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「意志を持つ」【SOD女子社員・負け犬女の働き方改革】#23

2020.12.11 Vol.Web Original

 2021年の浅草サンバカーニバルが延期されることが発表された。

 毎年8月に開催され、50万人もの観客が訪れるイベントだが、2020年は東京オリンピックの関係で9月に開催される予定だった。

 しかしコロナウィルスの感染拡大に伴い2021年9月に延期され、さらに今月1日、2021年の開催も再延期されることが発表された。

 我々サンバ愛好家は、丸3年サンバカーニバルができないことになる。

 過去にも2011年の東日本大震災の際に一度延期になっているが、2012年には再び開催されたので、こんなにも長い間浅草サンバカーニバルが開催できないのは、私のサンバ人生でも初めてだし、日本のサンバ史でも初めてのことなのではないかと思う。

 以前記事でも書いたのだが、私は2010年から趣味としてサンバを楽しんでいる。主にダンスを踊る。ほかにもブラジル音楽を聴いたり、以前はライブに行ったり、ブラジルの料理を楽しんだり、ポルトガル語も少し習った。

 浅草サンバカーニバルにも2010年から毎年出ていて、その10年間でサンバを踊って感じたことを文章にした。

時間という自信【SOD女子社員・負け犬女の働き方改革】#6

 この記事を書いたのは今年の3月、まだこのあと世の中がどんな風になっていくか、全く想像をしていなかった。

 浅草サンバカーニバルができなくなるばかりか、チームの練習のために集まることもできなくなるとは、誰が予想しただろう?

 これまでは、チームに所属していなくても、踊る場所なんていくらでもあると思っていたし、いつまでも踊り続けることができると思っていた。

 諦めないで努力を重ねれば、もっと上手になれたり、もっといろいろなところで踊ることができたりするのではないかと思っていた。

 まさか、自分の努力や意志と反して、踊ることができなくなるとは思いもしなかった。

 自分が当たり前だと思っていたことは、実は蜃気楼のように儚いものだったのだなぁ。

 頑張るとか、やる気を出すとか、こちらの出方次第で将来がなんとでもなると思ってしまっていた。自分が選択肢を持っているように勘違いしてしまったのは、人間の傲慢さなのだろうか?

 今いる現在地と理想は地続きで、ひとつひとつ前に進めばいつか叶うというのは、必ずしもすべてにあてはまることではない。

 たとえば、どれほど努力を重ねても、日本人の私がブラジル人になれることはない。そういうどうしようもないことだってある。そんなことがたくさんあったのがこの一年だったのではないだろうか。

 だからこそ、人の生きる意志が、人間の原動力になるのだということを、改めて感じられた一年だった。

 浅草サンバカーニバルだけでなく、いろんなイベントも、仕事の進行も、個人的な旅行の予定も、何もかもがうまくいかなかった2020年だからこそ、ちゃんと「生きよう」と思わないと暗闇に引きずり込まれてしまいそうだ。

 安易に「ポジティブに前向きに!」と言えるほどの若さや明るさはないが、踊るとか書くとか歌うとか、不器用にしか世界とつながった気持ちになれない皆様、お互いどうか無事に2021年を迎えられますように。

 いちサンバ愛好家として、2021年以降の浅草サンバカーニバルが開催できるかどうかも気になるところだが、サンバの本質はイベントの開催だけではないので、これからもいち素人ダンサーとして踊り続けたいと思います。

「結婚しない選択を否定することは」【SOD女子社員・負け犬女の働き方改革】#22

2020.11.27 Vol.web Original

 他人に言わせると、私は本当に人を愛したことがない、らしい。
「何もかもを投げ打って一緒にいたい。」
「何もかもどうでもよくなるほど相手のことが好き。」
 そんな気持ちを味わったことがないままに、結婚しないことを決めるなんて、おかしい。
 11月の頭に私は、かつて深い関係にあった男性にそう言われた。

 皆さんは結婚についてどう考えているだろうか。
 私は自分の人生には結婚は必要ないと思っている。
 本当に大切な人とは結婚しなくても一緒にいるだろうし、一緒に住むとかの物理的な距離感と精神的な距離感は別だと思うから、大切なパートナーとの将来を誓うという意味は結婚にはないと考えている。
 加えて、仕事や趣味や考えたいことがたくさんあるので、結婚するかしないかで迷ったり、結婚の条件に合う相手を探す時間がもったいない。
 端的にいうと、これらの理由から、自分は結婚するという選択肢を捨てた。

 もし婚姻届けが契約書だとしたら、そこに書かれている項目が、人によって大きく異なる、または、だいぶ曖昧なのも気になる。
 結婚をしたほうがいい、結婚をするべきだ、なんで結婚しないの?
 そこでいう“結婚”という言葉が一体何を指しているかがぼんやりしているうちには、その答えは出せない。

