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−61.5kgトーナメントの組み合わせ発表。優勝候補の中村寛「俺が強すぎるのでここにいる全員相手にならない」と豪語【RISE】

2025.01.29 Vol.Web Original
 RISEが1月29日、都内で「RISE ELDORADO 2025」(3月29日、東京・両国国技館)のカード発表会見を行った。
 
 今大会から「RISE WORLD SERIES 2025 −61.5kg Tournament」がスタート。25日の後楽園大会ではRISEライト級王者の中村寛(BK GYM)、2024年スーパーフェザー級漢気トーナメント優勝のパヌワット・TGT(TARGET)、シュートボクシング(SB)のSB日本スーパーフェザー級王者・笠原友希(シーザージム)の参戦が発表され、査定試合で対戦しベストバウト級の試合を展開した常陸飛雄馬(TARGET SHIBUYA)とエン・ペンジェー(中国/仏山温拿拳館)にも「当確」が出されていた。
 
 この日は常陸とペンジェーに加え、元RISEスーパーフェザー級王者のチャンヒョン・リー(韓国/RAON)、WMF-63.5kg王者のシャクリヨール・ユラエフ(ウズベキスタン/Temur Kurbanov team)、ENFUSION世界バンタム級王者のレダ・ベラーセン(モロッコ/オランダ/fight team Ringer)の参戦が正式発表された。
 
 1回戦①は中村vsチャンヒョン、②は笠原vsパヌワット、③は常陸vsユラエフ、④はペンジェーvsベラーセンの組み合わせ。①と②、③と④の勝者が6月に行われる準決勝で、その勝者が8月に行われる決勝で対戦する。

宮本芽依が初の国際戦で完勝。5戦5勝で王者・小林愛理奈への挑戦に一歩近づく【RISE185】

2025.01.26 Vol.Web Original
「RISE185」(1月25日、東京・後楽園ホール)でRISE QUEENミニフライ級(-49kg)1位の宮本芽依(KRAZY BEE)が初の国際戦でチャ・ミンジュ(韓国/大邱玄風ソルボンジム)と対戦し、3-0の判定勝ちを収めた。
 
 宮本はこの日の勝利でプロ戦績を5戦5勝とし、王者・小林愛理奈(FASCINATE FIGHT TEAM)への挑戦に一歩近づいた。
 
 宮本は2019年全日本女子ボクシング選手権大会シニアの部バンタム級優勝の実績を持ち、2023年5月にプロデビュー。プロ3戦目には長くトップ戦線で活躍する上位ランカーである宮﨑若菜を破り、前戦でMelty輝を破った際には伊藤隆代表が「そろそろタイトルに絡ませてもいいのかなという思いもある」とも語っていた。

憂也がサモ・ペティに延長の末、判定負け。悲願の王者・海人への挑戦遠のく【RISE185】

2025.01.26 Vol.Web Original
「RISE185」(1月25日、東京・後楽園ホール)でミドル級のトップランカー同士の対戦となるサモ・ペティ(スロベニア/Nak muay team/同級1位、FFC-70kg王者)と憂也(日本/魁塾/同級3位、第2代DEEP☆KICK-65kg王者)の一戦が行われ、ペティが延長にもつれ込む接戦の末、判定勝ちを収めた。
 
 ミドル級はシュートボクシング(SB)のエースでSB世界スーパーウェルター級王者の海人(TEAM F.O.D)が2023年3月にイ・ソンヒョンを破り、王座を獲得。しかしその後、海人がGLORY王座に照準を定めたこともあり、防衛戦は行われていない。その間、憂也は2023年5月から前戦の昨年10月の宮城寛克戦まで6連勝(一つの不戦勝あり)を収め、ランキングを3位まで押し上げた。
 
 ペティは2014年から2015年にかけ当時の日本人トップファイターを総なめ。2022年8月にRISEに約7年ぶりの参戦を果たすと、王座を獲得したばかりの海人と対戦し判定負け。しかし両者ともに納得せず、SBのリングで再戦が行われたが、ここでも2度の延長の末、判定負けを喫している。

