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階級変更のイゴール・タナベが−93.0kg契約でサトシの兄ヨシオと柔術黒帯対決【RIZIN】

2024.10.07 Vol.Web Original

「RIZIN LANDMARK 10 in NAGOYA」(11月17日、愛知・ポートメッセなごや 第1展示館)の追加カード発表会見が10月7日、リモートで開催された。

 同大会については9月29日に埼玉・さいたまスーパーアリーナで行われた「RIZIN.48」のリング上で大会の開催と一部対戦カードが発表されていた。

 この日はイゴール・タナベ(ブラジル/セラヴィー)の対戦相手がマルコス・ヨシオ・ソウザ(ブラジル/ボンサイ柔術)となることが発表された。柔術の黒帯を持つ者同士の対戦となる。

 柔術で多くの大会で優勝した実績を誇るイゴールはQUINTETで名を広めると2021年11月にMMAプロデビュー。2022年12月の巌流島ではメルヴィン・マヌーフにヒールフックを極め一本勝ちを収めた。RIZINには昨年7月から参戦。阿部大治、ANIMAL☆KOJI、安西信昌を相手にいずれも1Rでサブミッションで一本勝ちを収め、一気にウェルター級のトップ戦線に躍り出た。しかし今年3月の「RIZIN LANDMARK 9 in KOBE」ではストラッサー起一と対戦の予定だったが規定体重を3.25kg超過し試合を成立させることができず。その経緯も踏まえ、今後は階級を上げて世界を目指すことを「RIZIN.48」のリング上で自らの口で発表していた。今回はライトヘビー級(93.0kg)での参戦となる。

 ヨシオはライト級王者のホベルト・サトシ・ソウザの兄。こちらも柔術で数々の輝かしい実績を残し、2012年からMMAに挑戦。REAL Fight Championshipウェルター級王座決定トーナメントで初代王者に輝く。RIZINには2019年10月に初参戦し中村K太郎と対戦もTKO負け。2度目の参戦ではファルコ・ネトに1RでTKO勝ちを収め本領を発揮。しかし2022年7月には阿部大治にKO負けを喫し、試合後の会見で現役引退を表明。今回はそれ以来の試合となる。プロ戦績は12戦9勝3敗。

 この日の会見ではこのカードの他に元RIZINフェザー級王者ヴガール・ケラモフ(アゼルバイジャン/ORION FIGHT CLUB)vs摩嶋一整(毛利道場)戦、「堀口恭司包囲網」と題されたフライ級の4試合など計本戦11試合、オープニングファイト4試合が発表された。

11・17名古屋でケラモフが1年ぶりに参戦。浜崎朱加は2年2カ月ぶりの復帰戦【RIZIN】

2024.09.30 Vol.Web Original

 RIZINが9月29日、埼玉・さいたまスーパーアリーナで行われた「RIZIN.48」のリング上で「RIZIN LANDMARK 10 in NAGOYA」(11月17日、愛知・ポートメッセなごや 第1展示館)の開催と一部対戦カードを発表した。

 元RIZINフェザー級王者のヴガール・ケラモフ(アゼルバイジャン/ORION FIGHT CLUB)が約1年ぶりの参戦を果たす。

 ケラモフは2023年7月に「超RIZIN.2」で行われた王座決定戦で朝倉未来を1Rでリアネイキッドチョークで破り第4代RIZINフェザー級王者に輝いた。しかし11月に自国で開催された「RIZIN LANDMARK 7」で鈴木千裕を相手に初防衛戦に臨むも1RでKO負けを喫し王座陥落。同大会で起きたトラブルが原因で拘留されていたが、嫌疑が晴れ、拘留が解けたことから今回の参戦が決まった。対戦相手は後日発表される。

11・17名古屋で“昭和のイケてる男”昇侍と“平成のぶっ飛んでる男”芦澤竜誠が対戦【RIZIN】

2024.09.30 Vol.Web Original

 RIZINが9月29日、埼玉・さいたまスーパーアリーナで行われた「RIZIN.48」のリング上で「RIZIN LANDMARK 10 in NAGOYA」(11月17日、愛知・ポートメッセなごや 第1展示館)の開催と一部対戦カードを発表した。

