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皇治がメイウェザーの刺客とドバイで対戦。「こいつを倒して大将を捕まえる」と改めてメイウェザー戦実現に意欲

2022.10.31 Vol.Web Original

相手はプロ3戦3勝のジャハン・イングラム

 RIZINが10月31日、都内で会見を開き、皇治(TEAM ONE)が11月14日(現地時間13日)にドバイで行われる「GLOBAL TITANS」に緊急参戦することを発表した。

 同大会ではフロイド・メイウェザーvsデジの一戦が行われるのだが、皇治はメイウェザーの秘蔵っ子であるジャハン・イングラム(米国)とボクシングエキシビションバウト 3分3R 65.0kg以下契約で対戦する。

 今回の対戦が実現した背景についてはRIZINの榊原信行CEOが「超RIZINで皇治選手がジジ選手にKO勝ちを収めた後、フロイド側から盛んに皇治に対する挑発があった。そして正式にフロイドから“11月13日のアンダーカードで皇治にメイウェザープロモーションから刺客を送りたい”という提案が来た。これを皇治が受けた」とその経緯を説明。「フロイドから送り込まれた“第二の刺客”はジャハン・イングラム。朝倉海がメイウェザープロモーションを訪れた時にスパーリングを行ったのだが、海をたじたじとさせた、あの時のスパーリングの相手を務めた選手。プロ3戦3勝。フロイドが“将来、世界王者になるだろう”と言う逸材」とその相手を紹介した。

RIZIN vs Bellator対抗戦で3度目の扇久保博正vs堀口恭司が実現。扇久保の「これは運命」に堀口は「絶対違う(笑)」【RIZIN】

2022.10.26 Vol.Web Original

 RIZINが10月26日、都内で会見を開き「RIZIN.40」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の開催と、そこで「RIZIN vs. Bellator 全面対抗戦」を行うことを正式に発表した。

 対抗戦では昨年行われた「バンタム級GP」優勝者の扇久保博正(パラエストラ松戸)とRIZINバンタム級王者の堀口恭司(アメリカン・トップチーム)がフライ級で対戦することとなった。

 2人は修斗で2013年に王者・扇久保に堀口が挑戦する世界フェザー級チャンピオンシップで対戦し、堀口が2Rにスリーパーホールドで勝利を収め、王座を獲得。2018年にはRIZINで対戦し、ここでも堀口が判定勝ちを収め2連勝。扇久保にとっては3度目の正直となる一戦だ。

 会見に出席した堀口は「RIZINを裏切った形になってすごい申し訳ないです(笑)。3回目っていうことで、もう戦いたくないと言わせるような試合するので、よろしくお願いします」、扇久保は「堀口選手が過去に戦ってきた相手、築いてきた実績は認めています。すごいことだと思っています。ただ、僕は2回戦って、たくさん殴られたので堀口選手のことが大嫌いです(笑)。やられた仮は返さないと男として納得できないので、今回、借りを返します。フライ級の世界中のファイターたちが、RIZINでフライ級を世界一を決められる舞台にしたいと思っているので、その一発目、僕と堀口選手で最高の試合をします。ぜひ注目してください」とそれぞれコメントした。

新王者クレベルが朝倉未来戦に気乗り薄「自分にとってはバックステップかな」。Bellatorとの対抗戦には意欲【RIZIN.39】

2022.10.24 Vol.Web Original

「RIZIN.39」(10月23日、福岡・マリンメッセ福岡 A館)のメインイベントで行われた「フェザー級タイトルマッチ」で王者・牛久絢太郎(K-Clann)を破り王座を獲得したクレベル・コイケ(ブラジル/ボンサイ柔術)が試合後の会見で、朝倉未来戦については消極的な考えを示した。

 クレベルは今後について「新チャンピオンになったから、なんていうかな、もっとベルト守ってこれからいきたい。ここまでで、子どもたちが大人になって(も)、今自分は大人で、これからもっと頑張ってベルトを守ってる(姿を見せたい)。もっと世界だったり日本でポテンシャル見ていてください、RIZINのポテンシャル、自分のポテンシャルある。それだけ。もっとベルトを守っていきたい」などと防衛ロードに意欲。

