-1】

2019.12.03 Vol.Web Original

安藤が見守る中で公開練習

「K-1 WORLD GP 2019 JAPAN~初代女子フライ級王座決定トーナメント&スーパー・ライト級タイトルマッチ~」(12月28日、愛知県・ドルフィンズアリーナ)に出場するKANAが12月3日、都内で公開練習を行った。

 KANAは「初代女子フライ級王座決定トーナメント」に出場し、1回戦でクリスティーナ・モラレスと対戦。公開練習では身長が高くリーチの長いモラレスを想定した、スティックを使いパンチをかわすトレーニングを2分間、通常のミット打ちを1分間行った。

 練習前には同大会のアンバサダーを務めるプロフィギュアスケーターの安藤美姫との対談が行われ、安藤はそのまま練習を見守り、練習後には2人揃って会見を行った。

 KANAにとって今回のトーナメントはかねてから開催を訴えていたものとあって「すごくいい状態で練習ができている」などと笑顔を見せた。

 対戦するモラレスについては「トーナメントに出場する選手の中ではキャリアが豊富。その経験値は試合でプラスになると思う。1回戦に集中している」などと警戒するが、トーナメントに向けてアメリカやタイで修行を行い「世界のトップ選手と練習を積み重ねることで、戦い方などをリアルに実感できた。試合に向けての過ごし方も分かったので収穫があった」などと優勝に向けて自信を見せた。

久保優太の「久保ファミリー」1回戦敗退。悪い流れを断ち切れず【格闘代理戦争】

2019.12.01 Vol.Web Original

「格闘代理戦争 K-1 FINAL WAR」スタート

 AbemaTVの格闘ドキュメンタリー番組「格闘代理戦争 K-1 FINAL WAR」の1回戦が11月30日、東京・新宿の新宿FACEで開催された。

 今シリーズも団体戦による抜き試合形式で行われるのだが、武尊、皇治といったK-1のトップファイターに加え、魔裟斗、佐藤嘉洋といったレジェンドが監督を務め計8チームを結成。「FINAL WAR」のタイトルにふさわしい豪華な顔触れとなった。

 この日は1回戦4試合が行われ、第1試合ではゲーオ・ウィラサクレック率いる「ゲーオーズ」と久保優太の妻であるサラさんが監督を務める「久保ファミリー」が対戦した。

 久保ファミリーは久保優太が株で大きな損失を生み、今回の選手を決めるにあたって行われたドラフトではことごとくクジに外れ、せっかく結成したチームも練習でケガ人続出と踏んだり蹴ったり。サラ監督の発案で滝行で厄払いを行っての大会となった。

佐藤嘉洋が魔裟斗に11年ぶりのリベンジ。先鋒・古宮晴が3人抜き【格闘代理戦争】

2019.12.01 Vol.Web Original

打倒魔裟斗へ城戸、佐藤、梶原が合体

 AbemaTVの格闘ドキュメンタリー番組「格闘代理戦争 K-1 FINAL WAR」の1回戦が11月30日、東京・新宿の新宿FACEで開催された。

 今シリーズも団体戦による抜き試合形式で行われるのだが、武尊、皇治といったK-1のトップファイターに加え、魔裟斗、佐藤嘉洋といったレジェンドが監督を務め計8チームを結成。「FINAL WAR」のタイトルにふさわしい豪華な顔触れとなった。

 第3試合では魔裟斗率いる「魔裟斗軍」と佐藤嘉洋率いる「SKR連合」が対戦した。

 当初、魔裟斗軍の相手は「ミスターX」とされていたが、直前に佐藤と判明。「魔裟斗に11年前のリベンジがしたい」という佐藤のもとに、「後輩の皇治から“皇治軍団に入ります?”と言われたことに腹を立てた」という城戸康裕と前シリーズで監督を務めた芦澤竜誠の「リベンジ」ということでK-1ジム総本部代表の梶原龍児が集い、この「SKR連合」が結成された。

TEAM 武尊が2連覇へ好発進。「僕が一番求めていた戦いをしてくれた」【格闘代理戦争】

2019.12.01 Vol.Web Original

「格闘代理戦争 K-1 FINAL WAR」1回戦で「不可思団」破る

 AbemaTVの格闘ドキュメンタリー番組「格闘代理戦争 K-1 FINAL WAR」の1回戦が11月30日、東京・新宿の新宿FACEで開催された。

 今シリーズも団体戦による抜き試合形式で行われるのだが、武尊、皇治といったK-1のトップファイターに加え、魔裟斗、佐藤嘉洋といったレジェンドが監督を務め計8チームを結成。「FINAL WAR」のタイトルにふさわしい豪華な顔触れとなった。

