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パンクラス王者ソルトを破ったパク・ボヒョンが修斗世界王者・藤野恵実に挑戦表明。藤野も「やりたい」【修斗】

2025.03.17 Vol.Web Original

 プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2025 Vol.2」(3月16日、東京・後楽園ホール)で世界女子ストロー級2位のパク・ボヒョン(韓国/WEST GYM)がストロー級クィーンオブパンクラシストのソルト(同級7位/マルスジム)に判定勝ちを収めた。

 ボヒョンは昨年8月に修斗に初参戦。その初戦で1階級下の女子スーパーアトム級王者の渡辺彩華を打撃で圧倒し判定勝ちを収め、ストロー級2位にランクイン。今回はパンクラス女王を破り、試合後に修斗女子ストロー級王者の藤野恵実への挑戦をアピールした。
 
 1R、オーソドックスの構えのボヒョンとサウスポーのソルト。ソルトはすぐにスイッチ。パンチの攻防からソルトが前蹴りを放つとキャッチして押し込むボヒョン。ともにヒザ。ブレイク。蹴りを出すソルトにパンチを合わせるボヒョン。ともにパンチを連打。蹴りをまじえるソルトにパンチをカウンターのボヒョン。ボヒョンはパンチを当ててから組み付き、ケージに押し込む。ともにヒザをコツコツ。ソルトが体勢を入れ替え、離れ打撃の攻防となるが、すぐにボヒョンが組み付き押し込む。ともにヒザとパンチをコツコツ。

5階級で新人王決勝開催。ライト級・シヴァエフ、ストロー級・知名昴海、バンタム級・宮口龍鳳が4戦4勝で新人王に【修斗】

2025.01.20 Vol.Web Original
 プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2025 開幕戦」(1月19日、東京・後楽園ホール)で「2024年度新人王決定トーナメント」の5階級の決勝戦が行われた。
 
 ライト級ではシヴァエフ(有永道場Team Resolve)が2R21秒で手島響(パラエストラ綾瀬)にKO勝ちを収め、新人王に輝いた。シヴァエフはこの勝利でプロ戦績を4戦4勝(3KO)とした。
 
 1R、ともにオーソドックスの構え。距離が詰まり組み合い、押し合う展開。シヴァエフが首相撲からヒザ蹴り。手島の左フックでシヴァエフがダウン。手島がパウンドを狙うが手島はすぐに防御。シヴァエフは組み付いてケージに押し込む。ケージ際で互いにテイクダウン勝負に。ヒザを打ち合う中で手島のヒザがシヴァエフの下腹部に入り、一時中断。手島に注意が与えられる。再開後、シヴァエフの右ミドルをキャッチした手島が足を持ったまま押し込み、パンチ。そして軸足を払ってテイクダウンもシヴァエフが下から腕十字。耐えた手島が立ち上がって、寝たままのシヴァエフにロー、パウンド。そして「立て」とスタンドを促す。シヴァエフは左フック、右ハイで下がらせ組み付くとテイクダウンに成功。バックマウントからパンチを連打。落とした手島がローキック。シヴァエフは下から蹴り上げ。

新井丈が王座返上し田上こゆるが新王者となったストロー級で山上幹臣と内藤頌貴がともに上位ランカーを破り2連勝【修斗】

2025.01.20 Vol. Web Original
 プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2025 開幕戦」(1月19日、東京・後楽園ホール)で今年のストロー級の王座戦線を占うといっても過言ではない2試合が行われ、山上幹臣(総合格闘技道場STF)と内藤頌貴(THE BLACKBELT JAPAN)のベテラン2人が勝ち上がった。
 
 現在、修斗のストロー級はフライ級との同時二階級制覇王者だった新井丈が王座を返上。昨年12月に行われた王座決定戦で田上こゆるが旭那拳を破り王座を獲得している。
 
 第9試合では元ストロー級世界王者で現在、世界ストロー級7位の山上が当真佳直(reversaL Gym OKINAWA CROSS×LINE)と対戦した。当真は現在6連勝中で世界3位。

暫定王座獲得の関口祐冬が新井丈との統一戦をアピール。新井は「チャレンジャーとしてベルトを奪いにいくつもり」と受諾【修斗】

2025.01.20 Vol. Web Original
 プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2025 開幕戦」(1月19日、東京・後楽園ホール)のメインイベントで行われた「世界フライ級暫定チャンピオン決定戦」で関口祐冬(修斗GYM東京)が安芸柊斗(MMA Zジム)を4R3分24秒、スリーパーホールドで破り暫定王者となった。
 
 試合後、関口は会場で試合を観戦していた正規王者の新井丈(和術慧舟會HEARTS)をケージ内に招き入れると統一戦をアピール。新井も快諾し、統一戦への機運が高まった。
 
