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RIZINがサブスクサービス「RIZIN FIGHT PASS」を立ち上げ。6月17日からプレオープン

2022.06.14 Vol.Web Original

 RIZINが6月14日、米ラスベガスで会見を開き、プロボクシング5階級制覇のフロイド・メイウェザー(アメリカ)と朝倉未来(トライフォース赤坂)が9月に日本で対戦することを発表した。会見の第2部では新しいサービスとしてサブスク動画のチャンネル「RIZIN FIGHT PASS」を株式会社エムアップホールディングスと株式会社Fanplusとともに立ち上げることも発表した。

 エムアップホールディングスは今年初めにRIZINとパートナーシップを組み、RIZINの全試合のPPV配信の権利を獲得。今回、この「RIZIN FIGHT PASS」を立ち上げることとなった。

 これまでRIZINの公式YouTubeチャンネルで配信されていた過去の試合映像を有料化し、今後はオリジナルの番組の企画制作も行っていくという。

 17日18時からプレオープン。月額550円のキャンペーン価格でスタートし10月の本格スタート時は月額800円となる。プレオープンキャンペーンとして「RIZIN.36」(7月2日、沖縄・沖縄アリーナ)の会員限定の独占生配信が企画されている。

 また9月のメイウェザーvs朝倉もこちらで配信されるもよう。

 会見に同席した朝倉は「格闘技の選手が潤っていく世界を作るべきだと思うので、この試みは素晴らしいと思っています。今までは地上波で試合を無料で放送していたと思うが、地上波も大きな力を持っているので、CMなどは出したほうがいいんじゃないかと思っています」などと語った。

朝倉未来とメイウェザーが9月に日本で対戦。メイウェザーの独演会に朝倉は「長すぎて全然分からない」とばっさり【RIZIN】

2022.06.14 Vol.Web Original

 RIZINが6月14日、米ラスベガスで会見を開き、プロボクシング5階級制覇のフロイド・メイウェザー(アメリカ)と朝倉未来(トライフォース赤坂)が9月に日本で対戦することを発表した。日時と会場、ルールは後日、改めて発表される。放送・配信等も詳細が決まり次第発表される。

 メイウェザーは2018年大晦日の「RIZIN.14」で那須川天心とエキシビションマッチを行い、1R2分19秒、TKO勝ちを収めている。直近では今年5月にドン・ムーアと8Rのエキシビションマッチを行い、フルラウンド戦っての無判定試合となっている。

 メイウェザーは昨年2月に東京ドームで行われる予定だった格闘技イベント「MEGA2021」で試合をする予定だったが、新型コロナ禍でイベントが延期されていた。そのMEGAとの契約をRIZINが引き継ぎ、今回の試合が実現した。

 会見には両者とRIZINの榊原信行CEOが登壇。朝倉とメイウェザーは握手を交わした。朝倉が冒頭「今回、メイウェザー選手と戦えるということで、MMAファイターとして今後、世界に名を売るために利用させてもらいます」と挨拶。

沖縄大会13カードを発表。朝倉海はROAD FCのホープを迎撃。鈴木博昭vs平本蓮がストライカー対決【RIZIN.36】

2022.06.02 Vol.Web Original

 RIZINの2度目の沖縄大会となる「RIZIN.36」(7月2日、沖縄・沖縄アリーナ)の対戦カード発表会見が6月1日、沖縄・沖縄アリーナで行われ、13カードが発表された。

 今大会で昨年大晦日に扇久保博正に敗れてからの再起戦を行うことがアナウンスされていた朝倉海(トライフォース赤坂)はヤン・ジヨン(韓国/Jeju Team the King)と対戦する。

 朝倉は「半年ぶりの試合がここ沖縄で決まって、ようやく試合ができるのでとてもうれしく思います。前回の敗戦からいろいろなことを考えて、海外に修行に行ってきました。そこでたくさんの技術を吸収して新しいファイトスタイルを確立して帰ってきました。なので、今まで見せて来なかった戦い方を今回見せられると思うし、これから対世界に向けて日本人の強さを僕が証明して行きたいと思うので、まず7月2日は僕の試合を楽しみにしていてください」と挨拶。