 婚姻届けが業務委託契約書の意味をもったものなのであればきっと、一人だけで生きるよりも、二人でできることが増えて、人生の可能性も増えるのだろうな。
 反対に、婚姻届けによって自分の人生の全部もしくは一部の権利を相手に譲渡するような内容であれば、もったいないなと思う。
 そんな契約書ひとつで、お互いに対する気持ちが変わらないことを表明するというのは、なんだかむなしいような。
 他に好きな人ができるということもあるかもしれないし、例えば予期せぬ事件や事故をきっかけに気持ちが変わっていったり、仕事の変化で家庭に対する気持ちが変わっていったりというようなことは容易に想像できるので、やっぱり人と人とは、向き合って一瞬一瞬を積み上げていくことでしか関係性は積み上げられないのではないか。

 とはいえ、友人の結婚を素直に喜ぶくらいのまともな感覚は持ち合わせている。
 私の周りではこの一年くらい、仲良くしている人が何人か結婚した。
 コロナ禍で云々ということではなく、長く付き合っていた人とたまたま今年そうなったパターンが多く、とても喜ばしいことだ。
 友人の決定は友人自身のものだし、それを彼ら・彼女らが決断したことはとても尊いことだと思う。

 さて、冒頭の話に戻る。
 そんな風に私が結婚について難癖をつけるのは、本当に人を愛したことがないから、だそうだ。
 結婚によって良い方向に変わることもある、ずっと愛し合える可能性もある。
 それなのにその希望を最初から諦めるのは、ただの臆病だと言われた。

 君はかわいそうな人生だ、もっと真剣にパートナーを探すべき、と言われて思わず、「私の人生の責任とるつもりもないのに、そんなこと言わないでよ!」と怒鳴ってしまった。
 どんなドラマだ。
 ドラマならここで、「結婚しよう」となるのかもしれないが、我々は今やそんな関係ではないし、やっぱりコイツのこと嫌いだわと強く思っただけで、何のロマンスも始まらなかった。

 Twitterでも別の人にこんなことを言われた。
 前回性的同意について触れた際、記事に紐づけてTwitterで、「同意を取ろうとして萎える相手であれば私とは合わないだろうし、我慢する必要はなかった」という主旨の呟きをした。
 それに対して、幸せな家庭が想像できないかわいそうな人、本当に人を愛したことがない人は何を言ってもだめ、というコメントをいただいて、ショックだった。(現在は削除済み)

 私が人を愛してないと、どうやって測るのか?
 結婚しないからと言って、家庭をもたないからと言って、なぜ本当に人を愛したことがないと言えるのか?
 結婚しない選択、子供を産まない選択をすることは何かおかしいのだろうか。
 仕事をして、恋をして、表現をして、人生それ以外は、高望みする必要はないというのを決めるのは、おかしいだろうか。
 それほどに、結婚は、家族は、良いものだろうか?
 寂しい時に寂しいと言える友達、一緒に趣味を語り合って楽しみあえる仲間、愚痴や迷いを言い合える相手がいれば、私には十分なのだが。

 結婚するタイミングがなかったわけでもなかった。
 もう十年以上も前だけど。
 同棲もしたし、親に挨拶にも言ったし、結婚する予定があった時期もあった。
 でも私は気乗りしなかった。
 最終的にはそれに気が付いた彼が、私のもとを離れていった。

 そうだね、私は彼を心の底から愛していなかったのかもしれない。
 自由と、孤独と、あと彼よりも少し仕事のほうを愛していた、と今になって思う。

 婚活とか、転職とかして、一度今の環境をすべて変えてみたほうがいいのだろうか?
 自分が置かれてる世界がおかしいから、なんだか他人から見て「足りない」ように見えているのかもしれない。
 自分のいる環境を最大公約数的なマトモなものにしたら、誰かから太鼓判を押してもらえる私になれるかもしれない。

 書いててくだらなさすぎて反吐が出そうです。
 太鼓判なんていらないので、引き続き自由と孤独と仕事を心から愛して生きていきます。

「私たちのことは放っておいて」【SOD女子社員・負け犬女の働き方改革】#21

2020.11.13 Vol.web Original

性暴力と聞いて、どんなものを思い浮かべるだろうか。
私は、思春期の頃にドラマの中で見たショッキングなシーンが思い浮かぶ。
人のいない薄暗い橋の下で、女性が押し倒され無理やりに……というような、あまりに暴力的で理不尽な出来事というイメージだ。

しかし最近は「同意ない性行為は性犯罪である」という考え方が広まり、勇気をもって声をあげる人も増えてきた。
そういう声を聞いて、「あのときのアレは今思えば性暴力だったのでは……」という思いを抱いた人は男女ともに少なくないだろう。
現に私も、本当は嫌だったなぁと思いながらしていた行為に心当たりがある。