 初代ライト級キング・オブ・パンクラシストの昇侍(KIBAマーシャルアーツクラブ)と芦澤竜誠(フリー)がRIZIN MMAルールで対戦する。

 昇侍は2022年7月の沖縄大会でヤン・ジヨンに3R一本負けを喫して以来、約2年4カ月ぶりの再起戦となる。この時はメインイベントに出場予定だった朝倉海の欠場を受けての緊急参戦だった。

 芦澤はK-1グループで活躍後、2022年大晦日にMMA転向とRIZIN参戦を発表し、初戦の相手として皇治を指名。翌年4月の大阪大会でキックルールで対戦し勝利を収めた。そして公約通りMMAに転向し大晦日に太田忍と対戦するも1R中盤にパウンドでKO負け。今年7月の「超RIZIN.3」では互いにMMAルール2戦目となる皇治と対戦しフルラウンドの激しい打ち合いを制し3-0の判定でMMA初勝利を挙げた。

 この日、2人はリングに上がると芦澤は「次、大晦日にやろうと思ったんだけど、前の試合不発だったんで、次12月まで待てないんで、11月にやらせてもらいます。昭和のイケてる男と、平成のぶっ飛んでる俺が、バチバチの殴り合いするんで。リスペクトしているんで、やりましょう。ブチ殺しますよ」、昇侍は「沖縄のRIZINから2年間、腕の骨折で復帰に時間がかかりました。でもようやく名古屋で復帰戦。最高の相手と戦うことができます。どっちかが死ぬくらいのバチバチの戦いで、次が最後になっても構わない気持ちで、どっちかが生きて、どっちかが死ぬような熱いファイトを芦澤竜誠とやりたいと思っているんで、こちらこそよろしく」と意気込みを語り握手を交わした。

王者サトシが中村K太郎に1RKO勝ち。試合後のリングで兄マルキーニョスに感謝の言葉と妻に指輪【RIZIN】

2024.03.23 Vol.Web Original

「RIZIN LANDMARK 9 in KOBE」(3月23日、兵庫・神戸ワールド記念ホール)のメインイベントでRIZINライト級王者のホベルト・サトシ・ソウザ(ブラジル/ボンサイ柔術)と元DEEPウェルター級王者の中村K太郎(UNITED GYM TOKYO)が対戦した。試合は1RでサトシがKO勝ちを収めた。

 サトシは昨年7月の「超RIZIN.2」でのパトリッキー・ピットブル戦以来の再起戦。サトシは2021年6月の東京ドーム大会でトフィック・ムサエフを破り王座を獲得。その後、矢地祐介、ジョニー・ケースを相手に防衛を重ねている。2022年大晦日に行われたBellatorとの対抗戦ではAJ・マッキーに判定負け。昨年は5月のスパイク・カーライル戦では判定勝ちを収めるも、7月の「超RIZIN.2」ではAJ・マッキーの欠場に伴う緊急参戦でパトリッキー・ピットブルと対戦しTKO負けを喫した。この試合で右手を骨折し長期欠場となっていた。

 中村は昨年4月に3年4カ月ぶりのRIZIN参戦を果たすとストラッサー起一にTKO勝ちを収めた。今回はその時のウェルター級からライト級に階級を下げての参戦となる。また2019年のRIZINデビュー戦ではサトシの兄マルコス・ヨシオ・ソウザに1RでTKO勝ちを収めている。

井上直樹が佐藤将光とのハイレベルな攻防を制し判定勝ち。「そろそろいいんじゃないですか、榊原社長」と朝倉海への挑戦をアピール【RIZIN】

2024.03.23 Vol.Web Original

「RIZIN LANDMARK 9 in KOBE」(3月23日、兵庫・神戸ワールド記念ホール)でRIZINバンタム級王者・朝倉海の次期挑戦者の座をかけての戦いといっても過言ではない井上直樹(キルクリフFC)と佐藤将光(坂口道場一族/FightBase都立大)の一戦が行われた。試合は井上が判定で這うレベルな攻防を制した。

 佐藤は昨年10月の名古屋大会でRIZIN初参戦を果たし、太田忍に判定勝ちを収め、今回が2戦目。名古屋大会は今回の対戦相手の井上が病気で欠場したための緊急参戦だった。井上は昨年5月のフアン・アーチュレッタ戦以来の再起戦となる。

