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鈴木祐子が腕十字で逆転一本勝ち【10・5 ONE WARRIOS SERIES】

2019.10.05 Vol.Web Original

「ウォリアーボーナス」も獲得

 アジア最大級の格闘技団体「ONE Championship」の登竜門的大会である「ONE WARRIOS SERIES:日本vs.世界」(10月5日、東京・渋谷/ベルサール渋谷ガーデン)が開催され、総合格闘技、キックボクシング、ムエタイの全15試合が行われた。

 今大会には日本のジョシカク戦士が3人出場。結果は明暗を分けたが会場を大きく沸かせる試合を展開した。

 第4試合のアトム級戦に出場した鈴木祐子はマレーシアのエディラー・ヨハニーと対戦。

 1R、ヨハニーの周りをサークリングする鈴木だったが、ここでヨハニーの右ストレートが鈴木の顔面にクリーンヒット。ぐらりとした鈴木は後ずさりコーナー下で尻もちをつく。ここでヨハニーがパンチの連打でラッシュをかけるが、蘇生した鈴木はタックルでしのぐと逆にスタンドでロープに押し込みバックを取りかける。ヨハニーはロープ伝いに逃げるが鈴木は逃さずテイクダウンに成功すると上を取ってハーフガードからマウントに移行。パウンドを落としてから左腕をキャッチして腕十字を決める。ヨハニーは反転してしのぐも鈴木がなおも絞り上げるとたまらずタップした。

 鈴木はこの勝利でONE WARRIOR SERIEで2勝1敗。また試合内容が評価され「ウォリアー・ボーナス」を獲得した。

修斗ランカーの工藤諒司と内藤頌貴が判定勝ち【10・5 ONE WARRIOS SERIES】

2019.10.05 Vol.Web Original

工藤がグラウンドでジェリー・オルシムを完封

 アジア最大級の格闘技団体「ONE Championship」の登竜門的大会である「ONE WARRIOS SERIES:日本vs.世界」が10月5日、東京・渋谷のベルサール渋谷ガーデンで開催され、総合格闘技、キックボクシング、ムエタイの全15試合が行われた。

 修斗フェザー級環太平洋ランカーの工藤諒司がフィリピンのジェリー・オルシムと対戦し、3-0の判定で勝利を収めた。

 1R、工藤は遠めからのタックルで尻もちをつかせるがオルシムはすぐに立ち、逆にコーナーに押し込んでヒザを打ち込んでいく。しかし工藤は体勢を入れ替えるとヒジ。ポジション争いとなるが膠着しブレイクとなる。

 オルシムは右ハイキックを飛ばすが距離が遠く、クリーンヒットせず。工藤はそのタイミングを計って組み付きテイクダウンに成功。上を取ってパウンド。その隙をついて立ち上がったオルシムが逆にロープに押し込んだところでゴングが鳴る。

 2R以降も工藤は組み付いてコーナーに押し込みオルシムを削っていく。

 3R序盤。工藤はオルシムのキックにタックルを合わせて尻もちをつかせるが、すぐにオルシムはスタンドに戻す。しかし工藤は今度はパンチに合わせて組み付くと一気にテイクダウンに成功。上からヒジ、パウンドを落としていく。

 隙をついてなんとか立ち上がったオルシム。

 スタンドの攻防に戻るが、最後も工藤はパンチに合わせてタックルを決めるとコーナーに押し込みヒザをコツコツと当てていく。残り10秒となったところで引き倒しテイクダウン。上を取ったところで試合終了のゴングが鳴り、3-0の判定で工藤が勝利を収めた。

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