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初の沖縄大会でRENAと山本美憂が5年ぶりの再戦。RENA「運命を感じている」、山本「だいぶ強くなった。リベンジします」【RIZIN.32】

2021.10.13 Vol.Web Original

「RIZIN.32」(11月20日、沖縄・沖縄アリーナ)の第1弾カード発表会見が10月13日、沖縄県の沖縄アリーナで開催された。今大会はRIZIN初の沖縄での開催となる。

 RENAが昨年9月の富松恵美戦以来のリング復帰を果たし、山本美憂と対戦する。2人は2016年9月にRENAはMMA2戦目、山本はMMAデビュー戦で対戦し、RENAがニンジャチョークで一本勝ちを収めている。

 RENAは前年の大晦日のMMAデビュー戦で鮮やかな飛びつき腕十字で勝利を収め注目を集め、そしてこの試合で元レスリング世界王者で一般的な知名度も高い山本を破ったことで、一気に女子格闘技のアイコンともいえる存在となった。

 会見で山本は「沖縄と聞いて、ぜひ出場させてほしいと思いました。なぜなら、自分がデビュー戦で負けて、その後にKID、アーセンと家族で沖縄に移って、その中でたくさんの方にお世話になりました。家族ともいえるような人たちが沖縄にはたくさんいるので、成長した自分の姿を見てもらいたいなと思っています。それが本当に皆さんへの恩返しになるのではないのかなと思っています。デビュー戦の頃よりはだいぶ成長して、だいぶ強くなったと思うので、皆さんには私とRENA選手ですごくいい試合をお見せすることができると思います。今回、リベンジします」とリベンジを誓う。

「対戦させていただけないでしょうか」とMISAKIがRENAのSBラストマッチの相手に名乗り【4・10 SB】

2021.04.11 Vol.Web Original

前日に寺山日葵とのエキシビジョンマッチが決定

 シュートボクシング(SB)の「SHOOT BOXING 2021 act.2」(4月10日、東京・後楽園ホール)でSB日本女子ミニマム級1位のMISAKI(TEAM FOREST)がRENAのシュートボクシングでのラストマッチの対戦相手に名乗りを挙げた。

 この日、MISAKIは初代RISE QUEENミニフライ級王者の寺山日葵(TEAM TEPPEN)とエキシビジョンマッチを行った。

 当初、交渉していた対戦相手との調整がつかず、MISAKIのカードは大会2日前まで未定となっていたが、エキシビジョンながら大会前日になってこの対決が実現した。

 寺山は9日の夕方に「3時間前に聞いた」とSNSでつぶやくほどの電撃出撃だったが、いつもと変わらぬグッドシェイプ。1Rには首投げを狙うMISAKIに対し、逆にその体勢からバックドロップを狙う動きも見せた。その後も寺山はパンチから首投げを仕掛ける。2Rには1Rより強めのパンチと蹴りを繰り出す2人。寺山はパンチの連打から右ローにつなげるなど実戦さながらの動きを見せる。MISAKIも寺山の巧みな攻撃で今一歩攻め込めない部分はありながらも最後までパンチを放ち続け、あっという間の2分2Rが終了した。

3月12日に2回目の女子大会開催。浜崎朱加も出場候補に【QUINTET】

2021.01.21 Vol.Web Original

AACCの阿部氏はRENAにも参戦進める

 桜庭和志がプロデューサーを務めるグラップリングの格闘技「QUINTET」が2021年第1弾大会となる「QUINTET FIGHT NIGHT6 in TOKYO」(3月12日、東京・EX THEATER ROPPONGI)の開催を発表した。

 今回は2回目となる女子大会でQUINTETでは初となる3チームによる巴戦で優勝を争うこととなる。

 前回の2019年4月の「QUINTET FIGHT NIGHT3 in TOKYO -Female Open Team Championship 2019-」では柔術の世界女王・湯浅麗歌子と山本美憂の対戦が実現するなど大きな話題を呼んだ。

