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K-1甲子園王者・大久保琉唯が那須川天心の弟・龍心に判定勝ち。本戦のK-1勢にバトン【THE MATCH 2022】

2022.06.19 Vol.Web Original

 那須川天心と武尊の世紀の一戦が行われる「THE MATCH 2022」(6月19日、東京・東京ドーム)のオープニングマッチで天心の弟である那須川龍心(TEAM TEPPEN)とK-1甲子園2021 -55kg王者で「K-1 AWARDS 2021」アマチュア最優秀選手賞受賞者の大久保琉唯(K-1ジム・ウルフ TEAM ASTER)が対戦し、大久保が3-0の判定で勝利を収めた。

 1R、ともにロー、ジャブで様子をうかがい、カウンターを狙う。リーチの長い大久保が前蹴り、左ミドル。那須川は飛び込むが距離が詰まり組み合ってしまう。2R、那須川がスピードを生かしたパンチを放つと大久保は左ミドル、前蹴り。パンチが交錯するなか、大久保のバックスピンキックがボディーに炸裂し、那須川が尻もちをつくがノーダウン。その後も大久保の左ミドル、ヒザが那須川のボディーを襲う。那須川は飛び込んでワンツー。3R、ともにパンチを放つも距離が詰まり組み合う場面が増える。那須川がパンチを放つも大久保は左ミドルで突き放す。大久保は距離が詰まるとヒザをボディーに突き立てる。大久保はワンツーから左ミドル。なおも左右のヒザをボディーに打ち込んでいく。

 試合は判定となり3-0で大久保が勝利を収め、本戦に登場するK-1勢にバトンをつないだ。

那須川天心が「ボクサーになるという気持ちは1回捨てました」と武尊戦決定以降の心情を明かす【THE MATCH 2022】

2022.06.18 Vol.Web Original

「THE MATCH 2022」(6月19日、東京・東京ドーム)の前日会見が6月18日、都内で開催された。

 メインで武尊(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)と対戦する那須川天心(TARGET/Cygames)が「ボクサーになるという気持ちは1回捨てました」と試合が決まって以降の心情を明かした

 前日会見は通常、戦う2人が揃って行うことが多いのだが、この日は別々に行われた。

 那須川は「言うこともないというかやるべきことはすべてやった。いろいろな問題があったが、無事にこの場に立ててほっとしている。明日は僕がキックボクシング人生でやってきたことをすべて出し切って、そしてしっかりと勝ちたいと思っている」と明日の試合に向けての決意を述べた。

 今回の試合については「いろいろありましたが、こうなる運命だったんじゃないのかなと今は思います。俺の中では本当にこれをやらなきゃ終われないよねというのが腑に落ちたし。そういうふうに運命ってあるんだなっていうことは感じますし、動かされているんだな、とは感じます」と運命ととらえた。

那須川天心との世紀の一戦を控えた武尊「現在の心境は無」【THE MATCH 2022】

2022.06.18 Vol.Web Original

「THE MATCH 2022」(6月19日、東京・東京ドーム)の前日会見が6月18日、都内で開催された。

 メインで那須川天心(TARGET/Cygames)と対戦する武尊(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が現在の心境について「無」と語った。

 前日会見は通常、戦う2人が揃って行うことが多いのだが、この日は別々に行われた。

 武尊は「明日はこの試合のためにたくさんの方に協力してもらい、たくさんの人のお陰で実現できた試合だと思っているので、僕の今までの人生、積み上げてきたものすべてをぶつけて必ず勝ちます。最高の試合をします」と明日の試合に向けての決意を述べた。

 ここまでの時間については「長かったような短かったような、そんな感じ。この期間は僕の人生の中で特別な期間だったと思う。こんな経験ができることにも感謝だし、人生でここまできついことってこれからないと思うので、それに感謝して今日を迎えられた。今まで培ったものを全部出してすべて報われる試合にしたい」と語った。