大会19日前にフジテレビが「那須川天心vs武尊」戦を放送しないと発表。天心「お金の為じゃねえ」、武尊「まだ諦めません」

2022.05.31 Vol.Web Original

 那須川天心と武尊の世紀の一戦が行われる「THE MATCH 2022」を生放送する予定だったフジテレビが5月31日、同社の公式サイトで同大会を放送しないことを発表した。

 サイトでは「『THE MATCH 2022』についてのお知らせ」というタイトルに「6月19日(日)の『THE MATCH 2022』は、主催者側との契約に至らず、フジテレビで放送しないことが決まりましたので、ここにお知らせいたします。」という最低限の情報しか発信されなかった。

 今大会は地上波はフジテレビが2時間の予定で「那須川天心vs武尊」戦を中心に生放送し、配信ではABEMAがPPVで全試合を完全生中継することとなっていた。

 ABEMAのPPVについては5月19日に概要を発表。全試合の視聴と300万シートアングル視聴可能な一般チケットと応援チケットの2種類が発売され、応援チケットにはスペシャル特典として「”ラストセッション”ファンと選手がつながる生中継」「直前スパーリング独占公開」「計量密着生中継」「6/19 試合当日控室カメラ」「日本史上初セコンドカメラ」「試合直後の交流会独占生中継」という6つの特典がつくことになっている。

 このPPVは同日に発売を開始したのに対し、フジテレビの放送については報道陣に配布される資料でも「詳細が決まり次第、ご案内いたします。」という文言が長く続いていた。

 今回の「THE MATCH 2022」については実行委員の一人であるRIZINの榊原信行CEOについて「週刊ポスト」が5月9日発売号でに「天心vs武尊の仕掛け人RIZIN代表・榊原信行氏『反社交際音声』流出トラブル」と題した記事を掲載。榊原氏は翌週号で同紙のインタビューに応じ、事の経緯を説明。19日に行われた会見でも報道についてコメントした。

 なおフジテレビをめぐる動きとしては、18日に行われた株式会社フジ・メディア・ホールディングスの取締役会で、港浩一共同テレビジョン社長がフジテレビの社長に就任する新役員体制を内定。新社長は6月28日開催予定の第81回定時株主総会とその後の取締役会で正式決定する。

 港氏は辣腕プロデューサーとして「オールナイトフジ」「とんねるずのみなさんのおかげでした」といった往年のフジテレビの人気バラエティー番組を手がけたことでも知られる。

 また、この日の発表を受け、那須川はツイッターに「みんなごめん」「お金の為じゃねえんだよ 未来の為にやってんだよ 子供達はどうすんだよ」と投稿。武尊も「この試合の意味を分かって欲しい。まだ諦めません。」と投稿した。

梅野源治の相手が大谷翔司に決定。「ヤバいよと思われる試合をする。勝って発言したいこともある」勝利後の発言にも注目【KNOCK OUT】

2022.05.26 Vol.Web Original

「KNOCK OUT 2022 vol.4」(7月23日、東京・後楽園ホール)のカード発表会見が5月26日、都内で開催された。参戦が発表されていた梅野源治(PHOENIX)がヒジありのKNOCK OUT-REDルールで大谷翔司(スクランブル渋谷)と対戦する。

 梅野は元ラジャダムナンスタジアム認定ライト級王座をはじめ8冠に輝くなど“日本ムエタイ界の至宝”と言われる存在。旗揚げ時のKNOCK OUTに参戦し“KING”のキャッチフィレーズで活躍した。その後、REBELS、RISE、RIZINにも参戦するなど最近はキックボクシングルールの試合にも出場。前戦は今年3月にRIZINで行われた皇治との再戦で、0-2の判定で敗れている。

 対する大谷は2020年8月にJAPAN KICKBOXING INNOVATIONでINNOVATIONライト級王座を獲得。12月にはKNOCK OUT-BLACKライト級王者のバズーカ巧樹とノンタイトル戦で対戦し、ダウンを奪っての判定勝ちを収め、翌年5月にはバズーカの持つ王座に挑戦。しかし逆に3個のダウンを奪われて判定負けを喫した。今年4月には「RIZIN TRIGGER 3rd」でRIZIN初参戦を果たし力也に1RKO勝ちを収めている。