 3チームのうち阿部裕幸氏が主宰するAACCが「TEAM AACC」として参戦することが決定。残る2チームは後日発表となる。

 AACCはRIZIN女子スーパーアトム級王者の浜崎朱加が所属。他にも修斗、DEEP JEWELSらに多くの選手が出場している。

 プロデューサーの桜庭はAACCからYouTubeで「今回は女子大会をやろうと思っていて、前回の女子大会みたいに女子ならではの動きが出てくると思うので、よろしくお願いします。今回は4チームではなく3チームの、相撲でいう巴戦をやってみようと思っています。ルールとか仕組みは後々説明します。乞うご期待!」とコメント。

 AACCの阿部氏も参加し「女子は揃っているんで。出たいという思いはずっとあった。今回話をいただいて、誰にしようかなと考えています」と言って浜崎を呼び込むと桜庭は「第1候補の浜崎さんです」とカメラに向かって紹介。阿部氏も「RIZINの試合がなければ」と出場候補に挙がっているよう。

 続いてAACCでトレーニング中のRENA(シーザージム)も呼び込むと阿部氏は「寝技、めっちゃできる子なんで」と桜庭に紹介。RENAには「チャンスがあったらチャレンジしてほしい」と話した。

 RIZINは3月14日に東京ドームでの大会を予定しているが、果たして2人のQUINTET参戦はあるのか?

RENAが「あと2~3試合でリングから降りようと思ってます」と引退に言及【RIZIN.24】

2020.09.27 Vol.Web Original

勝利後のリングで突如の発表

 シュートボクシング(SB)世界女子フライ級王者のRENA(SHOOTBOXING/シーザージム)が「RIZIN.24」(9月27日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の試合後、突如、引退について言及した。

 RENAはこの日、2020年初戦に臨み、富松恵美(パラエストラ松戸)と対戦した。

 富松は日本の女子格闘技の黎明期から第一線で活躍するベテラン。柔術をベースとするグラップラーで2014年にはDEEP JEWELSストロー級暫定王座を獲得している。

 打撃とRENAと寝技の富松という図式となった試合は1Rはともに相手の出方をうかがう展開となる。RENAがプレッシャーをかけてコーナーに富松を詰めるが、富松はスキを突いて組み付いてパンチを許さない。

 残り15秒でRENAのパンチが富松の顔面を襲うが深追いはせず。

バンタム級王者・朝倉海とRENAが緊急参戦。海は元パンクラス王者・昇侍と対戦【RIZIN.24】

2020.09.15 Vol.Web Original

「RIZINが困っている時こそ、盛り上げるのがチャンピオンの責任」

 RIZINが9月15日、オンラインで会見し「RIZIN.24」(‪9月27日‬、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の追加対戦カードを発表した。

 現バンタム級王者の朝倉海(トライフォース赤坂)とシュートボクシング(SB)女子世界フライ級王者のRENA(シーザージム)の電撃参戦が決まった。

 この2人については9月13日に行われた会見で榊原信行CEOがかねてからオファーをしていることを明かし、参戦を熱望していた。

 朝倉は元ライト級キング・オブ・パンクラシストの昇侍(KIBAマーシャルアーツクラブ)とスーパーファイトで対戦する。

 昇侍は「このような機会をいただいて光栄に思っている。格闘技を始めて苦節18年。いろいろなきつい思いも苦しい思いもうれしい思いもたくさん経験してきたが、それを何倍も超える自分では考えられないような大チャンス。最大で最高の相手と戦えることにすごく感謝している。今、日本のバンタム級で最強の男と戦えるということは格闘家にとってどれだけ名誉なことなのかというのは言うまでもないが、自分の18年の思いをぶつけたい。(朝倉は)ポテンシャルも身体能力も才能もあるし、これからまだまだ世界に名を馳せていく選手だと思っている。ただ、こんな自分でも、自分を信じて頑張っていけば、こんなチャンスをつかむことができる。“時に精神は肉体を凌駕する”という言葉がありますが、これから格闘技を目指す若者とか、同世代でも頑張っている格闘家、そういった人たちの希望となるべく、9月27日、さいたまスーパーアリーナでは思いの強さで自分の実力以上の何倍もの力を出して頑張っていきたい」とこの試合に向けての決意を熱く語った。