 1R、ともにオーソドックス。圧をかけるのは井上。佐藤は足を使って回って圧をかけ返す。井上は左ジャブ。佐藤は右カーフ。井上が圧をかける。井上がワンツー。佐藤はタックルを狙う動き。佐藤は右カーフ。井上が圧をかけて左ロー。井上が圧をかける。佐藤は右カーフも井上がかわす。井上がワンツー。井上が三日月蹴り、右ストレート。佐藤は左インロー、右ミドル。井上が右カーフ。佐藤の左ハイは井上がバックステップでかわす。井上が右ミドル。佐藤がバランスを崩す。

武田光司が1Rのアクシデントを乗り越え萩原京平に執念の判定勝ち。萩原は「限界なのかと思う」【RIZIN】

2024.03.23 Vol.Web Original

「RIZIN LANDMARK 9 in KOBE」(3月23日、兵庫・神戸ワールド記念ホール)のセミファイナルで武田光司(BRAVE)と萩原京平(SMOKER GYM)が対戦した。試合は1Rのローブローのアクシデントを乗り越え、武田が勝利を収めた。

 前戦までライト級で戦っていた武田は今回がフェザー級に階級を落としての初戦。その前戦は昨年11月の「RIZIN LANDMARK 7 in Azerbaijan」。トフィック・ムサエフに敗れて以来の再起戦となる。萩原は昨年9月に牛久絢太郎に敗れて以来の再起戦。萩原はこの試合の前に4カ月間のアメリカ合宿を行い、必勝を期しての一戦だった。

 1R、武田はサウスポー、萩原はオーソドックスの構え。パンチで圧をかける萩原。武田もパンチを返す。打撃の攻防から武田は組み付きケージに押し込む。武田がヒザを放ったタイミングで、ケージを背負った萩原もヒザを打ち込むとローブローとなり一時中断。武田は悶絶。なんとか立ち上がった武田だが、イスに座ってなおもインターバル。そして立ち上がり自らに気合を入れると、武田が萩原を押し込んだ状態から再開。その際に萩原にイエローカードが出される。武田は押し込み、バックを取る。バックからヒザを打ち込む武田。萩原は正対に成功。萩原は再びバックを取るがゴング。

RENAが元ROAD FC王者を判定で破り約1年8カ月ぶりの勝利。王者・伊澤星花には「もっと自分が強くなってから挑戦したい。次、いい勝ち方ができたら年末とか」【RIZIN】

2024.03.23 Vol.Web Original

「RIZIN LANDMARK 9 in KOBE」(3月23日、兵庫・神戸ワールド記念ホール)で昨年4月以来の再起戦に臨んだシュートボクシング(SB)の絶対女王RENA(シーザージム)が苦しい展開を制し、判定勝ちを収めた。

 RENAは前戦でクレア・ロペスに生涯初のタップ負けを喫しており、勝利は2022年7月のアナスタシア・スヴェッキスカ戦以来、約1年8カ月ぶりとなった。

 RENAは元ROAD FC女子アトム級王者でRIZIN初参戦のシン・ユリ(韓国/team GENIUS)と対戦。

 1R、ともにオーソドックスの構え。RENAは右カーフ。ユリは左ジャブを飛ばす。RENAも左ジャブから右カーフ。圧をかけるユリ。RENAは左ジャブを出す。RENAは左インロー、右カーフ。RENAは言っ機微詰めてヒダリボディー。組み付いてRENAがヒジ打ちもユリもヒジを当て、RENAが左目じりをカット。ユリはその傷を狙ってヒジ。RENAはボディーにヒザを打ち込み、左フック。組んでヒザをボディーのRENA。ボディーを効かせたRENAは左の三日月蹴りで追撃。

久保優太が元修斗環太平洋王者の高橋遼伍を破りMMA4連勝。「元王者とやらせてほしい。フェザー級で一番打撃力があるケラモフとやりたい」【RIZIN】

2024.03.23 Vol.Web Original

「RIZIN LANDMARK 9 in KOBE」(3月23日、兵庫・神戸ワールド記念ホール)で元K-1 WORLD GPウェルター級王者の久保優太(PURGE TOKYO/BRAVE)と元修斗環太平洋フェザー級王者の高橋遼伍(KRAZY BEE)が対戦した。試合は久保が2-1の判定で勝利を収めた。