 大晦日については「まだ私、それ考えられないけど。でも、榊原さんと後で話すかな、まあ、大晦日出る、ちょっと……、Bellator選手とならファイトマネー、アップかな? それはまだ決まっていない。後で社長とちょっと話したいけどチャンスはあるので。でもまずは、また自分と家族と一緒にいることだけ。来週から考える、大晦日出る、出ない。でも私は大丈夫。怪我もしていないし何もないけど。榊原さん、お金アップできるかもしれないかな? ちょっと相談ですね。私頑張ってるから。後でごめん、でもあとで社長と話すことだから、誰が来るとか分からないけど、でも頑張ります」と噂されるBellatorとの対抗戦には意欲を見せた。

クレベル・コイケが故アントニオ猪木さんへの思い語る「ブラジル人は全員が彼を知ってる。みんなリスペクト」【RIZIN.39】

2022.10.24 Vol.Web Original

「RIZIN.39」(10月23日、福岡・マリンメッセ福岡 A館)のメインイベントで行われた「フェザー級タイトルマッチ」で王者・牛久絢太郎(K-Clann)を破り王座を獲得したクレベル・コイケ(ブラジル/ボンサイ柔術)が試合後の会見で、10月1日に亡くなったアントニオ猪木さんへの思いを語った。

 クレベルは試合後のマイクで猪木さんの名を挙げたうえで、最後は猪木さん張りの「1、2、3ボペガー!」で大会を締めくくった。

 クレベルは「アントニオ猪木はもう日本のレジェンド。My Vale tudo Pro-wrestlingで、病気が悪化して死んじゃったから。日本だけじゃなくて世界がそれを寂しいな。彼は日本のレジェンドで、それが日本のファイターたちは、いなくなってこのモーメントはちょっと難しい。彼は日本でめっちゃレジェンドで、昔のファイターだったらみんなそれが分かってる。令和世代はみんなもう知らないけど、彼は日本のレジェンドだから、私めっちゃリスペクト」とその理由を明かした。また「多分、日本人は知らないね。彼はブラジルのファイターはみんなリスペクトある。彼は同じ、ブラジルで練習して日本へ。ちょっと大体同じ気持ちで、ちょっと分かってる。そう、彼の気持ちが分かる。みんな多分知らないけど、彼はレジェンドでブラジル人はみんな全員が彼を知ってる。みんなリスペクト(してる)、彼を」などと日本からブラジルに渡った猪木さんと、ブラジルから日本に来た自らを重ね合わせ、猪木への特別な思いを語った。

梅野源治のムエタイ王座新設アピールに榊原CEOは「ファンの熱次第。絶対にノーということではない」【RIZIN.39】

2022.10.24 Vol.Web Original

 RIZINの榊原信行CEOが10月23日、梅野源治(PHOENIX)がアピールしたムエタイ王座の新設に慎重な姿勢を見せた。

 この日行われた「RIZIN.39」(10月23日、福岡・マリンメッセ福岡 A館)でトレント・ガーダム(オーストラリア/Tiger Muay Thai & MMA)にわずか1R21秒でTKO勝ちした梅野がリング上から「RIZINのムエタイのベルトを作ってください」とアピールした。

 榊原氏は試合後の総括で「今日のガーダム選手との試合は確かに梅野選手の強さが光ったというか、狙っていた攻撃だと思うが、ヒジの攻撃が見たかった。ヒジは見てないなと(笑)。いずれにしても僕が決めるというより、ファンの熱だと思う。ここから梅野源治という、ムエタイをRIZINに持ち込もうとしている強力なキャラが誕生して、それがまた大きくなれば伝わると思うので、このチャレンジをしばらく続けていただいて、その先にファンの声や熱が醸成されれば絶対にノーということではない」という見解を示した。

