セーリング日本代表が愛称と絵画を募集

 日本セーリング連盟(JSAF)は2020年東京オリンピック・パラリンピックへ向けセーリングを盛り上げるべく、『セーリング日本代表チーム「愛称」&「絵画」コンクール』を実施する。

 募集期間は20日〜8月31日。愛称は「日本代表として力強く、親しみやすいもの」で国内在住者なら誰でも応募できる。絵画は「海と風とヨットのある風景」がテーマで、全国の小・中学生が応募の対象。クラス単位・学校単位での応募も可。審査委員には河野博文JSAF会長(写真右)、アテネオリンピック470級で銅メダルを獲得した関一人さん(同左)、テレビプロデューサーのテリー伊藤さんらが名を連ねている。

 セーリングは過去、五輪で2つのメダルを獲得。各階級合わせて10人ほどの代表選手を送り出しているものの、国内の登録競技者は約1万人に留まっている。

 通常の競技だと五輪の前年に“プレ大会”が開催されることが多いのだが、セーリングの場合は自然を相手にするという競技の性質上、選手が競技会場を経験したいということで早い段階で“プレプレ大会”といった形で大会が開催される。日本でも2016年から15〜20の国際大会が開催されることになりそうで、世界のトップ選手の来日が予想されている。JSAFは「一人でも多くの人に競技を知ってもらい、応援してもらいたい。ぜひ“なでしこジャパン”に負けない愛称を!!」と語っている。