常陸飛雄馬がエン・ペンジェーとの激戦制し世界トーナメント出場当確「絶対に世界一になる」【RISE185】

2025.01.26 Vol.Web Original
「RISE185」(1月25日、東京・後楽園ホール)のセミファイナルでRISEスーパーフェザー級2位の常陸飛雄馬(TARGET SHIBUYA)とエン・ペンジェー(中国/仏山温拿拳館)が対戦し、常陸がダウンを奪った上での判定勝ちを収めた。
 
 この試合は3月29日の両国国技館大会から開幕する「WORLD SERIES −61.5kgトーナメント」の最終選考試合として行われ、大会後の総括で伊藤隆代表が常陸のトーナメント出場に「当確」を出した。
 
 常陸は長くスーパーフェザー級の上位ランクをキープ。昨年の9月大会で選考試合が組まれ、ライト級王者の中村寛と無効試合のアリシェル・カルメノフと対戦。判定勝ちを収めたものの、伊藤代表を納得させることはできず、再度の選考試合出場となった。ペンジェーは昨年9月に中村と対戦し延長の末、判定で敗れたものの最後まで中村を苦しめた難敵。

王者・安本晴翔が中国の未知なる強豪を完封しての判定勝ちにも「こんな締め方ですいません」と反省の弁【RISE185】

2025.01.26 Vol.Web Original
「RISE185」(1月25日、東京・後楽園ホール)のメインイベントでRISEフェザー級王者の安本晴翔(橋本道場)がワン・シャンチン(中国/仏山温拿拳館)を相手に王座戴冠後の初戦に臨み、3-0の判定勝ちを収めた。しかしRISEの2025年1発目の大会をKOで締めくくれず、試合後のマイクでは反省の弁に終始した。
 
 安本は昨年10月に門口佳佑を破り、2022年7月にRISEに戦場を移してから約2年3カ月にしてついに王座を獲得した。そんな新王者にRISEが用意したのはプロ戦績25戦23勝(12KO)2敗の戦績を誇る中国人ファイター、シャンチン。タイのビッグマッチ「RWS」でも勝利を収めるなどムエタイのテクニックも身に着けていると思われる未知な部分も多いファイターだ。
 
 1R、ともにオーソドックスの構え。安本は右ローを放つとすぐにスイッチし左ハイを蹴るとシャンチンは右ストレート。かわす安本。安本は左右のロー。シャンチンはワンツーで前に出るがかわす安本。安本はスイッチを繰り返し左右のインロー。シャンチンは重いパンチを放っていく。安本は圧をかけて左ミドル。シャンチンも右ハイを返す。安本はワンツー。シャンチンも左フック。安本はスイッチして左ミドル。シャンチンは左フック、右ロー。安本は詰めると左ミドル。安本が左フック。そこに左右のフックを振るシャンチンだが安本はバックステップ。

那須川龍心に敗れた前王者・数島大陸が早くも再起戦「もう1回這い上がってベルトを獲る」 対する松本天志は「トップに立つ年にする」【RISE186】

2025.01.21 Vol.Web Original
 RISEが1月21日、都内で会見を開き「RISE186」(2月23日、東京・後楽園ホール)の第1弾カードを発表した。
 
 昨年11月に那須川龍心に敗れ、王座から陥落した前RISEフライ級王者の数島大陸(及川道場)が早くも再起戦に臨む。対戦相手はフライ級2位の松本天志(TARGET SHIBUYA)。2人は2023年10月に「第2代RISEフライ級王座決定戦」で対戦し、数島が3-0の判定で勝利を収めている。
 
 数島は昨年はタイ人ファイターを相手に2連勝を飾り、11月に那須川を相手に防衛戦に臨むもキャリア初のKO負けを喫した。松本は数島に敗れた後、昨年3月に那須川にも敗れ連敗を喫するも、以降3連勝。そのうちの2勝は1RKO勝ちと上り調子でリベンジマッチに臨むこととなった。
 
