6・5 SB 日本フェザー級王者・島田洸也が引退式

島田洸也(右)と嶋田昌洋が揃って10カウントゴングを聞いた(撮影・蔦野裕)
 シュートボクシング(SB)の年間シリーズ第3弾『SHOOT BOXING 2016 act.3』(6月5日、東京・後楽園ホール)でSB日本フェザー級王者・島田洸也の引退式が行われた。

 島田は2015年4月の大会でアゴの骨を2カ所骨折。復帰に向けて治療に努めてきたが完治に至らず、この度の引退となった。

 島田の父は東京消防庁でハイパーレスキューの任についているのだが、幼い時からそんな父の背中を見て育った島田は引退後、東京消防庁に入隊するという。

 そんな島田にシュートボクシング協会のシーザー武志会長は「お父さんのことを本当にを尊敬しているんだな、と感じました。親にしてみたら自分のやっている仕事を子供が受け継いでくれるのは本当にうれしいこと。これからどんどん親孝行して、SBで学んだことを忘れず頑張ってほしい」という言葉を送った。
シーザー力ジムのキッズ会員たちが花束を送る(撮影・蔦野裕)
 通常の引退式だとここで島田の挨拶の後に10カウントゴングとなるのだが、シーザー会長は「みなさんにお願いがあります。第2試合で戦った嶋田昌洋選手も今日引退します。彼も京都で消防署員をしています。偶然とはいえ、この島田も消防署員になります。今日は負けてしまったんですが、一緒に10カウントを聞かせてもらえませんでしょうか」と提案。嶋田も10カウントゴングを聞いて引退することになった。
 島田は「自分はもともと弱くて格闘技のセンスもなかった。でも師匠の鈴木先生が拾ってくれてなにから何まで面倒をみてくれた。試合では負けちゃってもシーザー会長がシュートボクサーをさせてくれたのでチャンピオンで終わることができたと思います。本当にありがとうございます。鈴木先生とシーザー会長には努力することの大切さを教えてもらい、常に前向きにやっていくことができました。こんな僕のような人間が大勢の方の前でスポットライトを浴びて試合をできたということは最高の選手生活でした。そんな選手生活から離れるのは悔しい思いもありますが、これからは後輩たちをサポートしていけるように、ずっとシュートボクシングに関わっていきたいと思います。これからもよろしくお願いします。たくさんの応援ありがとうございました」と挨拶した。