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菅原美優がKrush MVP獲得。「びっくり、うれしい、不安といろいろな気持ち」【K-1 AWARDS】

2023.02.02 Vol.Web Original

 K-1ジャパングループの年間表彰式「K-1 AWARDS 2022」が2月1日、都内で開催された。Krush女子アトム級王者の菅原美優(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)がKrush最優秀選手賞(MVP)に輝いた。

 菅原は昨年は2月に優、10月にチャン・リーを相手にKrush王座を防衛。6月に行われたK-1初の女子大会「RING OF VENUS」では初代K-1女子アトム級王座決定トーナメントに参戦し、準決勝で松谷桐を破ったものの、決勝ではパヤーフォン・アユタヤファイトジムに延長にもつれ込む接戦の末、判定負けを喫しベルトを逃した。

 菅原は「びっくりしている気持ちと、うれしい気持ちと、今年この賞に見合った試合をしていかないといけないなという不安といろんな気持ちです。去年は一番大事な試合で勝てなくて、いい1年とは言えなかったんですけど、あの負けがあって、悔しい思いをして良かったと思えるような1年に今年はしていきたいのでよろしくお願いします」と挨拶した。

小嶋瑠久はダウンを奪って判定勝ち、塚本拓真は大野とのしのぎ合いを制しともに準決勝進出【Krush.145】

2023.01.22 Vol.Web Original

「第9代Krushスーパー・ライト級王座決定トーナメント」開幕

「Krush.145」(1月21日、東京・後楽園ホール)で「第9代Krushスーパー・ライト級王座決定トーナメント」が開幕し、1回戦4試合が行われた。今回のトーナメントは前王者・佐々木大蔵の王座返上に伴うもの。
 
 1回戦第2試合では小嶋瑠久(ARROWS GYM)が松本篤人(バンゲリングベイ・スピリット)を3-0の判定で破り、準決勝に駒を進めた。小嶋は昨年11月に弟を事故で亡くし、王座獲得を自らに課してのリングだった。

 1R、松本のローにパンチを合わせる小嶋。小嶋は左ボディー、右ストレートが的確。松本もパンチで前に出るが、小島は打ち終わりに左ボディー。松本はボディーを効かされるもパンチの連打を返し、小嶋の顔面をとらえていく。小嶋もパンチを返し、終了間際には右ハイ、右のバックスピンキックを放っていく。

優勝候補の寺島輝は2-0の判定勝ち。唯一のKO勝ちの稲垣柊は「ベルトを巻いてスーパー・ライト級の新時代を作る」【Krush.145】

2023.01.22 Vol.Web Original

「Krush.145」(1月21日、東京・後楽園ホール)で「第9代Krushスーパー・ライト級王座決定トーナメント」が開幕し、1回戦4試合が行われた。今回のトーナメントは前王者・佐々木大蔵の王座返上に伴うもの。
 
 優勝候補筆頭と目される寺島輝(TANG TANG FIGHT CLUB)は1回戦の第4試合で蓮實光(パラエストラ栃木)と対戦し、2-0の判定で勝利を収めた。

 1R、いきなり圧をかける蓮見に寺島が左ミドル、三日月。それでも蓮實は前に出て左右のフック。これは寺島がガード。なおも蓮實はロープに詰めて左右のフックも寺島はがっちりガード。寺島はガードを固めながら左インロー、ヒザ、そして左ボディー。寺島は距離を取ると左ハイ、左ミドルを放っていく。蓮實は詰めて左右のフックも寺島はガード。

大沢文也が予告通りの判定防衛に「倒すなんて一言も言ってないし」【Krush.145】

2023.01.22 Vol.Web Original

「Krush.145」(1月21日、東京・後楽園ホール)のメインイベントで行われた「Krushライト級タイトルマッチ」で王者・大沢文也(ザウルスプロモーション)が里見柚己(team NOVA)を3-0の判定で破り初防衛に成功した。

 大沢は昨年4月、瓦田脩二を破り悲願の王座獲得。8月にはK-1福岡大会でデンサヤーム・アユタヤファイトジムに判定勝ちを収めている。

 里見は2021年9月に「第6代Krushライト級王座決定トーナメント」の決勝で瓦田に敗れ王座にあと一歩届かずも、昨年は龍華、西京佑馬という強豪相手に2連勝し今回のタイトル挑戦にこぎつけた。

