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ライト級トーナメントは弘輝、里見柚己、瓦田脩二、南雲大輝が準決勝に進出【Krush.127】

2021.07.25 Vol.Web Original

堀井がドクターストップ、昇也は計量オーバー

「Krush.127」(7月24日、東京・後楽園ホール)で「第6代Krushライト級王座決定トーナメント」がスタートした。

 この日は1回戦4試合が行われる予定だったが、堀井翼(K-1ジム五反田チームキングス)が前日計量をパスした後に体調不良となりドクターストップ。対戦相手の南雲大輝(八光流柔術総本部)は計量をパスしていたことから南雲の不戦勝となった。また瓦田脩二(K-1ジム総本部チームペガサス)と対戦する昇也(士魂村上塾)は計量をクリアできなかったため、勝敗に関わらず瓦田が準決勝に進出。試合はライト級のワンマッチとして行われ、瓦田が判定勝ちを収めた。

 波乱のスタートとなったトーナメントで気を吐いたのが里見柚己(team NOVA)。里見は川崎真一朗(月心会ラスカルジム)と対戦し、2Rに3度のダウンを奪ってKO勝ちを収めた。

 現在3連敗中で、自らも会見で「ここで負けたらもう呼ばれないと思う」と背水の陣で臨む川崎は1Rから右ストレートで里見をスリップダウンさせるなど上々の滑り出し。里見も左ミドル、左ローを蹴り分け、左ローのフェイントから左フックをヒットさせるなどこちらも軽快な動きを見せる。

サッタリ・ウィラサクレックが2試合連続1RKO勝ちでクルーザー級王座獲得【Krush.127】

2021.07.25 Vol.Web Original

決勝では谷川と対戦

「Krush.127」(7月24日、東京・後楽園ホール)で行われた「第2代Krushクルーザー級王座決定トーナメント」でサッタリ・ウィラサクレック(WSRフェアテックス・イラン)が決勝で谷川聖哉(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)を破り第2代王者となった。

 2人は昨年10月に対戦し、サッタリがKO勝ちを収めている。

 試合は1R序盤からサッタリがプレッシャーをかけ前に出ると右のボディーストレート。谷川も前に出るがここでサッタリが左フックで先制のダウンを奪う。

 立ち上がった谷川にサッタリは大振りのフックで追撃。後ろ回し蹴りは谷川の頭を越える。サッタリの左フックを効かされた谷川だったが、右ローで反撃。右ストレート、右ロー、ヒザを打ち込んでいく。谷川がローからプレッシャーをかけサッタリを詰めるが、なおも前に出たところでサッタリがカウンターで右フックを打ち抜くと谷川は前にばったりとダウン。サッタリがKO勝ちを収めた。

クルーザー級トーナメントV候補サッタリと対戦のRUI「最後にモノをいうのは魂」【Krush.127】

2021.07.23 Vol.Web Original

サッタリ「100%以上の万全な状態」

「Krush.127」(7月24日、東京・後楽園ホール)の前日計量が7月23日、東京都内で開催された。

 今大会では初代王者のK-Jee(K-1ジム福岡チームbeginning)の王座返上に伴う「第2代Krushクルーザー級王座決定トーナメント」がワンデイトーナメントで行われる。

 準決勝は杉本仁(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)vs谷川聖哉(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)とRUI(K-1ジム福岡チームbeginning)vsサッタリ・ウィラサクレック(WSRフェアテックス・イラン)の組み合わせ。勝者がメインで行われる決勝で対戦する。

 計量後の会見で準決勝の第2試合に出場するRUIは「オファーをもらって、記者会見があって、約2カ月間、緊張感のある日々を送ってきました。やれることをやって、やらなければいけないこともやって非常にいい状態を作ってこれたと思います。明日が楽しみです。福岡からさっき東京に着いて計量を終えたが、暑さもあり、調整が難しいところもある。それは選手としてはやらなければいけない仕事的なもの。先週にK-1福岡大会があり、その時はいろいろな地方在住の選手が福岡に来て計量をパスしたように、今度は自分が福岡から東京に代表として乗り込んできている。そういう覚悟を持ってこの会見場にいます。対戦相手のサッタリ選手はぱっと見の印象は凄くリラックスしているという印象」と福岡からの移動もクリアし、コンディションは問題ないよう。

 対するサッタリは「今回の試合に向けてしっかりとした準備をしてきた。100%以上の万全な状態。RUI選手もそうだが、全員コンディションが整っているように見えるので明日の試合を楽しみにしている」などと話した。

弘輝が「プロとしての仕事ができてない奴ばかり」と全選手を一刀両断【Krush.127】

2021.07.23 Vol.Web Original

「第6代Krushライト級王座決定トーナメント」1回戦が開催

「Krush.127」(7月24日、東京・後楽園ホール)の前日計量が7月23日、東京都内で開催された。

 今大会ではゴンナパー・ウィラサクレック(ウィラサクレック・フェアテックスジム)の王座返上に伴う「第6代Krushライト級王座決定トーナメント」の1回戦4試合が行われる。