 そして現在の心境については「やれることはやってきた。今日まで、試合を熱望されてから約7年間、自分の中でいろいろな思いがあったし、その間で試合をしてきた相手だったり、練習してきたものだったり、生きてきた時間というものが全部明日現れるんじゃないかと思うので、自分が生きてきた人生を信じて全力でやるだけかなと思います」とこの試合を集大成と位置付けた。その現在の心境はワクワクとかドキドキといった感情ではなく「無な感じです。いろいろな思いはあるが、いい意味で僕の中では無になっているイメージです」と語った。

YA-MANと芦澤竜誠が前代未聞の計量前の乱闘騒ぎ。中村寛とレオナ・ペタスはもみ合いに発展【THE MATCH 2022】

2022.06.18 Vol.Web Original

YA-MANが転倒。カード発表会見のアクシデントが脳裏をよぎる

「THE MATCH 2022」(6月19日、東京・東京ドーム)の前日計量が6月18日、都内で行われ、第9試合のオープンフィンガーグローブマッチで対戦するYA-MAN(TARGET SHIBUYA)と芦澤竜誠(DRAGON FISH)が計量前にののしり合いを始めるという前代未聞の乱闘騒ぎを引き起こした。

 壇上に2人が向かうとまず芦澤がYA-MANを挑発。これに呼応する形でYA-MANが歩み寄ると、危機を察した関係者が割って入り、2人が接触するという最悪の事態は免れたが、YA-MANはスタッフに制された際に転倒し、バックパネルに激突した。2人はカード発表会見でも乱闘騒ぎとなったのだが、その時は関係者に制せられた際に転倒したYA-MANが後頭部から出血するという事態が発生しており、一瞬ヒヤリとさせたが今回は大事には至らず。

 2人は別々に計量を行い、フォトセッションなはしとなったが、次の試合の中村寛(BK GYM)とレオナ・ペタス(TEAM TOP ZEROS/LARA TOKYO)の計量に移っても会場の後方でののしり合いを続けた。

武尊は58kgジャスト、那須川天心は57.95kgでともに前日計量クリア【THE MATCH 2022】

2022.06.18 Vol.Web Original

「THE MATCH 2022」(6月19日、東京・東京ドーム)の前日計量が6月18日、都内で行われ、メインイベントで−58kg契約で対戦する那須川天心(TARGET/Cygames)は57.95kg、武尊(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)は58kgでともにクリアした。

 計量後のフェイストゥフェイスではともに視線を外すことはなかったが、終始体を揺らす那須川に対し、武尊は微動だにせずと対照的なたたずまいを見せた。フォトセッション後も2人は握手なども交わすこともなく。武尊は最後に正面を向いて深々と頭を下げてステージを降りた。

 この試合のみ試合3時間前に当日計量が行われ、戻しは62kgまでとなっている。またジャッジ5名による5ジャッジ制を採用。全ラウンド、点数を公開するオープンスコアリング方式で行われる。

大会19日前にフジテレビが「那須川天心vs武尊」戦を放送しないと発表。天心「お金の為じゃねえ」、武尊「まだ諦めません」

2022.05.31 Vol.Web Original

 那須川天心と武尊の世紀の一戦が行われる「THE MATCH 2022」を生放送する予定だったフジテレビが5月31日、同社の公式サイトで同大会を放送しないことを発表した。

 サイトでは「『THE MATCH 2022』についてのお知らせ」というタイトルに「6月19日(日)の『THE MATCH 2022』は、主催者側との契約に至らず、フジテレビで放送しないことが決まりましたので、ここにお知らせいたします。」という最低限の情報しか発信されなかった。

 今大会は地上波はフジテレビが2時間の予定で「那須川天心vs武尊」戦を中心に生放送し、配信ではABEMAがPPVで全試合を完全生中継することとなっていた。

 ABEMAのPPVについては5月19日に概要を発表。全試合の視聴と300万シートアングル視聴可能な一般チケットと応援チケットの2種類が発売され、応援チケットにはスペシャル特典として「”ラストセッション”ファンと選手がつながる生中継」「直前スパーリング独占公開」「計量密着生中継」「6/19 試合当日控室カメラ」「日本史上初セコンドカメラ」「試合直後の交流会独占生中継」という6つの特典がつくことになっている。