 松本は「数島選手とは1年半くらい前に対戦していて、その時は何もできずに負けた。上京してきてどれだけ成長できたかを証明できる試合だと思っている。圧倒的な差をつけて勝ちたい」とリベンジに向けての意欲を口にした。そして「負けから始まり、そこからだんだん練習環境にも慣れてきて、自分の戦い方だったりがアジャストしてきて、今はいい勝ち方ができている。前回の12月の試合は悔しい形になったが、すぐに練習を再開して修正している。前回の反省を次の試合でしっかり生かして勝ちたい」と昨年の3連勝には手ごたえを感じているよう。

前王者の小林愛三がテッサへのリベンジに向けて始動。「無敵マリオ」でKOKOZ撃破を誓う【RISE186】

2025.01.21 Vol.Web Original
 RISEが1月21日、都内で会見を開き「RISE186」(2月23日、東京・後楽園ホール)の第1弾カードを発表した。
 
 前RISE QUEENフライ級王者の小林愛三(NEXT LEVEL渋谷)がKOKOZ(TRY HARD GYM)を相手に約9カ月ぶりの再起戦に臨むことが発表された。
 
 小林は2022年12月に行われたGLORYとの対抗戦でテッサ・デ・コム(オランダ/Fightteam Vlaardingen)に判定負けを喫し、2023年5月には自らが持つベルトをかけてリベンジマッチに臨むも連敗。王座から陥落した。8月にはMelty輝に勝利を収め再起を果たし、昨年5月にはRISE QUEENミニフライ級王者の小林愛理奈(FASCINATE FIGHT TEAM)と−50kg契約でオープンフィンガーグローブマッチで対戦するも0-3の判定で敗れ、そこからの再起戦となる。
 
 KOKOZはスック・ワンキントーンで女子ミニフライ級とスーパーフライ級王座を獲得。RISE、NJKF、ムエローク、KROSS×OVERといったさまざまな団体でキャリアを積み、「ONE Friday Fights」では1勝1敗の戦績を残している。RISEでは2022年2月には現RISE QUEENバンタム級王者の聖愛に判定勝ち、昨年12月の幕張大会ではYAYAウィラサクレックと激闘の末、2-1の判定勝ちを収めている。

RIZINでMMAデビューの大雅がスーパーフェザー級王座を返上。61.5kgトーナメントも出場せず【RISE】

2025.01.21 Vol.Web Original
 RISEが1月21日、都内で会見を開き、スーパーフェザー級王者の大雅(TRY HARD GYM)の王座返上を発表した。
 
 RISEでは3月29日に東京・両国国技館で開催される「RISE WORLD SERIES 2025」から61.5kgのワールドトーナメントを開催予定で、もちろん大雅も出場予定だった。しかし大雅は昨年大晦日の「RIZIN.49」でMMAに初挑戦。RIZINでの会見などでトーナメント出場については明言せず、さらに「MMAに専念したい」といった内容のコメントも口にしていた。
 
 会見でRISEの伊藤隆代表は「スーパーフェザー級王者の大雅についていろいろと憶測やニュースが流れているが、昨年、トーナメント参戦でジムからは了承を得ていた。今年に入り、やり取りをさせていただき、MMAに挑戦したいとなったので、今日付けでスーパーフェザー級のタイトルを返上してもらうこととなった。私自身、RISEとしても結構長いやり取りをさせていただいた。選手とジムサイドとの相違などいろいろなことがあったが、今年に入って急展開があった。そこに関してはトーナメントに参戦せずにMMAに集中という形となった」と大雅の王座返上とトーナメントへの不参加を発表した。
 
 そして「我々としてもタイトルを持っている人間には防衛義務があったり、トーナメントに参戦してもらえるということを了承を得ていた部分もあったが、TRY HARD GYMとはしっかり選手を管理していただくことも話をさせていただいた。本人については陰ながら応援したいと思う」などと続けた。
 
 大雅の王座返上に伴う王座決定戦については「61.5のトーナメントをやっているというトップ選手が不在の状況なので、良きタイミングで行いたい。年内には決めたい」などと語るにとどめた。