もう何年も前になるが、コンパでずいぶん飲んだ帰り、一緒にタクシーに乗った男性にそのまま家の中まで入られてしまった。
その男性は、やることをやったら連絡先も残さず家を出た。
飲み会の帰りに男性と帰った自分が悪い、家に入れてしまった自分が悪い、抵抗しなかった自分が悪い……なんでもっとわかりやすく大げさに拒絶しなかったのだろうと、怒りでシャワーを浴びながら泣いた。

また別の機会、ホテルまでは合意の上だったが、どうしてもしたくないことを強要されたことがあった。
嫌すぎて風呂場まで逃げたが引きずり出されたときの、相手の男性の目は本当に怖かった。
性的に興奮しているというのではなく、私のことを人として見ていない、ただの自分の欲望を満たすためのモノとして見ている、そんな目は初めてだった。
これが全く何も理解していない子供だったらどれだけ怖いだろうとも思った。

……というようなこと、実は女性にとっては「あるある」かもしれない。
私にとっては、過去のやらかしたエピソードとして、誰かの恋愛相談に乗るときに引き合いに出して「こんなこともあるから気を付けてね!」と後押しをできるくらいの役には立っていると思う。
性に関わる会社に勤めているからこそ、こういう話を面白おかしく話せるようになって、まわりの人のいい教訓にならなければ、と思ったりもしていた。

だが、面白おかしく話す私に、「それ笑いごとじゃないよ、つらかったね」と言ってくれた人がいて、そこでようやく気付いた。
私も結構傷付いていたのだな、と……。
自分がドラマで見知っていた性暴力と比べるとほんのささいなことだけど、気にしすぎだとか私が悪いとか思う人も絶対いるけど、たとえ小さくでも傷付いたことは事実なのだ。

最近Twitterのプロフィールから、会社名や自分の担当していた仕事についての記述を消したのだが、以前はほとんど来なかった知らない男性からのDMが来るようになった。
私はTwitterで、AVや風俗やほかにもエロの話もするので、何も知らない人が私をフォローして不快にならないように、あえてプロフィールにそのことを記載したほうが良いのではと思って、そうしていた。
だが実際にプロフィールを見た男性からは、「セックスしない?」「今度会いましょう!」というような、Twitterを通して性的なつながりを求める女性だと誤解されただけだった。
知らない男性にいきなり下の名前で呼ばれると怖い、というつぶやきをした直後に面識もない人から「桃子さんこんにちは!」というDMが来たときには、何の冗談かと思った。

ああ、女性が性のことを話すのって、こんなに大変なことなんだ……。

性に対して積極的な発言をすれば誤解され、悔しい悲しい思いをしたら我慢しなくてはならず、相談できる場所も少ない。
気になるならTwitterやめればいい、という話をしているのではない。
ひとりの女性が性に関して意見を言うだけなのに、その道のりが遠すぎるということを言いたいのだ。

もし、Twitterやその他SNSで、出会い目的以外で性のことを発信している女性を見かけても、男性の皆さんにはぜひ「放っておいてほしい」。
私たちは独立したひとりの人間として意見が言いたいだけだし、助けが欲しいときは助けてという。
寂しいから、孤独だから、ましてやセックスがしたいから、結婚がしたいから積極的に性の話をしているわけではない。
あなたが(男性であろうと女性であろうとどちらでもなかろうと)女性は男性に媚びなければ、男性の支援がなければ生きていけないと思っているなら、今すぐにその考え方は改めたほうがいい。
余計なお世話も、性的な誘いも、同情もいらない、何の偏見もなく話を聞いてもらいたいだけなのだ。たぶん。

カンパニー松尾、バクシーシ山下、梁井一がバーテンダーを務めるお店が新中野に出現

2020.11.06 Vol.Web Original

「性のお悩み相談DAY」として3人のレジェンドAV監督が“出勤”

 AV監督界のレジェンド、カンパニー松尾、バクシーシ山下、梁井一がバーテンダーとなって杯を交わしながら客とさまざまな会話をする――。このトークイベントなどとはちょっと趣の違う体験ができるバーが新中野にあった。

 ここはソフト・オン・デマンド(SOD)が運営する飲食店「Syain Bar SOD女子社員」。先日、新宿の歌舞伎町にオープンした「SOD LAND」に先駆けること1年半、「『SOD本社』で作品に出演するかもしれない新人女子社員たちが働くBAR」というコンセプトでスタートしたバーだ。

 現在はファンの要望に応える形で、ベテランAV男優や女性向けAVに出演するイケメン男優や、10月からは女性向け風俗店の男性キャストや、一般の男性アイドルがカウンター内に入る日も設けるようになり、毎週水・金・土曜日は「男子社員DAY」となっている。

 そんななか、10月21日には初めての試みとなる「性のお悩み相談DAY」として3人のレジェンドが“出勤”した。

新宿・歌舞伎町に誕生した「SOD LAND」は停滞する飲食業界の起爆剤となるか!?