 このPPVは同日に発売を開始したのに対し、フジテレビの放送については報道陣に配布される資料でも「詳細が決まり次第、ご案内いたします。」という文言が長く続いていた。

 今回の「THE MATCH 2022」については実行委員の一人であるRIZINの榊原信行CEOについて「週刊ポスト」が5月9日発売号でに「天心vs武尊の仕掛け人RIZIN代表・榊原信行氏『反社交際音声』流出トラブル」と題した記事を掲載。榊原氏は翌週号で同紙のインタビューに応じ、事の経緯を説明。19日に行われた会見でも報道についてコメントした。

 なおフジテレビをめぐる動きとしては、18日に行われた株式会社フジ・メディア・ホールディングスの取締役会で、港浩一共同テレビジョン社長がフジテレビの社長に就任する新役員体制を内定。新社長は6月28日開催予定の第81回定時株主総会とその後の取締役会で正式決定する。

 港氏は辣腕プロデューサーとして「オールナイトフジ」「とんねるずのみなさんのおかげでした」といった往年のフジテレビの人気バラエティー番組を手がけたことでも知られる。

 また、この日の発表を受け、那須川はツイッターに「みんなごめん」「お金の為じゃねえんだよ 未来の為にやってんだよ 子供達はどうすんだよ」と投稿。武尊も「この試合の意味を分かって欲しい。まだ諦めません。」と投稿した。

安保瑠輝也が山田洸誓と−67kg契約で対戦。山田の弱点“納豆”持ち出し「僕に負けたら食べてもらう」【THE MATCH 2022】

2022.05.30 Vol.Web Original

「THE MATCH 2022」(6月19日、東京・東京ドーム)の追加カード発表会見が5月30日、都内で開催された。

 RISEの現スーパーライト級王者の山田洸誓(正道会館KCIEL)とK-1の元スーパー・ライト級王者の安保瑠輝也(CLUB es/team ALL-WIN)の対戦が発表された。

 山田が戦うスーパーライト級は−65kg、安保は現在、ウェルター級(−67.5kg)で戦っており、本来階級が違うのだが、今回は−67.0kg契約での対戦となる。

 安保は「THE MATCH 2022」の開催が発表になって以降、平本蓮と互いにSNS上でアピールし合うなど一時、対戦に向け機運が盛り上がるも実現には至らなかったことから「最初に話題になったカード、求められていた対戦相手ではなく、大衆が思っていたカードではないと思う」と断りつつも「山田選手の試合を見させてもらったが、65kgの王者で、今回67kgに階級を合わせてやる男気、そういった部分は認めます。地味ですけど実力もしっかりある」と山田の実力を認めたうえで「東京ドームで派手な試合を、安保瑠輝也を見せたい」と意気込んだ。

宮﨑小雪が持ち前のテクニックで小林愛理奈を完封し初防衛に成功【RISE158】

2022.05.30 Vol.Web Original

「RISE158」(5月29日、東京・後楽園ホール)のセミファイナルでRISE QUEENアトム級王者の宮﨑小雪(TRY HARD GYM)が同級1位の小林愛理奈(FASCINATE FIGHT TEAM)を相手に初防衛戦に臨み、3-0の判定で勝利を収めた。持ち前のテクニックで小林を翻弄、大差の判定だった。

 宮﨑は2021年1月に行われた「アトム級NEXT QUEENトーナメント 2021」で優勝すると3月に同級王者・紅絹に挑戦。2-0の判定で勝利を収め第2代王座に就いた。

 対する小林は第38回全日本空手道選手権大会2019軽量級優勝の実績を引っ提げ、2020年にプロデビューを果たすが、3戦目で宮﨑と対戦しプロ初黒星。2021年には「アトム級NEXT QUEENトーナメント 2021」の決勝でリベンジのチャンスを得るが返り討ちに遭い、対宮﨑は2連敗。その後、宮﨑の同門である平岡琴を破り再起を果たすと百花、祥子JSKにも勝利を収め3連勝とし、今回の挑戦にこぎつけた。プロ戦績は8戦5勝(2KO)2敗1分で敗れたのは宮﨑のみ。