 2人は2019年6月に対戦し、大沢が判定勝ちを収めている。

第9代スーパー・ライト級王座決定トーナメント開催。優勝候補の寺島輝「寺島輝というものをぶつけます」【Krush.145】

2023.01.20 Vol.Web Original

「Krush.145」(1月21日、東京・後楽園ホール)の前日計量が1月20日、都内で開催され、全選手が規定体重をクリアした。

 今大会は佐々木大蔵の王座返上に伴う「第9代Krushスーパー・ライト級王座決定トーナメント」の1回戦4試合が行われる。

 1回戦第1試合は大野祐志郎(ALL-WIN team 華王州)vs 塚本拓真(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)。大野は「明日の試合はトーナメントの1回戦でベルトに目が行きがちなんですけど、とにかくこの試合に勝つことを念頭に明日は戦いたい。煽りの映像でも殺るか殺られるかというところでお話させてもらったが、本当に殺るか殺られるかの戦いを皆さんに見ていただけたら」とまずはこの試合に集中。

 塚本は「明日は期待していてください。絶対勝ちます。自分はいつも会見で“気持ちが強い”と言っているが、このトーナメントに出ているメンバーは、気持ちが強いとはみんな思っているし当たり前だと思うんで、それ以外でしっかり倒せる武器を作る練習をしてきた。大野選手は“殺るか殺られるか”とずっと言っていて、煽りVでは“自分に対して殺られるイメージもない”みたいなことも言っていた。でも、自分には自分と向かい合わないと分からない世界観があると思っているので、その世界観に引きずり込んでやろうかなと思っている」などと独特の言い回しを見せた。

王者・大沢文也がタイトル戦を意識の里見柚己に「タイトル戦だから頑張るというのは応援してくれる人に失礼」【Krush.145】

2023.01.20 Vol.Web Original

「Krush.145」(1月21日、東京・後楽園ホール)の前日計量が1月20日、都内で開催され、全選手が規定体重をクリアした。

 その後に行われた会見ではメインイベントで行われる「Krushライト級タイトルマッチ」で初防衛戦に臨む王者・大沢文也(ザウルスプロモーション)が挑戦者の里見柚己(team NOVA)を上げたり下げたり翻弄。完全に会見を支配した。

 大沢は昨年4月、瓦田脩二を破り悲願の王座獲得。今回が初防衛戦となる。8月にはK-1福岡大会でデンサヤーム・アユタヤファイトジムに判定勝ちを収めている。

 里見は2021年9月に「第6代Krushライト級王座決定トーナメント」の決勝で瓦田に敗れ王座にあと一歩届かずも、昨年は龍華、西京佑馬という強豪相手に2連勝し今回のタイトル挑戦にこぎつけた。

 2人は2019年6月に対戦し、大沢が判定勝ちを収めている。

中島千博が初防衛。K-1王者レオナ・ペタス戦実現へ向け「来年はK-1の舞台に」【Krush】

2022.12.19 Vol.Web Original

「Krush.144」(12月18日、東京・後楽園ホール)のメインイベントで行われた「Krushスーパー・フェザー級タイトルマッチ」で王者・中島千博(POWER OF DREAM)が西元也史(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)を相手に初防衛戦に臨み、3-0の判定で勝利を収めた。。

 中島は昨年10月からスタートした「第10代Krushスーパー・フェザー級王座決定トーナメント」でSATORU成合、友尊、横山朋哉を破り、王座獲得。6月にはK-1を背負い「THE MATCH 2022」に出場もシュートボクシング(SB)日本スーパーフェザー級王者の笠原友希に判定負けを喫し、鼻の骨折により長期の欠場を余儀なくされ、今回は再起戦となる。

 対する西元は“KOマシーン”の異名を持つように昨年12月の“DYNAMITE”髙橋佑太戦まで勝利はすべてKO勝ちのハードパンチャー。しかし今年2月のK-1東京体育館大会での芦澤竜誠戦では先制のダウンを奪ったものの、KO勝ちを意識するあまり、パンチが大振りとなってしまい逆転のKO負けを喫してしまう。再起戦となった5月の斎藤祐斗戦では3Rにダウンを奪ったもののKOはできず、9月のK-1横浜大会も山本直樹を相手にダウンを奪ったうえでの判定勝ち。KO率100%こそ途切れてしまったものの、安定した戦いぶりで2連勝を飾り、今回の挑戦にこぎつけた。