2020.10.09 Vol.web Original

 ソフト・オン・デマンド(SOD)が10月10日、東京・新宿の歌舞伎町に飲食ビル「SOD LAND」をオープンする。

 SODはこれまで、2018年5月に秋葉原に「女子社員酒場」、2019年5月に新中野に「Syain Bar」をオープン。このSOD LANDは同社の飲食店事業の旗艦店となるものでB1階から4階まで計5フロアすべてが異なるコンセプトで展開する。

SODがAV女優と飲める大人のテーマパーク「SOD LAND」を歌舞伎町にオープン

2020.09.16 Vol.Web Original

10月10日から全5フロアで展開

 ソフト・オン・デマンド(SOD)が9月16日、飲食店事業の旗艦店として、東京・新宿の歌舞伎町に飲食ビル「SOD LAND」を10月10日にオープンすることを発表した。

 SODはこれまで、2018年5月に秋葉原に「女子社員酒場」、2019年5月に新中野に「Syain Bar」をオープン。「女子社員酒場」は「女子社員やAV女優に『会える』居酒屋」、「Syain Bar」は「『SOD本社』で作品に出演するかもしれない新人女子社員たちが働くBAR」というコンセプトで人気を集めた。

 今回立ち上げる「SOD LAND」は、SOD創業者の高橋がなり氏が製作総指揮。B1F~4Fの合計5フロアをすべて異なるコンセプトにした飲食店ビルとなる。

 B1階の「SOD女子社員酒場 ウブ新入社員店」は元祖女子社員酒場秋葉原店の営業スタイルを継承し、デビュー前、またはデビューしたての新人女優が店員を務める。3階の「SOD Syain Bar KABUKICHO」は新中野の「Syain Bar」の歌舞伎町版。

 2階の「風俗研究所『カクブツサロン』」は風俗業界と連携したフーゾク嬢と飲めるバー。4階の「SILENT BAR」は全席私語厳禁のカウンターバー。水着姿のセクシーバーテンダーがマジックミラー越しに登場し、無防備にカクテルを作る姿をじっくり堪能しながら優雅にくつろげる。マジックミラー越しというのがSODの人気作品をほうふつとさせる。1階の総合受付ではDVDやグッズの購入、プリクラや1000円ガチャなどが用意されている。

 また新型コロナウイルスの感染予防対策としても、検温やマスク着用、ソーシャルディスタンスといった基本的なものはもちろん、踏込プレートを踏むだけで全身にくまなく消毒液を噴霧しての消毒、殺菌効果の高いUV-C紫外線を室内上部に照射、エアコンにも最新の設備を導入し室内の制菌・消臭を図るなど徹底した態勢で臨むという。

「私じゃない私に乗っ取られる」【SOD女子社員・負け犬女の働き方改革】#16

2020.08.14 Vol.Web Original

 月に一度のアレが来た、と言えば多くの女性はピンとくると思う。

 それは、来るときだいたい不快感と絶望感が付いてくる。

 この時期をポジティブに過ごすライフハック記事も少なくないが、そもそも気持ちをポジティブに切り替えようという元気すらない。

 私はそんな感じだ。

 年々生理に伴う諸症状が悪化している。

 生理に関して、もちろん男性は体験したことがないから実感としてはわからないだろうし、女性同士でも痛みのひどさも経血の量も周期も人それぞれだし(そして具体的な比較ができない)、他人の生理のつらさを理解するのは困難だ。

 生理痛も、生理前後の不快感も、自分で向き合うしかない、孤独な闘いである。

 私の場合、もともと生理痛はそれほどひどいほうではなかった。

 一般的な周期で、一般的な期間、市販の生理用品で対処できる程度の量、1~2回鎮痛剤を飲めば収まる程度の痛みだった。

 低用量ピルを飲み始めたのは社会人1~2年目の頃だったと思う。

 理由は「生理が楽になる」と聞いたからと、コンドームだけでは避妊に不安があったからだ。

 当時は今より仕事が忙しく……正確に言えば慣れない業務にプラスして会社行事の準備などがあり、朝から終電まで働くような日が当然という生活をしていて、生理期間をなるべく快適に過ごしたいというのと、今こんなに忙しい中妊娠したら困るという気持ちから飲み始めた。

 ピルを飲み始めて最初の一ヶ月くらいは精神的に不安定な時期や頭痛があったりしたが、すぐに体調は安定した。

 私の性格的に飲み忘れることもなく、毎月同じタイミングで生理が来る。

 いつ来るのかと無駄な準備をしながら日常生活を送ることもなくなって、始まったとしても3日間で終わる。

 何よりも、生理痛がほとんどなくなり、生理前に一週間くらいあった不快感(なくなってから始めて気付いたのだが)がなくなった。

 それまでの私は、ひと月のうち半分に近い日数を、生理の不快とともに過ごしていたと初めて意識した。
まるで人生の半分を、私じゃない私に乗っ取られていたように思った。

 ピルを飲み続けて10年以上だが、この2~3年、そんな私の体にも変化が訪れている。

 その変化は、1年半ほど毎日日記をつけてみてわかった。

 過去の日記を読み返してみると、生理前の1週間くらいから、急にネガティブな内容に変わる。

 前日までは、美味しいご飯を食べて満足したとか、面白い映画を見て最高の気分だとか言っているのに、まるで別人のように、死にたい、何をしても意味がないと感じる、という内容が書かれている。