RIZINの榊原CEOが一部週刊誌の報道についてコメント。「このイベントに前向きにかかわってほしい」と胸の内を吐露

2022.05.19 Vol.Web Original

「THE MATCH 2022」(6月19日、東京・東京ドーム)の追加カード発表会見が5月19日、都内で開催された。

 会見の冒頭、実行委員の一人であるRIZINの榊原信行CEOが5月9日発売の一部週刊誌で報道された内容についてコメントした。

 榊原氏は「個人的な僕にまつわることで、この『THE MATCH 2022』に水を差し、世紀の一戦に向けてみんなが一つずつ積み上げているイベントにこういう形で便乗されてしまうことを残念に思う。天心、武尊の写真を使われて、残念な記事が出る。今日この場に集まっていただいているメディアの皆さん方には便乗してもらっていいが、ぜひ前向きにかかわってほしい。戦争、コロナと暗いニュースが多い中で、日本の格闘技界が一つになって、人生をかける選手、男たちが命がけで戦う姿、格闘技でしか届けられないものをみんなで紡いで世界に勇気や元気を届けようとしているイベントに、ぜひ前向きにかかわってください。今日発表する選手たちの生きざまもそうですし、天心、武尊、彼らがどんな思いで彼らが1か月後にリングに上がるのか。ぜひそういうところにクローズアップして、こんなくたびれたオヤジの話題で世間に便乗するのではなく。人の足を引っ張るとか揚げ足を取って、自分たちのメディアの話題を取るとかはやめましょうよ。そんなのはSNSの一般の個人の人たちに任せればいい。自分たちで看板を掲げて、自分たちのブランドで雑誌を売る、新聞を売る、メディアとして報道して世の中にきちっとしたものを届けていく、そういう使命の中で、僕らもメディアの皆さんなくては届けられるものも届けられないと思っていますし、真摯に向き合わせていただきますので、ぜひしっかり取材を尽くしていただいて、ぜひこのイベントに前向きにかかわっていただいて、ご一緒できることをこの場を借りてお願いしたいと思います。縁の下の力持ちとして改めて私も頑張る所存ですので、どうぞよろしくお願いします」などと語った。

朝倉海が7月2日に沖縄で開催の「RIZIN.36」で再起戦。対戦相手は海外の強豪か【RIZIN】

2022.05.06 Vol.Web Original

 RIZINの次のナンバーシリーズとなる「RIZIN.36」が7月2日に沖縄県の沖縄アリーナで開催されることが5月5日、発表された。

 この日は「RIZIN LANDMARK vol.3」が開催され、榊原信行CEOが昨年に続く2度目の沖縄大会の開催を発表した。また昨年大晦日に行われた「RIZIN JAPAN GP2021 バンタム級トーナメント」の決勝で扇久保博正に敗れた朝倉海の再起戦を行うことも合わせて発表された。

 朝倉は現在、米国ラスベガスで武者修行中なのだが、渡米した榊原氏が紹介する形でUFCのダナ・ホワイト代表との面談が実現。自らのYouTubeでオファーがあったことを明かしていた。
 
 榊原氏は大会後の総括で朝倉とホワイト代表を会わせたことについて「RIZINもそうだが、PRIDEの時代に一緒に格闘技界で仕事をしてきた仲間たちがラスベガスにはたくさんいる。そういう人脈を使いながらRIZINに関わっている選手たちをいい形でアメリカの中でもプレゼンスを上げていく機会になればと思うし、選手としての刺激を得られる機会になればということでやらせていただきました」と語った。

クレベル・コイケが萩原京平に予告通りの一本勝ち。榊原CEOが王者・牛久絢太郎への挑戦決定を明言【RIZIN LANDMARK】

2022.05.06 Vol.Web Original

「RIZIN LANDMARK vol.3」(5月5日、会場非公開)のメインイベントでクレベル・コイケ(ボンサイ柔術)が萩原京平(SMOKER GYM)を1R、リアネイキドチョークで破り、RIZINでの連続一本勝ちを「5」に伸ばした。

 クレベルはフェザー級王者・牛久絢太郎への次期挑戦者と目されているのだが、タイトル戦が実現するのは7~9月となっており、試合間隔が開くことを嫌ったクレベルが1試合挟むことを希望。今回、萩原と対戦することとなった。ここで万が一敗れることがあれば、挑戦を取り消される可能性も高いリスクしかない対戦ではあったが、試合後の総括でRIZINの榊原信行CEOが「正式にクレベル・コイケを挑戦者に、牛久絢太郎とのタイトルマッチを組みたい。今年の夏から秋にかかて組ませていただこうと思う」と語り、クレベルの牛久への挑戦が決まった。