 1R、サウスポーの関口とオーソドックスの安芸。関口の左フックが安芸の顔面をかすめる。関口は踏み込んで右ストレートも安芸がかわす。安芸が圧をかけると関口はタックルを見せる。安芸が右ストレート、左フックをヒット。関口はケージまで下がり、ケージ伝いに逃げる。安芸は詰めてパンチをヒット。関口はタックルを仕掛ける。これは安芸がいなす。関口が右カーフ。ノーガードで安芸を待つ関口。関口は左カーフ。関口は踏み込んでパンチも安芸はそれに合わせて組み付く。ケージに押し込む安芸だが、すぐに離れる。スイッチを繰り返す関口。右のバックスピンキック。安芸はフェイントから左フックをヒット。関口は右カーフ。安芸は左の三日月蹴り、右カーフ。安芸の左フックが関口の顔面をかすめる。

新井丈がストロー級王座を返上しフライ級に専念も復帰はまだ先。暫定王座決定戦の関口祐冬vs安芸柊斗の勝者との熱い戦いを約束【修斗】

2024.12.01 Vol.Web Original

 修斗の世界ストロー級とフライ級の同時2階級制覇王者の新井丈(和術慧舟會HEARTS)がストロー級王座を返上しフライ級に専念することが11月30日に発表された。

 この日、修斗は「PROFESSIONAL SHOOTO 2024 Vol.8」(東京・後楽園ホール)を開催。大会中に新井の王座返上と、それに伴い12月29日に行われる大阪大会で田上こゆる(BLOWS)と旭那拳(THE BLACBELT JAPAN)の間で「世界ストロー級王座決定戦」が行われることが発表された。

 新井は「RIZIN.48」(9月29日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)でエンカジムーロ・ズールー(南アフリカ共和国/CIT Performance Institute)にKOで敗れ、RIZINで2連敗中。体調を考慮し復帰はまだ先となることから、来年1月19日に行われる後楽園ホール大会で関口祐冬(修斗GYM東京)と安芸柊斗(MMA Zジム)による「フライ級暫定王者決定戦」が行われることも発表された。

岡見勇信が5Rの苦しい戦いを制し世界王座を獲得「苦しい期間はいっぱいあったが、この修斗のベルトを巻けて本当にうれしい」【修斗】

2024.12.01 Vol.Web Original

 プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2024 Vol.8」(11月30日、東京・後楽園ホール)のメインイベントで行われた「世界ミドル級チャンピオン決定戦」で元UFCファイターの岡見勇信(EXFIGHT)とキム・ジェヨン(韓国/NOVA MMA)が対戦した。試合は岡見が3-0の判定で勝利を収め王座を獲得した。

 岡見は修斗初参戦となった昨年12月の豊洲PIT大会でジェヨンと対戦。序盤こそ優勢に試合を進めるも終盤、ジェヨンの逆襲に遭い、2-1のスプリット判定で辛くも勝利を収めた。今回は王座をかけての再戦だった。

 1R、サウスポーの岡見とオーソドックスのジェヨン。圧をかける岡見にジェヨンはフットワークを使って回り、左ロー。ジェヨンは岡見のすきをついて左ロー。右インローはかわす岡見。前手で距離を探りながら左ローのジェヨン。岡見は右ジャブを的確に当てる。圧をかけるジェヨンに岡見は左ストレート、右ジャブ。ジェヨンは左ローをコツコツと当てていく。岡見は右ジャブ。徐々に岡見が圧を強める。そして右ジャブを連打。左ミドルをボディーに。前に出てパンチのジェヨンを組み止めた岡見。ケージに押し付けボディーにヒザ。ジェヨンがプッシュしてスタンドの打撃の展開に。ジェヨンが前に出るところにカウンターで左ストレートの岡見。左ミドルを打ち込む岡見。

エフェヴィガ雄志が一本勝ちで環太平洋王座を獲得も試合内容には満足せず「これからも学び続けて勝ち続けたい」【修斗】

2024.12.01 Vol.Web Original

 プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2024 Vol.8」(11月30日、東京・後楽園ホール)のセミファイナルで行われた「環太平洋ライト級チャンピオン決定戦」でエフェヴィガ 雄志(TRIBE TOKYO M.M.A)とマックス・ザ・ボディ(カメルーン/BRAVE)が対戦した。試合はエフェヴィガがスリーパーホールドで一本勝ちを収め、王座戴冠を果たした。

 今回の王座決定戦は前王者のキャプテン☆アフリカが世界王者となったため王座を返上したことに伴い行われるもの。エフェヴィガはここまでプロ戦績9戦9勝で、修斗には昨年1月から参戦し4戦4勝。マックスは2021年7月にはキャプテンに判定勝ちし、12月にはキャプテンと環太平洋王座を争うも一本負けを喫している。