 しかも生理が始まったとたん、急にあっけらかんとした内容に戻るのだ。

 そしてそれが毎月繰り返される。

 正直、自分で読んでいても、あまりの落差に恐怖を覚える。

 精神的な変化だけではない。

 とにかく生理1日目の眠気がひどいのだ。

 夜寝る時の眠気とは全く質が違う、睡眠薬でも盛られたんじゃないかというような、体が全く動かせなくなる眠気だ。

 なんとか起きて会社に向かっても、夕方くらいまで頭がぼーっとしていることも少なくなく、全く仕事にならない。

 そんな風に生活に支障が出るレベルで、生理前と生理1日目の症状がひどくなってしまった。

 年齢による体の衰えが原因なのか、もともとの体質によるものなのかはわからないが、また私は月の大半を、自分でコントロールできないまま過ごしている。

 これまでは、生理とうまく付き合いながら働いていければいいな、と思っていたが、このままではうまく付き合う自信がない。

 休めばいいじゃないかと言われるかもしれないが、精神が不安定だからという理由で毎月生理前に一週間も休めない。(業務的にも、有給日数的にも)

 他の予定を調整してやりくりする方法もあるかもしれないが、貴重な休みの日を生理のために使うのかと、しかも仕事に影響が出ないように調整するのかと思うと、正直腑に落ちない。

 現在は低用量ピルも様々な種類があり、生理の頻度を三か月に1回程度にできるものもあるらしい。

 もはやそれに切り替えて、生理の頻度自体を減らしたほうがいいのではないか、などとも考える。

 仕事に集中するためには、私たち女性は生理をコントロールしながら働かなければいけない。

 低用量ピルの認知が10年前よりもずっと高まっていることからも、そうすべきと考えられているのではないかと思う。

 ただ、コントロールしきれないのが人間だ。

 私には低用量ピルという選択肢があったが、体に合わない人もいる。

 少しずつのストレスの積み重ねで、ピルを飲んでもコントロールしきれないこともある。

 生理をコントロールできないならどうすればいいのだろうか。

 仕事量をコントロールするしかない。

 生理休暇を利用して、生理にあわせて仕事を調整する……そんなにうまくいくのだろうか?

 そもそも、自分ではなんともできないことが原因で、なぜやりたいことを諦めたり譲歩したり遠慮したりしなければならないのか。

 これは出産にも同じことが言えるんじゃなかろうか。

 生理のない男性がずるいとは思わない。

 生理痛のない同性がずるいとは思わない。

 ただ、強い人の基準にあわせて作られたルールでは、いつもハンデのある人間が割を食ってしまう。

 その価値観が生きづらくて、今日もひとりこんな文章を書くのであった。

「一生社員でいるしかない」【SOD女子社員・負け犬女の働き方改革】#15

2020.07.24 Vol.Web Original

 新卒で入社したこの会社では、制作者が一番偉い。

 0から1を生み出す仕事が最も尊いとされる。

 そんな会社に営業職として入社したのが私だ。

「制作は命を削って作品を生み出しているのに、お前ら営業はそのおこぼれで美味しい思いをしやがって」

 そんな風に言われたこともある。

 0から1を生み出すことは素晴らしい、1から100にすることはまあまあ素晴らしいが、それも1がなければ成し遂げられないことなのだから、やっぱり0から1を生み出すことのほうが素晴らしい。

 だから何も作れない私は、ずっと卑しい仕事をしている気がして、申し訳なさがぬぐい切れない。

 こうしてコラムやTwitterで発言したところで、腹を痛めて作品を作ったわけでもないのに偉そうに、と誰かに言われている気がする。

 なんとか売れるお手伝いをしたいと思って、どうにかして売上をあげられないかと試行錯誤をするが、私には儲ける才能がない。知識がないだけかもしれないが、どうやったら知識をつけられるかがわからないし、圧倒的にセンスもない。

 こんな私が一人で生きていくのは確実に無理だろう。

 SODでの経験を経て、別の業界で飛躍している人たちの姿を見るにつけ、自分ではそんなことは無理だと思う。

 出しゃばりな私を見て、「それを活かして独立したほうが儲かる」という悪魔のアドバイスをしてくる人もいるが、ただ出しゃばりなだけで、何の実力も才能もセンスもない私にはそんなの無理。

 今の会社に雇ってもらっていることで、なんとかこの社会で生きていられるのだ。

 以前Yahoo!ニュースにこの連載が掲載されていたときに、「こんな考え方だからアダルト業界にしか拾ってもらえなかったんだ」というようなことを言われたけど、本当にその通り。私が一番よくわかっている。