RENAが半年前の屈辱晴らすTKO勝ち【12・31 RIZIN】

2020.01.01 Vol.Web Original

1、2Rはグラウンドで一瞬ヒヤリの場面も

「RIZIN.20」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)で再起戦のリベンジマッチに臨んだRENAが3RKOで見事にリベンジを果たした。

 RENAは今年6月、米ニューヨークのMSGで行われた「ベラトール222」で
リンジー・ヴァンザントと対戦したものの、スリーパーホールドで絞め落とされた。完璧な一本を取られた相手とのダイレクトリマッチという過酷な状況だった。

 1R、RENAがセンターを取り、ヴァンザントがその周りを回る展開。打撃で追い込むRENAだったが、ヴァンザントはかいくぐってタックルからテイクダウンに成功。RENAはガードも、ヴァンザントはパウンド。RENAは距離つぶしてパウンドを防ぐがヴァンザントはならばとヒジを落としていく。

 しかしRENAは下から果敢に十字を取りに行く。これは抜けてしまったが、上のポジションを取る事に成功。サイドで抑え込むがヴァンザントがガードに戻すと、RENAはスタンドを要求。ヴァンザントがタックルに行くが、RENAはここはしのいで1Rが終了。

計量立会人の髙田延彦がファンに「会場入りは早めに」とアドバイス【12・31 RIZIN前日計量】

2019.12.30 Vol.Web Original

全選手が計量を一発クリア

「RIZIN.20」(12月31日、埼玉・スーパーアリーナ)の公開前日計量が12月30日、都内のホテルで開催された。

 大会に出場する28選手すべてが1回で規定体重をクリア。全試合が成立した。

 計量終了後には立会人でRIZINの解説も務める髙田延彦がマイクを渡され「2015年に始まって今回が5回目の大晦日の大会となる。2015年のスタートの時はさすがにファンも我々もこれ以上ないくらいエキサイトしたが、今年はその時以上の興奮状態で迎えている。みなさん、どうですか? この雰囲気を感じていませんか?」とこの日、前日計量としては異様な盛り上がりを見せたファンに呼びかけた。

リベンジマッチのRENA シーザー会長の優しさに「結果で返したい」【12・31 RIZIN】

2019.12.28 Vol.Web Original

「いつもと違った気合の入り方をしている」

「RIZIN.20」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の大会前会見が12月28日、都内で開催された。

 6月にニューヨークのMSGで行われた「Bellator222」に参戦したものの一本負けを喫したRENAがリンジー・ヴァンザントを相手にダイレクトリマッチに臨む。

 RENAは「大晦日というのは今回で5~6回目ですが、すごく特別な大会だなと思っている。そしてリベンジということでいつもと違った気合の入り方をしている」と気合十分。

 ヴァンザントについては「本当に強くて、ちょっと前回はいろんなこともあって自分を信用できずに終わってしまい、力を出しきれなかった。それを出し切られせてくれなかったのが彼女なのかもしれないしMSGという会場でもあったかもしれないが、あれは私の実力じゃないと思っている。今回は“私が100%の力を出しても勝てる”と言われたので200%の力を出して勝って2020年を迎えたい」、試合については「打撃では圧倒的に私が上だと思っているので、その中でどうかいくぐって組みついてくるかという想定はしています。今回は四角いリングなので多分ぐるぐる回って私の隙をついてこようと思っていると思いますが、今回は攻め込めるので隙をついて仕留めるところで仕留めたい」などと話した。

朝倉海がタイトルをかけてマネル・ケイプと対戦【12・31 RIZIN.20】

2019.12.04 Vol.Web Original

堀口恭司が王座を返上

 年末の格闘技イベント「RIZIN.20」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の追加カード発表会見が12月4日、都内で行われた。

 当初、堀口恭司の持つRIZINバンタム級王座に挑戦することが発表されていたものの、堀口の欠場でタイトル戦が消滅していた朝倉海がマネル・ケイプと対戦することが決まった。堀口が王座を返上したことから、この一戦は王座決定戦として行われる。