 計量後に前日会見が行われたのだが、昇也(士魂村上塾)が1回目の計量を1.7kgオーバーで再計量のため、また堀井翼(K-1ジム五反田チームキングス)は計量はパスしたものの、その後、体調を崩し前日会見を欠席した。

 会見には南雲大輝(八光流柔術総本部)、瓦田脩二(K-1ジム総本部チームペガサス)、里見柚己(team NOVA)、川﨑真一朗(月心会ラスカルジム)、東本央貴(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)、弘輝(team ALL-WIN)の6選手が出席した。

 カード発表会見では3度目の絡みとなる堀井と南雲のやり取り以外は全体的に実直で真面目な受け答えが多かったこのメンバー。その中でも一人、気を吐いていた弘輝はこの日も“絶口調”。

玖村将史がスーパー・バンタム級王座返上。前バンタム級王者・吉岡ビギンら8人で王座決定トーナメント【Krush.128】

2021.07.09 Vol.Web Original

「Krush.128」(8月21日、東京・後楽園ホール)の第2弾カード発表会見が7月9日、東京都内で開催された。

 カード発表に先駆け、中村拓己K-1プロデューサーから第6代スーパー・バンタム級王者の玖村将史(K-1ジム五反田チームキングス)側からから王座返上の申し出があったことが発表された。同大会ではそれに伴う、8選手の参加による王座決定トーナメントがスタート。1回戦4試合が行われ、勝ち上がった4人が10月大会でワンデイトーナメントを行い王者を決める。
 
 1回戦は(1)鬼山桃太朗(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)vs 愛瑠斗(健成會)、(2)小倉尚也(スクランブル渋谷)vs 内田晶(チーム・タイガーホーク)、(3)小巻海斗(真樹ジムAICHI)vs 黒田勇斗(K-1ジム心斎橋チームレパード)、(4)吉岡ビギン(team ALL-WIN)vs 璃明武(K-1ジム総本部チームペガサス)の組み合わせで行われ、(1)と(2)の勝者、(3)と(4)の勝者がそれぞれ準決勝で対戦する。

Krush王者・新美貴士「K-1フェザー級は王者以外強いと思う選手はいない」【Krush.126】

2021.06.26 Vol.Web Original

岡嶋形徒を1R16秒、TKOで破り2度目の防衛

「Krush.126」(6月25日、東京・後楽園ホール)のメインイベントで行われた「Krushフェザー級タイトルマッチ」で王者・新美貴士(名古屋JKファクトリー)が岡嶋形徒(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)に1R16秒でTKO勝ちを収め、2度目の防衛に成功した。

 2人は昨年7月に対戦し、岡嶋が判定勝ちを収めており、新美にとってはリベンジマッチでもあったのだが、きっちり借りを返した形となった。

 試合は1R開始のゴングが鳴ると、グローブを合わせた新美がいきなり右フックをヒット。やや面食らった岡嶋はパンチを出すが新美を捕らえることはできず。新美は下がった岡嶋に右フックから左ストレートでアゴを打ち抜くと岡嶋はダウン。ダメージを鑑みたセコンドがタオルを投入し、新美が16秒で岡嶋を秒殺した。

 新美は昨年9月からスタートした「第5代Krushフェザー級王座決定トーナメント」を制し、ベルトを獲得。今年2月にはトーナメントの優勝候補だったもののケガで欠場した斗麗を相手に初防衛。今回はそれに続き、若手の有望株を叩き潰した。

寧仁太・アリが元王者・山際和希を破りウェルター級のトップ戦線に躍り出る【Krush.126】

2021.06.26 Vol.Web Original

3-0の判定勝ち

「Krush.126」(6月25日、東京・後楽園ホール)のセミファイナルで寧仁太・アリ(K-1ジム総本部チームペガサス)が元Krushウェルター級王者の山際和希(谷山ジム)に3-0の判定勝ちを収めた。

 Krushウェルター級は第6代王者の木村“フィリップ”ミノルがK-1王座に就いたことから王座を返上。第7代王座決定トーナメントが行われ山際が制したものの、初防衛戦で加藤虎於奈に敗れ王座陥落。その加藤も初防衛戦で松岡力に敗れ王座を明け渡すなど、混迷。寧仁太は元王者からの勝利でプロ戦績を5戦5勝(4KO)とし、一気にKrushウェルター級のトップ戦線に躍り出た。

 試合は1R序盤から寧仁太が重い右ロー、ミドルで山際を下がらせる。山際もローで反撃し、距離を詰めて右フック。中盤には右ミドルで寧仁太をコーナーに下がらせる。

王者・新美「どんな手を使ってでも勝ちにいく」、挑戦者・岡嶋「気持ちは絶対に折れない。自分なら勝てる」【Krush.126】

2021.06.24 Vol.Web Original

新美が2度目の防衛戦&リベンジマッチ

「Krush.126」(6月25日、東京・後楽園ホール)の前日計量が6月24日、東京都内で開催された。メインイベントのKrushフェザー級タイトルマッチで対戦する王者・新美貴士(名古屋JKファクトリー)と挑戦者の岡嶋形徒(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)はともに1回で規定体重をクリアした。