 この日は1回戦4試合が行われ、武尊率いる前回優勝の「TEAM 武尊」が不可思率いる「不可思団」を破り準決勝に駒を進めた。

 2人はかつてタイ修行で同じ釜の飯を食った仲。以来、厚い友情で結ばれていることからデビューしたての頃に一度対戦がマッチメークされたのだが、武尊が断ったという経緯がある。文字通り「代理戦争」となる試合となった。

3連続1RKO勝ちに江川優生「少しは由樹君に肩を並べられてうれしい」

2019.11.25 Vol.Web Original

「全試合1RKOできるとは思っていなかった」

「K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ~よこはまつり~」(11月24日、神奈川・横浜アリーナ)の一夜明け会見が11月25日、都内で開催され、「K-1 WORLD GP第3代フェザー級王座決定トーナメント」を制した江川優生が出席した。

 江川は前日のトーナメントでは1回戦のホルヘ・バレラを皮切りに3試合連1RKO勝ちの偉業を達成した。

 江川は「2試合目は西京選手だと思っていたら外国人選手が上がってきて、決勝も卜部選手が上がってくると思っていたらタイの選手が上がってきたりと予想外のことばかりのトーナメントだった。自分でも全試合1RKOできるとは思っていなかったので、結果としてはすごくうれしい」などとトーナメントを振り返った。

 6月に行われた「スーパー・バンタム級世界最強決定トーナメント」で、同門の武居由樹が目標に掲げながらも達成できなかった全試合1RでのKOを達成したことについては「自分でも越えるつもりはなかったんですけど…(笑)。でもあとから映像を見たら、3試合の合計タイム自体は由樹君のほうが5分9秒で、自分は5分39秒。時間的には負けてしまいましたが全部1Rだったので、少しは肩を並べた結果になれたのでうれしい」と笑顔を見せた。また試合後に武居からは「お前やりやがったな、おめでとう」と言われたという。

武尊がK’s FESTAで「みんなが望む試合ができたら一番いい」

2019.11.25 Vol.Web Original

村越戦については「延長にいってKOしたかった」

「K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ~よこはまつり~」(11月24日、神奈川・横浜アリーナ)の一夜明け会見が11月25日、都内で開催され、約8カ月ぶりの復帰戦で村越優汰相手に判定勝ちを収めた武尊が出席した。

 武尊は「8カ月ぶりの試合でKOで倒したかったし、倒し切って勝者と敗者がはっきりと分かる形で勝ちたかった。そこは課題でもあるし、ブランクを埋めるトレーニングをしてきて、それが試合に出せなかったのは悔しさが残った。でも復帰戦ということで最低限の勝ちが取れたのはよかったかなと思う」と復帰戦を振り返った。

 また「体が思ったほど動かなかったところもあった。勝つだけではなく、圧倒的に勝たなければいけないと、熱くなりすぎたのは反省点。練習中は拳に吸収帯を入れていた。試合当日に初めて吸収帯なしでパンチを打ったので思い切り振り切れなかったところはあった」などと拳のケガによるブランクが微妙にファイトに影響したことを感じさせた。

 村越については「そんなに嫌ではなかった。重い攻撃もあまりなかったので、やりにくさはあったが、攻撃のダメージだったり、嫌だなという感じはなかった。どこで詰めようかなと考えていたが、いなされてすかされてというのがあった。上手さがすごくあった。僕は格闘技の勝敗の中でKOが一番だと思っているが、格闘家にはそれぞれ美学がある。そこは否定するつもりはない。村越選手の戦い方は素晴らしいと思う。ただ僕はその戦い方で勝敗は決めたくないと思っていたので倒したかった。試合前に、村越選手と戦ったことがある卜部弘嵩君が、村越選手との試合が終わった後に“全くダメージがなくて負けたのは悔しい”と言っていたんですが、その意味が分かりました。ダメージがないのにいなされている感じ。それを突破して倒し切りたかった。延長にいってKOしたかった」などと話し、やはりKO決着にできなかったことに大きな悔いが残っているよう。

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