 久保は2021年9月の太田忍戦でMMAデビュー。そこから2連敗も2022年11月の奥田啓介戦で初勝利を収めると木下カラテ、安保瑠輝也と3連勝を飾っている。高橋は2019年5月からONE Championshipに参戦し、昨年12月にはPANCRASEに初参戦。RIZINには今回が初参戦となる。

 1R、サウスポーの久保とオーソドックスの高橋。けんか四つの両者は前手で距離を探りながらの展開。高橋の蹴りをキャッチした久保が左ストレート。高橋は右インカーフ。そして右ストレート、左フックで久保の腰が落ちる。久保は右ロー、高橋も右インロー。高橋はタックルを狙いながら、右を当てる。高橋は手を伸ばしながらタックル。押した久保が右ストレートを伸ばす。高橋は右インカーフ。久保は右ジャブをヒット。そして左三日月蹴り。残り1分、高橋がタックルからテイクダウン。髙橋が上を取って、ハーフ。最後は立ち上がって、寝たままの久保にロー。

ブアカーオが木村ミノルにKO勝ちし「私はまだ強い」とアピール。木村は「悔しい。やり返したい」【RIZIN】

2024.03.23 Vol.Web Original

 元K-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級王者の木村“フィリップ”ミノル(ブラジル/Battle-Box)が「RIZIN LANDMARK 9 in KOBE」(3月23日、兵庫・神戸ワールド記念ホール)で昨年6月の「RIZIN.43」以来のRIZIN参戦を果たした。

 木村はその6月大会でロクク・ダリと対戦し、1R1分8秒で豪快なKO勝ちを収めたものの、試合前に行っていたドーピング検査で陽性判定が出たことから試合はノーコンテストとなっていた。

 木村はこの日、K-1 WORLD MAX世界トーナメントを2004年と2006年に制したブアカーオ・バンチャメーク(タイ/バンチャメーク)と対戦。ブアカーオは昨年5月の「RIZIN.42」でRIZIN初参戦を果たし、安保瑠輝也とドローに終わっている。

ストラッサー起一が「なめんなー!」と怒りの絶叫。対戦相手のイゴール・タナベが3.25kgの大幅オーバー【RIZIN】

2024.03.22 Vol.Web Original

「RIZIN LANDMARK 9 in KOBE」(3月23日、兵庫・神戸ワールド記念ホール)の前日計量が3月22日、大阪市内で開催された。本戦、プレリミナリーファイト合わせて全15試合、30選手がのうち、イゴール・タナベ(ブラジル/セラヴィー)とアルマン・アシモフ(カザフスタン/Мustafa Ozturik)が大幅に規定体重をオーバーした。

 2人についてはRIZIN側と両陣営とで協議し、試合を行うか、行う場合にはどういった条件のもと行うかを判断することとなった。

 イゴールは公開計量に現れず。規定体重が77.0kgのところ本計量では80.25kgと3.25kgの大幅オーバー。現在、体調面を鑑み、公開計量を欠席した。対戦するストラッサー起一は76.80kgで計量クリア。ただ一人でのフォトセッションの後に「なめんなー!」と絶叫し、怒りを表した。

木村ミノルが73.70kgで計量クリア「明日はやれる事を全部やって勝ちます」と気合のコメント【RIZIN】

2024.03.22 Vol.Web Original

「RIZIN LANDMARK 9 in KOBE」(3月23日、兵庫・神戸ワールド記念ホール)の前日計量が3月22日、大阪市内で開催された。

 大会の5日前となる18日にブアカーオ・バンチャメーク(タイ/バンチャメーク)との対戦が電撃発表された木村“フィリップ”ミノル(ブラジル/Battle-Box)は契約体重が74.0kgのところ73.70kgで計量をクリア。ブアカーオも73.85kgでクリアした。

 木村についてはカード発表会見の際にRIZINの榊原信行CEOが計量オーバーについても厳しい姿勢で臨むことを口にしていたことから、その体重にも注目が集まっていた。

 木村は計量後に「明日はやれる事を全部やって勝ちます」と気合のコメントで勝利を誓った。

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