 私のような人間にも優しいのがアダルト業界。それだけだ。

 自分に力がないことは誰よりも一番わかっているし、こうして書いている文章だって、ごみくず以下の駄文、正直読んでいる方の時間を無駄に奪うだけのくだらない文章だ。

 だから私は一生ただの社員でいたい。

 SODの社員でいたい。

 それ以外に生きる方法が見つからない。

 この個人主義の世界で、一人で勝ち抜ける自信がない。

 LOVELYPOPの綱島さん、ワイルドワンのYukaさんへのインタビューを通して、改めて自分は働くことに向いていないと感じた。

 いや、もはや生きていくことに向いていない。

 何かを乗り越えていく強さや覚悟だったり、トラブルすら楽しめるポジティブな精神だったりが、私には何もない。

 こんな私が一人で生きていけるわけがない。

 社員とて安定が補償されるわけではない。

 そもそもこのアダルト業界は変化が大きい業界であり、世論や規制に影響されることも多々あり、いつまでもこの会社があるとは言い切れない。

 ましてや、コロナによってあらゆる行動が制限されて、予期せぬ変化が起こることも考えられる。

 また、社員でいるということは、ある程度会社の意向に沿った活動をしなければならない。

 自分が右に行きたくても、上司が、会社が左に行けというのであれば、自分を殺してでも左に行かなければならない。

 これまで何年もかけて培ってきたノウハウを捨てろと言われれば捨てなければいけないし、意味がないと評価されれば意味がないものになってしまう。

 ならば個人でと思われるかもしれないが、あいにく私のもっているノウハウなんてほかのどの業界に行っても役に立たないし、私程度の能力は他の優秀な一般企業の方々は当然お持ちだろう。

 私がいたところで意味がない。

 それならば社員という立場に無理やりにでもしがみついてやる。

 それしか、私が生きていく方法がない。

 どんな仕事をしても、「私以外の人がやればもっとうまくいくのではないか」という思いがぬぐえない。

 私がやっているから売上が上がらないとか、私ができていると思っていることは実はほかの人は半分の時間でできたんじゃないかとか、あらゆる物事に対して、自分がいることがうまくいかない原因なのではないかと思ってしまう。

 インタビューを通して、働き方について前向きな気持ちになっていくはずが、自分の欠点ばかりが目に付いてしまう。

 頼むから、こんな私でも生きてける社会であってくれ。

 こんな私でも仕事し続けることができる会社であってくれ。

 もはや祈りに近い気持ちだが、実力主義個人主義だけが正義であってはならない、それでは困るんだ。

女性向けアダルトグッズメーカーの代表へ話を聞いてみた〈前編〉【SOD女子社員・負け犬女の働き方改革】#11

2020.05.22 Vol.Web Original

 この連載では毎回「働き方」をテーマに自分自身を見つめなおしてきた。
 その過程で、同じ業界で働く女性たちの「働き方」を知りたいと思うようになった。
 そこで今回からは、不定期ではあるが、同じアダルト業界(またはその周辺の業界)の女性に「働き方」について考えていること、感じていることを伺い、私自身が勉強させてもらおうと思う。

「なんでこの業界で働いているの?」「なんで女性がアダルトに興味を持ったの?」というところばかりがクローズアップされがちな私たちの職業だが、それを越えた働き方に対する考え方や、生きていく上で大事にしていることなどを、お伝えしていきたい。

「私は世界を変えることができない」【SOD女子社員・負け犬女の働き方改革】#10

2020.05.08 Vol.Web Original

 前回の記事で書いた通り、Twitterをもっと活用しようと日々発信を続けている。
 
 GIRL’S CHは女性向けのAVやアダルトグッズを取り扱っているので、商品の紹介や、自分から見てお客様にオススメできるポイントをお伝えする、という内容の投稿がメインになってきた。

 アダルトグッズは、自分で使ってから感想を書くようにしていて、グッズの写真(たとえば、大きさがわかりやすいように手近な駄菓子と並べてみたり、触感がわかりやすいように握ったり曲げたりして、サイトの写真では伝わらない情報を入れたりする)を添えてアップしている。

 そういった内容をアップしていると、なぜか男性と思われる方からのフォローやリプライ、DMが増えた。

 おそらくこれは、アダルト商材を扱っている女性にとっては、“あるある”なことだろう。

 特に男性向けの商材の場合は顕著で、実際に飲み会で「こんなDMが来て困った」というような話を聞くこともある。

 私もこれまで全くなかったというわけではない。

 ただ、これまでは数が少なかったのでほとんど気にならなかった。

 女性向けの商材を扱っているので、イケメンがメインに写ったパッケージを紹介することが多かったから、男性の目に留まることがなかったのだろう。

 アダルトグッズの場合、男根を模した形をしているものもあるので、男性が見て「エロいものだ!」とわかりやすくなったから、気付かれてしまっただけなのかもしれない。

 とはいえ、私のアカウントをフォローしているうちに、女性向けのアダルトを通して女性の考え方を知ってもらえれば良いと思っているので、ご覧いただく分には大歓迎だと思っている。

