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“ミライ☆モンスター”NOZOMIがチャン・リー破り無敗の3連勝【Krush.122】

2021.02.27 Vol.Web Original

デビュー3戦目にしてKrushの本戦に出場

「Krush.122」(2月27日、東京・後楽園ホール)で今年1月に「ミライ☆モンスター」(フジテレビ系)に出演したNOZOMI(TAD)がデビュー3戦目にしてKrushの本戦に出場。キャリアで勝るチャン・リー(K-1ジム五反田チームキングス)に判定勝ちを収めた。

 試合は1R序盤からチャンがプレッシャーをかけて前に出る。NOZOMIは得意のステップで距離を取っては飛び込んで右のストレート、フックと放っていく。チャンはなおも距離を詰め、左ミドル、右ハイも当たりは浅く、NOZOMIは左フック、右ストレートとコンビネーションを見せていく。

 2Rもチャンがプレッシャーをかけ距離を詰め、前蹴り、ミドルとキックで組み立て。NOZOMIはチャンの蹴りをさばいてパンチを打ち込むが、チャンのプレッシャーに手を焼く展開が続く。それでも要所で右ストレート、右フックをクリーンヒットさせるNOZOMI。

ウェルター級王者・加藤虎於奈が前回反則決着に終わった松岡力を相手に初防衛戦【Krush.124】

2021.02.25 Vol.Web Original

虎於奈「しっかり叩き潰して引退させます」

「Krush.124」(4月23日、東京・後楽園ホール)の対戦カード発表会見が2月24日、東京都内で開催された。

 昨年の11月に行われた「Krush.119」で対戦した加藤虎於奈(TEAM TOP ZEROS)と松岡力(K-1ジム五反田チームキングス)の再戦が決定。今回はKrushウェルター級王座をかけたタイトルマッチで雌雄を決する事になった。

 2人は昨年8月に行われた第7代Krushウェルター級王座決定トーナメントに出場する予定だったが怪我などで揃って欠場。ともに復帰戦という形で対戦し、虎於奈が先にダウンを奪い試合をリードしていたが、2Rに松岡がヒザ蹴りでダウンを奪い返して逆襲。しかしそのヒザ蹴りがKrushでは反則となる相手をつかんでの攻撃で、虎於奈が目を負傷したため試合はストップ。虎於奈が反則勝ちを拾うという不完全燃焼な結果に終わった。

 その後、今年1月の「Krush.121」で虎於奈が王者の山際和希に挑戦し、Krushウェルター級王座を奪取。今度はベルトをかけ、11月の不完全燃焼に終わった試合の完全決着戦を行おうというわけだ。

 会見の挨拶で「第8代Krushウェルター級チャンピオンの加藤虎於奈です」と堂々とチャンピオンとして名乗った虎於奈。そのうえで「しっかり白黒つけないとちゃんとしたチャンピオンになった感じがしないんで、一瞬で終わらせます」と、真のチャンピオンになるには松岡との決着戦は避けて通れないと語る。

「正直、試合の時にベルトを一回真ん中に戻した時点で俺も挑戦者だと思っているんで、しっかりそれを奪いに行くだけ。チャンピオンというおごりもなく、攻めの姿勢を見せることが一番だと思っています」と、攻めの姿勢でタイトルマッチに挑むことを宣言した。

 1月のタイトルマッチ前には松岡と食事をし、勝ったあかつきには初防衛戦の相手に指名するという約束もしていたという。松岡とは波長が合うところがあるそうだが、リング上では別。「ご飯を一緒に食べて“めっちゃ兄貴だな”って感じの人柄なんですけど、リングの上は違う。しっかり叩き潰して引退させます」と、情を捨てて、過去に「負けたら引退」という言葉を口にした松岡にチャンピオンの力を見せつける構えだ。

 一方の松岡も「この前、いいところで試合が終わっちゃって、僕らもお互いまだやりたかったですし、僕は負けてないと思ってるんで、次で決着をつけようと思っています」とモチベーションは高い。

「虎於奈くんがベルトを獲ったから、またやる気になったし、毎回言って詐欺みたいなんですけど(苦笑)、今回も負けたら引退です。今回勝って、ベルトを獲って、格闘技を終わらせたいと思っているんで、何十倍も気合入っています」と、今回のタイトルマッチに向けては、並々ならぬ決意を秘めているようだ。