スダリオ剛が待望の外国人ファイターとの対戦をTKO勝ちでクリア「取りあえず、勝ったので大晦日お願いします」【RIZIN.39】

2022.10.23 Vol.Web Original

「RIZIN.39」(10月23日、福岡・マリンメッセ福岡 A館)でスダリオ剛(HI ROLLERS ENTERTAINMENT / PUREBRED)がヤノス・チューカス(ハンガリー/GK1 striking/GB topteam)を相手に2RでTKO勝ちを収め、大晦日参戦をアピールした。

 1R、スダリオが右カーフ、チューカスが右ボディーストレート。チューカスはパンチから組み付きヒザ、パンチ。スダリオは体勢を入れ替え押し込んで、強烈なヒジを打つが、チューカスはそのタイミングで組み付きテイクダウンを狙う。スダリオはしのぐが押し込んだチューカスは小手投げでテイクダウン。鉄槌を落とすがスダリオは立ち上がる。チューカスは組み付いて押し込むがスダリオの腰は重い。その後スタンドでの打撃戦となるが、チューカスは時折タックルを織り交ぜる。

 2R、スダリオはチューカスの前足の左足に右カーフ、左インカーフ。チューカスは足を効かされながらも右ハイキックを放つが空振り。この立ち際にスダリオが右フックでダウンを奪うと、追撃のパウンドと鉄槌。レフェリーが試合を止めてスダリオがTKO勝ちを収めた。

初参戦の宇佐美がTKO勝ち。約6年半ぶり参戦の佐々木信治は初勝利ならず【RIZIN.39】

2022.10.23 Vol.Web Original

「RIZIN.39」(10月23日、福岡・マリンメッセ福岡 A館)でRIZIN初参戦を果たした宇佐美正パトリック(フリー)が佐々木信治(総合格闘技道場BURST)に3R2分33秒、TKO勝ちを収めた。

 1R、佐々木は遠めからタックルを仕掛け組み付く。宇佐美は首を抱えしのぐも、佐々木は足をかけてテイクダウンに成功するとサイドポジションでヒジとヒザを打ち込んでいく。マウントに移行すると、ロープ際からポジションを整えるなど余裕の試合運び。上からこつこつとパンチを打ち込み、残り時間1分を切ったところで腕十字を狙う動きを見せるが、宇佐美が警戒。そのまま上を取ったまま、ラウンド終了。

 2R、タックルを警戒する宇佐美はフェイントを使いながらパンチのタイミングを狙う。佐々木は左ジャブを突きながらタックルを狙うが、宇佐美のプレッシャーが強くこちらもなかなかタックルには入れない。しかしラウンド終盤、佐々木は左ジャブを当ててから組み付き、コーナーに押し込みテイクダウンを狙う。ここをなんとか脱出した宇佐美はラウンド終了直前に左右のフック。佐々木はややスタミナが切れたか。

連敗脱出の矢地祐介が「何もしなかった相手が悪い」と対戦相手をバッサリ【RIZIN.39】

2022.10.23 Vol.Web Original

「RIZIN.39」(10月23日、福岡・マリンメッセ福岡 A館)で矢地祐介(フリー)がボイド・アレン(南アフリカ/Fight fit Militia/apex gym)に判定勝ちを収め、連敗を「2」で止めた。

 試合後の会見では「まず連敗脱出できたことを今日はしっかり喜びたい」とほっとした表情を見せ、膠着した場面について「あれは相手のターン。何もしなかった相手が悪い」とアレンをバッサリと斬って捨てた。

 1R、矢地が積極的に仕掛け、組み付いていくがアレンも体勢を入れ替え逆に押し込んでいく。ロープ際のポジションが入れ替わる中、矢地が足をかけてテイクダウンを狙うが、アレンがしのぐ。しかし矢地は再度のチャレンジでテイクダウンに成功。上を取るがアレンが下から足を取りに行く。矢地は逃げて再度、上を取る。そしてパンチをこつこつと当てていくが、アレンも下からヒジとパンチを放っていく。

 2R、矢地はすぐに組み付くとコーナーに押し込み、リフトして難なくテイクダウンに成功。サイドポジションをキープし、パンチ、ヒジを落としていくが、なかなか次の展開に移れない。しかし上に乗り、ヒジ、肩パンチとアレンを削っていく。