 リプライはちゃんとした質問であればお答えしている。

 ただ最近は、欲求不満で出会いを求めている女性、と勘違いされているのかな、というリプライやDMをいただくことが増えた。

 特にそれに関して怒りやショックがあるというわけではなく、「GIRL’S CHのサイトユーザーさん以外からのご連絡が来てしまったな」と思って右から左に流している。

 もしかしたら、私がどういった経緯でこのTwitterを運用されているかご存知ないだけかもしれないので、一度説明させていただこうと、先日このようなTweetをした。

もしかしたら、私のツイートのリプ欄などをご覧になった方が不安になったり不快な気持ちになるかもしれないので、一度書いておきます。
グッズやAVの紹介に対して、「使っているところを見せて」や、出会い目的、その他卑猥なメッセージ等、送らないでください。
当方、GIRL’S CHという女性向けのアダルトサイトの運営に携わっております。男性との出会いや、セックスは求めておりません。
もしかしたら、誤解されている方がいるかもしれませんが、そういうわけなので、送らないでくださいね。

 このツイートをするときに、すごく迷った。

 理由はひとつ、「私が我慢していれば済む話」だからだ。

 わざわざ、他のだれかが傷付くかもしれないような、他のだれかが心配になったり不安になったりするようなことを、言う必要があるのだろうか、と。

 ただ、DMは無視すればいいが、今後リプライや引用RTで、女性がショックを受けるような内容を書かれたら、見ているお客様がショックを受けるかもしれない。

 私がツイートすることで多くの人に嫌われる可能性もあれば、ツイートをしないことで誰かが傷付く可能性もある。

 今のような非常事態が続いてストレスが溜まっているときに、人は傷付きやすくなり怒りやすくなる。

 我々が扱うエロという商材は、もともと非常に刺激が強い、ある意味で暴力性の強い商材だ。

 繊細な人が多くなっている今、慎重に扱わなければいけないからこそ、自分が守るべきは私の発信を見てくれている“女性”(ここではあえてこう言い切らせていただく)だと考え、私はこう続けた。

あと、私は何を送られても気にしませんが、そういった男性からのメッセージに恐怖を感じる女性スタッフもいるかもしれません。
後輩たちに嫌な思いをさせたくないですし、そういう気持ちから仕事や夢を諦めて欲しくないので、未来のために申し上げました。ご理解、ご容赦いただけますと嬉しいです。

 目の前の危機回避をとるか、将来的な利益をとるか、と書くと虫が良すぎるかもしれないが、演者に会うイベントがなくなり我慢しているお客様や、なんとなく私のTwitterを眺めている将来のお客様・新入社員が、5年後も10年後もGIRL’S CHを楽しんでくれることのほうが大切なのではないか。

 最悪これで印象が悪くなったら会社を辞めてしまえばいい。(というと怒られるが)

私は自分でよくわかっている。
私は仕事ができない。
私ひとりでは世界を変えられない。

 自分が優秀ではないことは百も承知している。

 だからせめて、優秀な人が働きやすいアダルト業界を作ることにひとつでも貢献できれば、いつか何かが変わるかもしれない。

 アダルト業界は、どうしたって他の業界と違うと思われがちだ。

 自分自身も、大卒でアダルト業界に新卒入社したことや、人々がこっそり楽しむアダルトビデオやアダルトグッズを堂々と見たり使ったり宣伝することで、他の方から誤解を受けたりした経験があった。

 そういった偏見と闘うことも仕事の一部だと言われればそうかもしれないが、少なくとも私の仕事は、「クリエイターが作ったものをひとつでも多く売ること」だ。

 そして私たちの仕事は、「エンターテイメントを作ること」だ。

 それを達成することによって、社会での存在意義が得られると思っている。

 反対に、どれほど偏見と闘おうが意義のあることを言おうが、市場の広がりがなければ「当たらなかった」「一過性のムーブメントだった」で終わってしまう。

 全てが水の泡なのだ。

 偏見と闘うこと、あるいは、スルースキルを備えていることが、この業界で働くために必要なひとつの要素になってしまってはいけないはずだ。

 私には、長く働くこととスルーする能力しかないが、それでも、何か未来につながることができれば。

「Twitterは仕事に含まれますか?」【SOD女子社員・負け犬女の働き方改革】#9

2020.04.24 Vol.Web Original

 外出自粛をしている。

 これまでは月曜から金曜は会社に通勤し、仕事が終わったらダンスの練習や飲み会に参加し、土日は買い物に行ったり映画を見たり、まったく外出をしない日は半年に1日くらいしかなかった。