 松岡がKrushでタイトルに挑むのは今回が初めて。「格闘技を長いことやってきて、ちゃんとしたタイトルマッチをするのも初めてなんで、ここを逃したら格闘技をやってきた意味がない。チャンピオンになって、格闘技をやってきた意味を見つけたいと思います」と、格闘家人生の集大成として、4月23日の後楽園ホールのリングに立つ。

玖村将史「圧倒的な試合をして一番強いということを証明する」【3・28 K-1】

2021.02.21 Vol.Web Original

3月28日の「K’FESTA.4 Day.2」に出場

「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~K’FESTA.4 Day.2~」(3月28日、東京・日本武道館)に出場する玖村将史(K-1ジム五反田チームキングス)が東京都内にある所属ジムで公開練習を行った。

 玖村は同大会でタイのダウサコン・モータッサナイ(ウィラサクレック・フェアテックスジム)と-56kg契約のスーパーファイトで対戦する。当初は1月24日に予定されていた「K’FESTA.4」で「日本vsムエタイ」の対抗戦に出場する予定だったが、大会が延期され、対戦相手も同じタイ人ながらダウサコンに変更となった。

 この日の公開練習では1分半のパンチをメインとしたミット打ちを行い、前蹴り、ミドルからスピードの速いパンチの連打や、パンチの連打から飛びヒザにつなげる動きを見せた。

 大会が延期になったが、現在のコンディションについては「来週くらいから追い込みに入るので、それのための体づくりをしている」状況。「延期になる可能性もあるかなと思っていたので大丈夫。今は自分のいいところを伸ばして、一番強くなるための練習をしている。相手どうこうとか、延期になったからどうとか、試合があるからこういう練習をしようではなく、常に最高の状態に持っていけるような練習をしているので、特に問題はない」と話した。

玖村修平が才賀紀左衛門の会見での様子から「やんちゃだったのでは」と予想【3・28 K-1】

2021.02.21 Vol.Web Original

3月28日の「K’FESTA.4 Day.2」に出場

「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN ~K’FESTA.4 Day.2~」(3月28日、東京・日本武道館)に出場する玖村修平(K-1ジム五反田チームキングス)が東京都内の所属ジムで公開練習を行った。

 玖村は同大会ではフェザー級のスーパーファイトで才賀紀左衛門(PURGE TOKYO)と対戦する。当初は1月24日にジャオスアヤイ・ソー.デッチャパンと対戦予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大防止による緊急事態宣言の影響でジャオスアヤイの来日が困難となったことから才賀との対戦にカードが変更された。

 この日は2分間のミット打ちを披露。左右のハイ、右ミドル、前蹴りに右ストレート、バックブローなど多彩な攻撃を見せた。

再起戦の鈴木勇人が秋元トレーナーの言葉で開眼「今やっていることを出せれば問題なく勝てる」【3・21 K-1】

2021.02.20 Vol.Web Original

「K’FESTA.4 Day.1」でヴィトー・トファネリと対戦

「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~K’FESTA.4 Day.1~」(3月21日、東京・東京ガーデンシアター)に出場する鈴木勇人(K-1ジム五反田チームキングス)が2月20日、都内の所属ジムで公開練習を行った。

 鈴木は2分間のミット打ちを行い、秋元遼平トレーナーの持つミットに強烈な左ミドル、左ストレートを打ち込み、順調な仕上がりを見せた。

 練習後の会見では「前回負けてからずっと質の高い練習ができているので、いつでも試合ができるような状態をキープしている」と語るなど順調な仕上がりをうかがわせた。

 鈴木は昨年2月に佐々木大蔵に敗れ、Krushのスーパー・ライト級王座から陥落。その後はKrushで2連勝と復活を果たしたものの、2020年最後の試合となった12月のK-1両国大会で不可思にKO負けを喫した。今回のヴィトー・トファネリ(ブラジリアンタイ・闘英館)との試合はそこからの再起戦となる。

レオナ・ぺタスが武尊の「K-1 AWARDS」での発言に「先を見ていられるほど僕は甘い相手ではない。正解だと思う」【K-1】

2021.02.19 Vol.Web Original

弟とともに入間市の杉島理一郎市長を表敬訪問

「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN ~K’FESTA.4 Day.2~」(3月28日、東京・日本武道館)で武尊の持つ「K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王座」に挑戦するレオナ・ぺタスが2月19日、改めて武尊戦での必勝を誓った。