 合わせて「石渡伸太郎vs扇久保博正」の一戦も正式決定した。この試合は時期挑戦者決定戦として行われ、勝者は来春、朝倉とケイプの勝者に挑戦する。

 ケイプは朝倉とは昨年5月に対戦し、1-2の判定で敗れているが、試合直後から判定に不満を漏らし、ことあるごとに朝倉を挑発してきた。

 この日の会見にはスカイプで参加し「これからは自分の時代だ。このタイトルマッチを受けるのは当然だと思っている。朝倉海が何と言おうと、俺がチャンピオンになる。奴は俺から逃げ回って俺と再戦がしたくなかった。堀口に勝とうがそんなことは関係ない。俺は今そこのテーブルに座っている人間を一晩で全員ぶっ飛ばせる。俺がチャンピオンだってことを証明する」とまくし立てた。

 これを受けた朝倉が「まず堀口選手との試合が流れてしまって本当に残念です。堀口選手にはしっかりケガを治してもらって、万全な状態で戦えることを楽しみしています。ケイプは前回からグチグチ女々しいことばかり言っているので、ここで一発、失神でもさせてやろうと思っています」と話すとケイプは「俺はすでに勝っている」などと割り込み、これには朝倉も苦笑いで「ちょっとうるさいんだけど(笑)、大晦日には必ずあいつを黙らせるんで。必ずチャンピオンになってRIZINを引っ張っていく」と強引に締めた。

RENAが絞め落とされたリンジーとリベンジマッチ【12・31 RIZIN.20】

2019.12.04 Vol.Web Original

「アメリカでは実力の1割も出せずに負けてしまった」

 シュートボクシング(SB)の絶対女王RENAが「RIZIN.20」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)に参戦することが12月3日、SBのビッグイベント「GROUND ZERO TOKYO 2019」のリング上で発表された。

 今年6月にニューヨークのマジソンスクエアガーデンで開催された「Bellator222」で敗れたリンジー・ヴァンザントとのリベンジマッチに臨む。

 6月の対戦では1R終盤に一瞬の隙を突かれテイクダウンからバックポジションを許してしまい、リアネイキッド・チョークで失神。一本負けを喫している。

 この日はシュートボクシング協会のシーザー武志会長がRENAの大晦日大会への参戦が決まったことをファンに報告。そしてリングに上がったRIZINの榊原信行CEOから対戦相手が発表された。

 榊原氏は「RENAが大一番に挑むことになった。リマッチはだいたい失敗する。本当に凄い覚悟だと思う」、シーザー会長も「失敗してもいいと思う。本職は立ち技。チャレンジする勇気をほめてやってほしい。負けても勝ってもどっちでもいい。格闘家として強い相手に向かっていくその信念が大好きです」などとRENAの決断を称えた。

 2人がこの試合に厳しい見方をする中、RENAは「大晦日、アメリカで負けたリンジー選手とリベンジマッチを組んでもらいました。アメリカでは実力の1割も出せずに負けてしまった思いがある。リンジー選手が強いといえばそれまでですが、私は残り9割を出していないので、全力で皆さんとリンジー選手をビックリさせて、SBの力、5年間RIZINで頑張ってきた実力を発揮して年末を爆発させたい」とリベンジを誓った。

RENAが1R20秒KOの高速決着で復活【10・12 RIZIN.19】

2019.10.12 Vol.Web Original

右ストレート一発でアレキサンドラが戦意喪失

「RIZIN.19」(10月12日、大阪・エディオンアリーナ大阪)でシュートボクシング世界フライ級王者RENAがアレキサンドラ・アルヴァーレを相手に復帰戦に臨み、秒殺KOで華々しい復活を果たした。

  RENAは今年6月、米メジャー団体「Bellator」に参戦。日本人女性格闘家として初じめてMSGの舞台に立ったもののリンジー・ヴァンザントに敗戦。今回はそこからの再起戦となる。

 当初はショーナ・ラムと対戦の予定だったが、ラムが脳しんとうによるドクターストップで直前で対戦相手がアルヴァーレに変更となっていた。

 試合はアレキサンドラが右ストレートで先制するも、すぐにRENAが右ストレートで反撃。この強烈な一発でアレキサンドラが戦意喪失。逃げるアレキサンドラを追ったRENAがパンチの連打で追撃するとアレキサンドラはコーナー下でダウン。レフェリーが試合を止めた。

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