前K-1王者の朝久泰央が2度のダウンを奪ってBreakingDown王者のYURAに判定勝ち。ファイトマネーは全額寄付【RIZIN DECADE】

2024.12.31 Vol.Web Original
 RIZINの10回目の大晦日大会となる「RIZIN DECADE/雷神番外地」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ ※ABEMA PPV等で配信)で前K-1 WORLD GPライト級王者の朝久泰央(朝久道場)とRISEのスーパーライト級でも7位にランクインする、BreakingDownフェザー級王者のYURA(ダイヤタイガージム)がRIZINキックボクシングルールで対戦した。
 
 朝久は2021年7月にゴンナパー・ウィラサクレックを破り、王座を獲得も昨年3月に与座優貴に敗れ陥落。その後、ケガで長期欠場となり、今年10月にKrushで龍華を相手に復帰戦に臨み、判定で勝利を収めた。
 
 YURAはBreakingDownで活躍する一方でRISEにも参戦。昨年12月の「RISE WEST.21」ではねぎ魔神、今年3月には「RISE ELDORADO 2024」というビッグマッチにも出場しKENTAに勝利し、スーパーライト級(-65kg)で7位にランクイン。10月の「FIGHT CLUB.2」では木村“ケルベロス”颯太にTKO勝ちを収めている。また12月8日に行われた「BreakingDown14」ではフェザー級1dayトーナメントで優勝しBreakingDown初代フェザー級王者となっている。

笠原友希がRISEトーナメントのセレクションマッチでGUMPからダウンを奪った上で判定勝ち【SB】

2024.12.27 Vol.Web Original
 シュートボクシング(SB)のビッグイベント「-SHOOT BOXING BATTLE SUMMIT-GROUND ZERO TOKYO 2024」(12月26日、東京・TOKYO DOME CITY HALL)でSB日本スーパーフェザー級王者の笠原友希(シーザージム)がDEEP☆KICK-60kg王者のGUMP(TEAM TEPPEN)と対戦し、3Rにダウンを奪い、3-0の判定で勝利を収めた。
 
 この「GROUND ZERO」は“格闘技の祭典”として行われてきたビッグマッチで今回が約5年ぶりの開催。さまざまな団体から選手が参戦し、通常の公式戦では見られないルールの試合が行われた。
 
 2人はRISEルールで対戦。GUMPはRISEのスーパーフェザー級で7位にランクされる選手で、この試合はRISEが来年開催する61.5kgトーナメントのセレクションマッチとして行われた。
 
 笠原は2022年5月にRISEで石月祐作に勝利を収めてから今年8月まで、SB、ONE Friday Fightsで8連勝も、10月にONE Friday Fightsでソンラック・シット・ポー・ジョ・ーウォーに敗れ、今回が再起戦。GUMPは2022年9月から1分けを挟んで9連勝。前戦となった11月のRISE後楽園大会では上位ランカーの岩郷泰成をKOで破り、トーナメント出場をアピールしていた。

菅原美優が返上したベルトをかけて王座決定トーナメント。他団体の日本人に1枠開放と聞いた松谷綺が「RISEの宮﨑小雪選手と戦いたい」【K-1】

2024.12.25 Vol.Web Original
 K-1が12月25日、都内で会見を開き、2025年の第1弾大会「K-1 WORLD MAX 2025」(2月9日、東京・国立代々木競技場第二体育館)の第1弾カードを発表した。
 
 先日、K-1引退を発表した菅原美優(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)の王座返上に伴う「K-1 WORLD GP女子アトム級王座決定トーナメント」が開催される。
 
 トーナメントは4選手で行い、現Krush女子アトム級王者の松谷綺(ALONZA ABLAZE)の出場は確定。残る3枠について宮田充プロデューサーは「それ以外の3選手は現時点では外国人を考えている。松谷選手vs世界のイメージ」という考えを示す一方で、「ただ、4人トーナメントの1枠はあえて他団体でもし我こそはという選手がいれば、他団体の日本人選手も考えたい。僕としては“あの選手に出てほしい”というのはあるが名前は挙げない。年末まで待ってみて、年明けに正式にメンバーと組み合わせを発表したい」と国内の他団体の選手に門戸を開放する考えがあることを明かした。

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