 この日、レオナは弟の加藤虎於奈とともに出身地の埼玉県入間市の杉島理一郎市長を表敬訪問。1月23日に行われた「Krush.121」で虎於奈がKrush ウェルター級王座を獲得し、K-1ジャパングループ初の兄弟同時王者となったことを報告した。

 表敬訪問では「普段は主役として来るんですが、今日は弟にも“今日は脇役だよ”と言われましたので、今日は脇役として来させていただきました。3月28日には僕がタイトルマッチが決まっていて、次は弟を脇役にできるように頑張ります」と武尊戦での勝利を誓った。

ウェルター級王者・加藤虎於奈「つまらない王者にはなりたくない」【Krush】

2021.02.19 Vol.Web Original

出身地の埼玉県入間市を兄とともに表敬訪問

「Krush.121」(1月23日、東京・後楽園ホール)でKrush ウェルター級王座を獲得した加藤虎於奈(TEAM TOP ZEROS)が2月19日、自らの理想とする王座像を語った。

 この日、虎於奈は兄のレオナ・ぺタスとともに出身地の埼玉県入間市の杉島理一郎市長を表敬訪問。王座獲得とK-1ジャパングループ初の兄弟同時王者となったことを報告した。

 市長からは「この前の試合を見ていて、1Rがスタートした瞬間から目つきが違う、オーラが違う。これは勝ったなと思いました。素晴らしい戦いを見せてくれて、しかも入間市にベルトを持ってきてくれて、ご報告いただいたことを入間市民を代表してお祝いの言葉と感謝の言葉を申し上げたい。お二人の活躍は入間市民の誇りでありますし、かっこいいK-1選手を目指して頑張ろうと思う子供たちがたくさん出てくると思います。これから応援していきますので、頑張ってください」と激励を受けた。

 虎於奈は「練習はめちゃくちゃ嫌いなんですが(笑)。王者になって“やらなきゃ”という自覚が出てきました。つまらないチャンピオンにはなりたくないので。王座を守るのもすごく大事なんですが、守って負けるくらいなら、攻めて負けるほうがいいと思っている。次の試合も守る気はない。ベルトを渡した瞬間にお互いが挑戦者だと思っている。だから次もベルトを獲るという気持ちでいく。守ろうという気持ちではない」と王座を獲得して以降、心境の変化があったことを明かし、自らの理想の王者像を語った。

レオナ・ぺタスと加藤虎於奈の兄弟が出身地の入間市を表敬訪問【K-1】

2021.02.19 Vol.Web Original

虎於奈の王座獲得を報告

「Krush」で史上初の兄弟同時王者の偉業を成し遂げたレオナ・ぺタスと加藤虎於奈(ともにTEAM TOP ZEROS)が2月19日、出身地の埼玉県入間市の杉島理一郎市長を表敬訪問した。

 2人は中学まで入間市の学校に通い、卒業後に他地区の学校に進学後も入間市に在住。またコロナ禍で実現できていないものの、昨年にはレオナが市内の学校を回って講演する予定もあったほど、入間市との絆は深い。

 この日は1月23日に行われた「Krush.121」で虎於奈がKrush ウェルター級王座を獲得したことを杉島市長に報告。市長は「この前の試合を見ていて、1Rがスタートした瞬間から目つきが違う、オーラが違う。これは勝ったなと思いました。素晴らしい戦いを見せてくれて、しかも入間市にベルトを持ってきてくれて、ご報告いただいたことを入間市民を代表してお祝いの言葉と感謝の言葉を申し上げたいと思います。お二人の活躍は入間市民の誇りでありますし、かっこいいK-1選手を目指して頑張ろうと思う子供たちがたくさん出てくると思います。体が強いだけではない、技がきれいなだけではない。心も素晴らしい人なんだということを入間市の皆さんに伝えていきたいし、お二人にも入間市の子供たちに夢や希望を与えられるような活動をぜひしていただけたらうれしいなと思っています。今度はレオナ選手も3・28はびしっと決めていただけると思っています。これから応援していきますので、頑張ってください」と2人を激励した。