クレベルが予告通りの三角絞めで牛久を破り悲願の王座獲得。最後は尊敬する猪木さんばりの「1、2、3ボペガー!」で締めくくる【RIZIN.39】

2022.10.23 Vol.Web Original

「RIZIN.39」(10月23日、福岡・マリンメッセ福岡 A館)のメインイベントで行われた「フェザー級タイトルマッチ」で挑戦者のクレベル・コイケ(ブラジル/ボンサイ柔術)が三角絞めで王者・牛久絢太郎(K-Clann)を破り、悲願のRIZIN王座を獲得した。

 1R、牛久は関節蹴り、左インロー。クレベルはすぐにタックルからテイクダウンに成功。バックを狙うがしのぐ牛久。クレベルはハーフから肩固めを狙う。クレベルが肩固めに入るが牛久が上になって首を抜く。上になった牛久はクレベルの顔の下に頭を置いてクレベルの下からの攻撃をしのぐが、それでもクレベルは三角絞めを狙う。無理とみるや、今度は足首を狙う。牛久が立ち上がるとクレベルは押し込んでヒザ。そして引き込んでいく。上になった牛久はここもクレベルの顔の下に頭を置くが、ここにクレベルはヒジを落としていく。

KNOCK OUTの栗秋祥梧が左ハイで鮮やかKO勝ち。将来的なMMA挑戦を示唆【RIZIN.39】

2022.10.23 Vol.Web Original

「RIZIN.39」(10月23日、福岡・マリンメッセ福岡 A館)でRIZIN初参戦を果たした栗秋祥梧(クロスポイント吉祥寺)が翔(REVOLT)に2R1分42秒、左ハイキックでTKO勝ちを収めた。

 そして試合後の会見で「MMAもやってみたい」と将来的なMMA挑戦を口にした。

 試合は1R序盤から翔がプレッシャーをかけて前に出ると左右のフック、ボディーブロー。栗秋は下がりながらも左右のフック、右ハイ、飛びヒザを打ち込んでいく。特に左フックが的確に翔の顔面をとらえていく。翔のプレッシャーが強く、バッティングで試合が一時中断。再開後、翔はすぐに前に出て左右のフック。栗秋はガードを固め、左ボディー、左フック、右アッパーと多彩な攻撃。栗秋は左ボディーから右ストレートを効かせる。それでも前に出て距離を潰す翔に栗秋は左ロー、左ボディー、左フック、飛びヒザ。

梅野源治がガーダムの右足破壊で戦慄の21秒TKO勝ち。榊原CEOにムエタイ王座設立をアピール【RIZIN.39】

2022.10.23 Vol.Web Original

「RIZIN.39」(10月23日、福岡・マリンメッセ福岡 A館)で梅野源治(PHOENIX)がトレント・ガーダム(オーストラリア/Tiger Muay Thai & MMA)を相手に戦慄の21秒TKO勝ちを収めた。そして試合後のリング上で榊原信行CEOにムエタイ王座の設立をアピールした。

 梅野は1R開始早々にガーダムの奥足の左足への左ローでバランスを崩させると、続く左カーフキックはガーダムの右ヒザの外側から裏にかけてえぐるような一撃。これでヒザを折るように崩れたガーダムは右足を押さえ、悲痛な叫び。そのまま立ち上がることができず、梅野が21秒でKO勝ちを収めた。

 試合後のマイクで梅野は「試合に勝とうが試合に負けようがみんなを盛り上げられる梅野源治です。どうでしたか? 皆さん、ムエタイの梅野源治、けっこうやばかったでしょ。榊原さん、そろそろ、RIZINのムエタイのベルト作ってください。皆さんも見たいでしょ? 俺がどこまでムエタイでヤバいのか。これ以上長くなっちゃうと、試合が控えていると思うんで、この続きはRIZIN YouTubeのインタビューを楽しみにしていてください」と試合後の会見での“講演会”を予告。

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