憂也が初参戦のJにKO勝ちでミドル級王者イ・ソンヒョンへの挑戦をアピール【RISE158】

2022.05.30 Vol.Web Original

「RISE158」(5月29日、東京・後楽園ホール)の第8試合で行われたミドル級戦で同級3位の憂也(魁塾)がRISE初参戦のJ(TSK Japan)に2RKO勝ちを収め、王座挑戦をアピールした。

 憂也は2020年12月には日本ミドル級のトップ選手である緑川創に判定勝ちを収める番狂わせを起こすと、昨年2月には敗れはしたもののウェルター級王者の“ブラックパンサー”ベイノアと延長までもつれ込む互角の戦いを展開。ここまでRIZINでも69~70kgで3戦3勝(3KO)の星を残すなどミドル級戦線のトップの座を争う存在となっている。

 JはBOMの常連ファイターで、WMCインターコンチネンタル・ミドル級、BOMミドル級などムエタイで5つのベルトを保持。27戦18勝(12KO)7敗2分と高いKO率を誇る強豪だ。

“浪速の伊達男”中野椋太がウェルター級王座獲得。「3週間後、隣のドームでタイマン張らせてください」【RISE158】

2022.05.30 Vol.Web Original

稲井良弥を2RKO

「RISE158」(5月29日、東京・後楽園ホール)のメインイベントで行われた「第3代ウェルター級(-67.5kg)王座決定戦」で同級1位の中野椋太(誠至会)が3位の稲井良弥(TARGET)を2RKOで下し、王座を獲得した。

 前ウェルター級王者の“ブラックパンサー”ベイノア(極真会館)の王座返上に伴い、4選手参加による王座決定トーナメントが行われることとなり、2月の後楽園大会で稲井が都木航佑(ボスジムジャパン)に判定勝ち、中野は3月の後楽園大会で中島将志(新潟誠道館)に判定勝ちし今回の決勝に駒を進めた。

 中野は2018年に行われた「第31回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」で第2次審査(BEST100)まで残ったイケメン。ニックネームは“浪速の伊達男”。元NJKFウェルター級王者で、昨年7月にはWBCムエタイ日本ウェルター級王座、今年2月にはS1世界ウェルター級王座を獲得。プロ戦績は26戦20勝(9KO)6敗。

初防衛戦の宮﨑小雪「これから何年もこのベルトを巻き続けるつもり」、挑戦者・小林愛理奈は「負けられない理由がある」【RISE158】

2022.05.28 Vol. Web Original

セミファイナルでRISE QUEENアトム級タイトルマッチ

「RISE158」(5月29日、東京・後楽園ホール)の前日計量が5月28日、都内で行われ、全選手が1回で規定体重をクリアした。

 セミファイナルではRISE QUEENアトム級王者の宮﨑小雪(TRY HARD GYM)が同級1位の小林愛理奈(FASCINATE FIGHT TEAM)を相手に初防衛戦に臨む。

 宮﨑は2021年1月に行われた「アトム級NEXT QUEENトーナメント 2021」で優勝すると3月にRISE QUEENアトム級王者・紅絹に挑戦。2-0の判定で勝利を収め第2代王座に就いた。その後、伊藤紗弥、百花といった強豪相手に2連勝中。

 対する小林は第38回全日本空手道選手権大会2019軽量級優勝の実績を引っ提げ、2020年にプロデビューを果たすが、3戦目で宮﨑と対戦しプロ初黒星。2021年には「アトム級NEXT QUEENトーナメント 2021」の決勝で再度、宮﨑と対戦するもここでも敗れ2連敗。その後、宮﨑の同門である平岡琴を破り再起を果たすと百花、祥子JSKにも勝利を収め3連勝とし、今回の挑戦にこぎつけた。プロ戦績は8戦5勝(2KO)2敗1分。

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