山本直樹が「自分はこんなもんじゃない。来年に期待して」と2023年中のタイトル獲得をアピール【Krush】

2022.12.19 Vol.Web Original

「Krush.144」(12月18日、東京・後楽園ホール)のセミファイナルで行われたスーパー・フェザー級戦で山本直樹(K-1ジム五反田チームキングス)と野田哲司(ARROWS GYM)が対戦し、山本が3RKOで勝利を収めた。

 この日はメインで同級のタイトルマッチ、中島千博(POWER OF DREAM)vs西元也史(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)戦が行われたのだが、山本は来年中のタイトル獲得をアピールした。

 山本は昨年10月からスタートした「第10代Krushスーパー・フェザー級王座決定トーナメント」に出場し、1回戦で伊藤健人を破ったものの、準決勝では優勝候補の横山朋哉にKO負けを喫しベルトには届かず。この敗戦を機に兄・山本優弥の「優弥道場」からK-1ジム五反田チームキングスに移籍している。

女子フライ級戦で6年ぶりに復帰の麻央がいきなり真優に判定勝ち【Krush】

2022.12.19 Vol.Web Original

「Krush.144」(12月18日、東京・後楽園ホール)で女子フライ級戦が2試合組まれ、麻央(K-1ジム心斎橋チームレパード)と櫻井梨華子(優弥道場)が勝利を収めた。

 麻央は6戦5勝1敗という好成績を残しながらも一度は引退。今回は6年ぶりの復帰戦でKrush初参戦。いきなりK-1ジャパングループの女子フライ級戦線で活躍する真優(月心会チーム侍)を3-0の判定で破った。

 試合は1R、麻央は左ミドル、左ローからパンチにつなげる。真優は前蹴りからパンチ。互いに下がらずバッティングで一時中断。探り合いの展開から先に手を出すのは麻央。

Krushフライ級王者・大久保琉唯の2023年の目標はK-1王座獲得【K-1】

2022.12.17 Vol.Web Original

 初代Krushフライ級王者の大久保琉唯(K-1ジム・ウルフ TEAM ASTER)が12月17日、2023年の目標としてK-1王座獲得を掲げた。

 大久保は今年2月にデビューすると6月にはプロ2戦目にして「THE MATCH 2022」に出場し、那須川天心の弟・龍心に判定勝ち。9月には「初代Krushフライ級王座決定トーナメント」を制し、プロ4戦目にしてKrush王座を獲得した。

 大久保はこの日、都内で行われた「【回転寿司たいせい】リボーンプロジェクト お寿司PR企画記者会見」にKANA、菅原美優(ともにK-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)とともに出席。会見後に行われた取材で「今年2月にプロデビューして、まだ1年も経っていないんですけど、『THE MATCH 2022』に出場させてもらい、初代Krushフライ級王者にもなった。メディアにもたくさん出演させていただいて、大きく飛躍した年だったと思います。来年はもっと大久保琉唯を知ってもらえるようにいろいろな所で活動し、K-1でもチャンピオンになりたい」などと2022年を振り返り、2023年の目標を語った。

K-1ファイター菅原美優の今年の漢字は『涙』。「勝っても負けても泣いた」【K-1】

2022.12.17 Vol.Web Original

 K-1ファイターでKrush女子アトム級王者の菅原美優(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)が12月17日、今年の漢字として「涙」を挙げた。

 菅原は2022年について「負けもあったが、いい勝ち方もできた。また勉強になる1年だったなと思う。最後は本当にいい形で締められたので、それを来年、どう伸ばしていくか。1年でしっかり覚えたものがあるので、それを来年に生かし、来年は全勝で終わりたいと思っているので、それに向けて頑張ります」と振り返った。そして今年の漢字については「『涙』。今年は死ぬほど泣きました。2月の防衛戦もしんどくて泣いたし、6月は負けて泣いたし、この前は勝って泣いたし。泣いた記憶しかないです(笑)。でも、それくらいいい1年でした。うれし泣きも悲しくて泣くことも全部経験した。成長につながる大事な1年でした。いろいろな意味でこの1年は忘れられないです」と語った。

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