須藤晃大が最終戦を待たずにインフィニティリーグ優勝を決めるも試合内容には反省【修斗】

2024.12.01 Vol.Web Original

 プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2024 Vol.8」(11月30日、東京・後楽園ホール)で行われた「インフィニティリーグ2024 フライ級」の公式戦で須藤晃大(EXFIGHT)が亮我(総合格闘技ゴンズジム)を破り、来年1月のリーグ戦最終戦(大竹陽vs亮我)を待たずに優勝を決めた。

 須藤はここまで3試合で勝ち点9を挙げ、この日の試合で判定勝ち以上を収めれば優勝という中での試合だった。

 1R、ともにオーソドックスの構え。亮我が遠めからタックル。がぶる須藤だが、亮我はしつこく組み付き、スタンドでケージに押し込む。攻防が止まりブレイク。圧をかける須藤だが、亮我は一瞬の飛び込みでワンツー。しかし須藤は直後の攻防でタックルからテイクダウンに成功。亮我は下からヒールホールドを狙う。危険を察した須藤が逃げる。スタンドでの打撃で亮我を追い込む須藤。亮我も圧をかけパンチを当てるとタックルからテイクダウンに成功。ハーフからパンチを落とす。しかし須藤は立ち上がることに成功。ここでブザー。

女子アトム級インフィニティリーグで平田彩音が1RKO勝ち「KOできてうれしいです! 次戦もKO勝ちで優勝したい」【修斗】

2024.09.23 Vol.Web Original
 プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2024 Vol.7」(9月22日、東京・後楽園ホール)で「インフィニティリーグ2024 女子アトム級」の公式戦2試合が行われ、平田彩音(リーグ戦勝ち点0/BURST)とパク・ソヨン(リーグ戦勝ち点2/韓国・ROAD GUNSANジム)が勝利を収めた。
 
 第3試合で平田は檜山美樹子(リーグ戦勝ち点0/ナゴヤファイトクラブ)と対戦。
 
 1R、ともにオーソドックスの構え。圧をかけるのは平田。パンチで前に出ると右ストレート。効かされた檜山は下がる一方。ケージを背にした檜山に平田が右ストレート、左フック。最後は上下に打ち分けた左フックの5連打を浴びせると檜山は腰から崩れ落ちダウン。平田が1R33秒でKO勝ちを収め、勝ち点4を獲得した。

元世界王者・山上幹臣が約12年ぶりの修斗復帰戦で鮮やかな一本勝ち「強くなって戻ってきたぞー!」【修斗】

2024.09.23 Vol.Web Original
 プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2024 Vol.7」(9月22日、東京・後楽園ホール)で元世界ストロー級王者の山上幹臣(総合格闘技道場STF)が約12年ぶりの修斗復帰を果たし、黒部和沙(同級世界7位・TRIBE TOKYO MMA)と対戦し、1Rで見事な一本勝ちを収めた。
 
 山上は2008年にプロデビューすると2011年に王座を獲得。猿丸ジュンジを相手に1度防衛を果たすも、韓国のROAD FCで2連敗を喫し、その後、家庭を優先するため現役を引退していた。しかし格闘技への未練を捨て切れず、今年5月にGLADIATORで現役復帰を果たした。その試合はフライ級で今井健斗と対戦しTKO負け。今回は本来の階級のストロー級での参戦となる。

フライ級インフィニティリーグで大竹陽が優勝への望みつなぐ1RKO勝ち【修斗】

2024.09.23 Vol.Web Original
 プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2024 Vol.7」(9月22日、東京・後楽園ホール)で「インフィニティリーグ2024 フライ級」の公式戦1試合が行われ、大竹陽(リーグ戦勝ち点3/HAGANE GYM)とヤックル真吾(リーグ戦勝ち点3/T-REX柔術アカデミー)が対戦した。試合は大竹が1RでTKO勝ちを収め勝ち点4を獲得。勝ち点を7とした。
 
 1R、ともにサウスポーの構え。ヤックルはスイッチを繰り返し機をうかがう。ヤックルが右ミドル、左ロー。大竹もロー、前蹴り。ヤックルが左ロー。大竹の左カーフでヤックルがバランスを崩す。パンチの大竹。ヤックルが右足にタックル。こらえる大竹だがヤックルがバックを取り切る。しかしクラッチを解いてすぐに脱出の大竹。ヤックルが圧をかけるが大竹はパンチ。ヤックルが圧をかけてパンチも大竹は下がりながら左ストレートを当てていく。そしてカウンターの左でヤックルをぐらつかせると追撃の左ストレートでダウンを奪う。なおもパウンドを連打したところでレフェリーが試合を止めた。
 
 大竹は1R3分38秒でのTKO勝ちで勝ち点4を獲得した。

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