 しかし、新型コロナウィルス感染拡大防止のためには、不要不急の外出をしないことが第一とのこと。

「不要不急とは…」といろいろと考えたが、ともかく今は最低限の外出にとどめようと決め、なるべく家にいるようにしている。

 私の場合は仕事も、オンラインで打ち合わせをしたり、自宅で済む作業は家ですることになった。

 たとえばこのコラムを書くため必要なのは、私とパソコン一台だけなので、今この記事も家で書いている。

 一方、個人情報や作品の画像や映像を取り扱うような高いセキュリティが必要な業務は、引き続き会社内で行う。

 今回の件で在宅勤務を初体験している方は多いと思うが、いろいろと問題を感じている人もいるのではないだろうか。

 現に私も、いくつかの問題にぶつかった。

 出社しなくてもいいというのは、単純に移動時間がなくなるので、自由に使える時間が増えてとても良い。

 だが、これまで「家にいる=ごろごろする」を定番に生きている私にとっては、仕事をしようとする気持ちの切替が最初の問題となった。

 とはいえこれは、時間を区切ったり、パジャマから部屋着に着替えて身支度を整えるなど、行動を変えればすぐに慣れることができた。

 次に、在宅でできる仕事と、会社ですべき仕事の切り分け。

 私はTO DOリストがないと仕事ができない人間で、かなり細かく作成する。

 別に自己管理ができている人間だと言いたいわけではない。

 やらなければいけないことが漠然としていると、不安になりパニックに陥るから、自分で自分に指示を出す必要があるからやっているだけだ。

 毎日業務をスタートする際に立ち上げるTO DOリストだが、これまでの「緊急性」「重要性」とは別に「家でできることかどうか」という判断基準が加わった。

 今までのTO DOリストを分解して、再構築しなければならない、困った。

 ただこれも、慣れればそれほど難しくなかった。

 1週間ぐらいは戸惑ったが、徐々に新しいTO DOリストの作り方もわかった。

 リストさえできてしまえばあとは問題ない。

 一番の問題は、「自分が仕事をしているのかどうか」が不安になるということだった。

 社会人になってからずっと、会社に行って仕事をするのが当たり前だと思っていたので、言い方は悪いが、会社の監視下にないことが逆に不安になったのだと思う。

 会社にいて、自分の行動を常に誰かが見ているというのはストレスではあるが、出勤しているというアリバイが作れるという点では、その不安はない。

 私はタイムカードをなんとなく、働いていることの免罪符のように思っていたのかもしれない。

 会社にいることこそが仕事だという、サラリーマンの立場に甘んじていた自分が憎い。

 この2年間何度も、仕事とは成果を出すことが最も重要だと自分に言い聞かせてきたはずなのに、また仕事をすることの意味をはき違えていた。

 特にそれは、Twitterを見ているときに感じた。

 私はGIRL’S CHの公式Twitter( https://twitter.com/girls_ch )と個人のTwitter( https://twitter.com/taguchi_girlsch )で、新作情報やセール情報などを発信しているのだが(GIRL’S CH公式Twitterのほうは複数のスタッフで管理している)、果たしてこれは仕事に含まれるのだろうか?と。

 新作の告知やオススメ作品のツイートは、宣伝の一環ではあるが、Twitterを見て購入してくれる人が何人いるのかは、正確にカウントするのは難しい。

 何十万人のフォロワーがいるわけでもなく、効果があるのかすら疑問だと会社に指摘されたら、言い返す自信がない。

 また、フォロー・フォロワーの皆さんの意見をチェックしたり、検索ワードでサイトや作品のことが話題になっていないかを調べたりもするが、これが一体どんな売上につながっているのかを明確にすることは、それ以上に難しい。

 もちろん、意見をもとにスタッフ内で議論を交わしたりすることもあるが、成果としては非常に数値化しにくい部分だ。

 今までは仕事中にTwitterを眺めることは、会社にいる時間にやっていることだから仕事のうちだ、とタイムカード免罪符を掲げて自分に言い訳していたが、家で見るTwitterは何か違う。

 どうも自分自身に対して、「Twitterをして時間をつぶしている」「さぼっている」という意識がぬぐえない。

 しかし会社で見るTwitterと家で見るTwitterの何が違うのだろうか?

 そこに書かれていることは同じはずで、このように思ってしまうのは、明らかに自分の考え方や価値観の問題だ。

 つまり、Twitterを活用しきれていない自分の問題だ。

 在宅勤務は、自分が臨んでいる業務に対して考え直したり、手法を見直すいい機会だととらえて、自分の手で価値や成果を作っていくしかない。

 SNSの使い方やマーケティングについて姿勢を正して取り組もうと、この数週間はTwitterと向き合っている。

 早くこの問題にも慣れることができるように、毎日しっかり悩みたい。

 というわけで皆さん、ぜひGIRL’S CHや私のTwitterも見てみてください。

 さらに商品も購入していただけると、こんなにうれしいことはありませんが、そこまで高望みはしません。(笑)

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