倉本一真が魚井フルスイングに判定勝ちも「全然ダメでした」と反省の弁【RIZIN LANDMARK】

2022.05.05 Vol.Web Original

「RIZIN LANDMARK vol.3」(5月5日、会場非公開)の第4試合のバンタム級戦で倉本一真(リバーサルジム新宿MeWe)と魚井フルスイング(和術慧舟會HEARTS)が対戦し、倉本が3-0の判定で勝利を収めた。

 倉本は「RIZIN TRIGGER 3rd」(4月16日、東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ メインアリーナ)に出場予定だったものの対戦相手の金太郎がぎっくり腰になってしまい試合が中止に。今回、倉本の「試合がしたい」という要望からRIZINが何人かの選手にオファーをかけ、短いスパンの中でオファーを断る選手が続く中、魚井が首を縦に振りこの試合が実現した。

 1R、魚井がいきなり左フックを飛ばす。倉本は右インロー。これに魚井が左フックを合わせるが、倉本はそのまま組み付きコーナーに押し込む。魚井はボディーにヒザ蹴りも倉本は左腕を取って鮮やかな一本背負いでテイクダウン。サイドから上四方固め。そして頭部にヒザ。魚井は体勢を立て直すが倉本はがぶってからバックを取ってヒザをこつこつ。そしてジャーマンを狙う動きを見せるが魚井はクラッチを完全に組ませず。スタンドに戻り倉本の右ロー、右インローで魚井がバランスを崩す。倉本のタックルに魚井が左フックを合わせるがかわす倉本。そしてプッシュ気味にタックル。尻もちをついた魚井は蹴り上げ。それをかわした倉本はパウンド。しかし魚井の足が邪魔で決定打は放てず。最後はヒールホールドに移行もこれは決められず。

YUSHIがTKOでプロ初勝利。改めて「THE MATCH 2022」オープニングファイトに立候補【RIZIN LANDMARK】

2022.05.05 Vol.Web Original

「RIZIN LANDMARK vol.3」(5月5日、会場非公開)の第1試合に出場した元ホストの異色ファイター、YUSHI(HI ROLLERS ENTERTAINMENT)がZENKI(益荒男teamDURGA)に2R、KOでプロ初勝利を収めた。

 YUSHIは昨年大晦日にサッカーの元日本代表、三浦知良の次男・三浦孝太(BRAVE)と対戦し、TKO負けを喫し、今回がプロ2戦目だった。

 前日計量でZENKIが2.75kgオーバーとなり協議の結果、YUSHIが勝った場合のみ公式記録となり、YUSHIが負けるか引き分けた場合はノーコンテストとなることとなった。そしてZENKIにはファイトマネー55%没収。そしてレッドカード1枚からスタートというペナルティが与えられた。
 
 配信大会であっても「入場にこだわる」というYUSHIはマイケル・ジャクソンを意識したコスチュームでトランスミュージックに乗って踊りながらの入場。

萩原京平が“スモーカーポーズなし”でクレベル戦に全集中【RIZIN LANDMARK】

2022.05.04 Vol.Web Original

「RIZIN LANDMARK vol.3」(5月5日、会場非公開)の前日計量が5月4日、都内で行われた。

 メインイベントに出場するクレベル・コイケ(ボンサイ柔術)は67.65kg、萩原京平(SMOKER GYM)は68.00kgでともに契約体重の68.00kgをクリアした。

 計量後、萩原は「明日はやりたいようにやって暴れるだけなんで、この試合に一番注目していてください。革命を起こします」と改めて「萩原革命」の遂行を宣言。

 クレベルも「明日は絶対、彼に一本勝ちします」とRIZINでの5連続一本勝ちを約束した。

 クレベルは現在、フェザー級王者・牛久絢太郎への次期挑戦者と目されているのだが、タイトル戦が実現するのは7~9月となっており、試合間隔が開くことを嫌ったクレベルが1試合挟むことを希望。今回の対戦が決まった。萩原は3月の大阪大会で弥益ドミネーター聡志に一本負けを喫してからの再起戦。思いがけないチャンス到来にカード発表の際に「前回負けちゃったのにこういうビッグチャンスが回ってくるのは、やっぱり俺“持ってる”。革命起こします」とクレベルを破り、RIZINバンタム級の序列の破壊を宣言していた。

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