福士蒼汰「壁ドンしない」新ドラで新しい発見

 福士蒼汰が主演する月9ドラマ『恋仲』(フジテレビ系、月曜午後9時〜、20日スタート)の製作発表が6日、都内で行われ、福士、本田翼ら主要キャストが出席した。恋に悩む若者たちの姿を描くラブストーリーで、今クールの連続ドラマでは唯一のラブストーリー。福士は「これが月9だ! こんなドラマを待っていたというラブストーリーにしたい」と意気込んだ。

 2人の青年の成長と、その間で揺れ動く女子が物語の軸。福士が演じるのは、高校時代は水泳部の主力選手として活躍したものの、社会人となった今は気弱で優柔不断な男。キラキラしたカッコいい青年のイメージが強いが、それとは正反対な役どころだについて、「今まで壁ドンとかいろいろしてきましたが、今回はしない。自分の中にこんな自分がいたのかと新しい発見がある」と、目を輝かせた。

 タイトル『恋仲』は、好きなのに付き合ってはいないようなあいまいな状態を示す。本田は富山での撮影を「一緒に帰ったり、最高の“恋仲”を撮っていました」と振り返り、「ハッピーエンドになれば」と話した。 

 もう一人の青年は野村周平が演じる。他共演に、吉田羊、永井大、太賀、馬場園梓ら。初回は15分拡大で放送。