ラーメン二郎の“麺職人”三輪裕樹が「スモジ」を背負って強敵・島野浩太朗と対戦【3・28 K-1】

2021.02.18 Vol.Web Original

ラーメン二郎相模大野店の麺職人の顔も持つ

「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN ~K’FESTA.4 Day.2~」(3月28日、東京・日本武道館)に出場する三輪裕樹(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が神奈川県にある所属ジムで公開練習を行った。

 三輪はスーパーファイトで第7代Krushスーパー・フェザー級王者の島野浩太朗(菅原道場)と対戦する。

 三輪は12月のKrushで伊藤健人と対戦し、延長にもつれ込む激闘を制し勝利を収めた。一夜明け会見ではラーメン二郎の相模大野店で麺職人として働いているというもう一つの顔を明かし、話題を呼んでいた。

 この日の練習にはねじり鉢巻きにラーメン二郎のTシャツという“正装”で臨み、右ローやパンチの連打を高萩トレーナーの持つミットに叩き込んだ。

 練習後の会見では「追い込みに入って、いい感じで上がってきて調子はいいです。モチベーションは全試合上がっている」と好調な仕上がりをアピールした。

両目の網膜剥離から復帰の愛鷹亮「ぶん殴り合っても大丈夫」と医師が太鼓判で「ファイトスタイルは変えない」【3・28 K-1】

2021.02.17 Vol.Web Original

「K’FESTA.4 Day.2」でANIMAL☆KOJIと対戦
「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN ~K’FESTA.4 Day.2~」(3月28日、東京・日本武道館)に出場する愛鷹亮(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が神奈川県にある所属ジムで公開練習を行った。

 愛鷹は2019年8月の大阪大会でクルーザー級王者シナ・カリミアンとノンタイトル戦で対戦し、KO勝ちの大番狂わせを起こし、昨年3月の「K’FESTA.3」ではカリミアンの持つ王座への挑戦にこぎつけた。試合はともにダウンを奪い合う激闘の末、判定負けを喫し、悲願の王座獲得はならず。この試合で愛鷹は両目の網膜剥離を患い、長期欠場。今回が約1年ぶりの復帰戦で、ANIMAL☆KOJI(LEGION TOP TEAM)と対戦する。

 この日、愛鷹は1分間のミット打ちを披露。パワフルな打撃を高萩トレーナーの持つミットに打ち込み、仕上がりの良さをうかがわせた。

 練習後に行われた会見では「ケガから復帰して、今は追い込みでいい練習ができているので、調子はいい」と話した。網膜剥離については「3月のタイトルマッチの試合後に控室に戻ったときには、(視界に)ちょっと影が出ていた。2軒くらい眼科に行ったが、異常なしと言われた。それでもだんだん視野が欠けてきたので“これはやばいな”と思って紹介された眼科に行ったら、両目の網膜剥離だった。すぐに手術しなければいけないということで6月に手術をした。おかしいとは思っていたが医者が“異常なし”と言うならそうなんだろうなと思った。セカンドオピニオンやサードオピニオンの大切さを学んだ」と当時を振り返った。その後、昨年末の復帰を目指し練習中に右足の筋断裂を起こし、今回の復帰となった。

“達人”野杁正明「会場が静まり返るようなKO」を宣言【3・28 K-1】

2021.02.16 Vol.Web Original

タイのプライチュンポン・ソーシーソムポンと対戦
「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN ~K’FESTA.4 Day.2~」(3月28日、東京・日本武道館)に出場する野杁正明(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が2月16日、神奈川県にある所属ジムで公開練習を行った。

 野杁は1分間のパンチのミット打ちを披露。練習後に行われた会見では「特に変わらず、いつも通り。いい感じで追い込めてきている。ここからどんどん仕上げていく」と好調をアピール。大会が2カ月延期されたことについても「全然影響はない。1月のつもりで仕上げていたし、3月になったからといって別に影響はなかった」と泰然自若。

 今回、野杁はタイのプライチュンポン・ソーシーソムポン(GTジム)と対戦する。プライチュンポンは97戦 60勝(20KO)35敗2分の戦績を誇り、2019年11月に初来日。「KNOCK OUT」で“ムエタイゴリラ”の異名を持つT-98を判定で破っている強豪。

 野杁はプライチュンポンについては「対策はばっちり。(映像を見た試合では)5R制の試合をしているので、3Rでどう戦ってくるのかはやってみないと分からないところはあるが、あまり変わらないと思う。戦い方は想像している」などと対策はすでにできているよう。

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