 2人は昨年7月に対戦し、岡嶋が判定勝ちを収めている。新美はこの敗戦後、ファイトスタイルをチェンジ。ノンストップでパンチとキックを繰り出すそのスタイルで昨年9月からスタートした「第5代Krushフェザー級王座決定トーナメント」を制した。今年2月には斗麗を相手に初防衛を果たし、今回が早くも2度目の防衛戦となる。

 岡嶋は新美に勝利後、同じくトーナメントに出場し、1回戦で林京平にKO勝ちを収めプロデビューから5連勝を飾るも、準決勝ではトーナメント決勝で新美と延長にもつれ込む接戦を演じた森坂陸にKO負け。今回は新美戦の勝利が評価され、再起戦にして初のタイトル挑戦となる。

チャン・リーが新鋭・紗依茄に2-1の判定勝ち。女子アトム級で復活の狼煙【Krush-EX】

2021.06.06 Vol.Web Original

菅原、優、MOE、NOZOMIに敗れ崖っぷち

「Krush-EX 2021 vol.3」(6月5日、東京・GENスポーツパレス)のセミファイナルで行われた女子アトム級の一戦でチャン・リー(K-1ジム五反田チームキングス)が2-1の判定で紗依茄(月心会チーム侍)を破り、復活の狼煙を上げた。

 現在、K-1ジャパングループの女子アトム級は昨年行われた「第3代Krush女子アトム級王座決定トーナメント」を制覇した菅原美優がKrush王座に君臨。トーナメントでは優、MOEを破り、今年3月の「K’FESTA.4 Day.1」では新鋭のNOZOMIを返り討ちにし、その座を盤石にした。5月30日のK-1横浜大会でMIOに敗れたものの、ことKrushにおいては他の追随を許さない。

 リーは2019年に菅原と優に判定負け。王座決定トーナメントでは準決勝でMOEに判定負け。今年2月にはNOZOMIにも判定で敗れた。いずれも紙一重の差ではあったが負けは負け。「K-1の舞台に立つ」という目標のためにはこれ以上、新世代の踏み台になるわけにはいかない。

メインで羽鳥仁が2RKO勝ちし「もっと上を目指す」。敗れた梨緒弥は3連続KO負け【Krush-EX】

2021.06.06 Vol.Web Original

「K-1カレッジ2019」決勝で敗れた梨緒弥にリベンジ

「Krush-EX 2021 vol.3」(6月5日、東京・GENスポーツパレス)のメインで行われたライト級の一戦で羽鳥仁(TEAM BIRD)が梨緒弥(若獅子会館 MATSUBARA)に2R2分21秒でKO勝ちを収めた。

 羽鳥は「K-1カレッジ2019」の-65kg級の決勝で梨緒弥に敗れており、2年越しでリベンジを果たした形となった。

 梨緒弥は2019年にK-1ジャパングループに初参戦を果たすと2連勝。昨年9月には地元の大阪で開催されたK-1への出場を果たしたが、永井卓海にKO負け。今年2月には「Krush-EX 2021 vol.1」のメインを任されたものの、ここでもKO負けと2連敗中。復活を期しての試合だった。

ダークホースの堀井翼が「ベルトがかかっているから悪ふざけなし」と王座奪取へ本気モード【Krush.127】

2021.06.03 Vol.Web Original

「第6代rushライト級王座決定トーナメント」開催

「Krush.127」(7月24日、東京・後楽園ホール)の追加対戦カード発表会見が6月3日、東京都内で開催された。

 K-1ライト級王者となったゴンナパー・ウィラサクレックが返上したライト級王座を争う「第6代rushライト級王座決定トーナメント」の1回戦4試合が行われることが発表された。今大会で1回戦を行い、勝ち上がった4選手によるワンデイトーナメントが9月大会で行われる。

 1回戦の組み合わせは(1)堀井翼(K-1ジム五反田チームキングス)vs 南雲大輝(八光流柔術総本部)、(2)瓦田脩二(K-1ジム総本部チームペガサス)vs 昇也(士魂村上塾)、(3)里見柚己(team NOVA)vs 川﨑真一朗(月心会ラスカルジム)、(4)東本央貴(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)vs 弘輝(team ALL-WIN)。1と2、3と4の勝者が準決勝を戦う。

 この8人の中では瓦田は2018年に判定で敗れた東本に今年3月の「K’FESTA.4 Day.1」でカットによるドクターストップでTKO勝ち、昨年7月には里見に判定勝ち、2019年3月には川﨑に判定負けという戦績。東本は川﨑とは1勝1敗、南雲にはKO勝ちを収めている。里見は昨年、南雲にKO勝ち、今年、堀井に判定勝ち。そして堀井は南雲に昨年6月、反則勝ちを収めている。

 堀井と南雲の反則決着については南雲のキックが3度金的に入ってしまい、堀井が戦闘不能になってしまってのもの。すぐに再戦が組まれたのだが、今度は堀井のケガで実現せずで、2人にとっては1年越しの決着戦となる。

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