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元修斗世界バンタム級王者・岡田遼が9・2後楽園で引退試合。団体、階級の垣根を超えて元DEEPフェザー級王者の弥益ドミネーター聡志と対戦【Lemino修斗】

2025.07.16 Vol.Web Original

 元修斗世界バンタム級王者の岡田遼(THE BLACKBELT JAPAN)が7月16日に都内で行われた会見で現役引退を発表した。9月2日に東京・後楽園ホールで行われる「Lemino修斗」で元DEEPフェザー級王者の弥益ドミネーター聡志(team SOS)と引退試合で対戦する。

 岡田は通常はバンタム級の−61.2kgで戦っているのだが、今回はフェザー級(−65.8kg)での試合となる。今大会は「修斗」の新シリーズ「Lemino修斗」の第1回大会で、NTTドコモが自社の映像配信サービス「Lemino」で独占配信。この試合がメインイベントとなる。

 岡田は「Lemino修斗が発足するという話になった際、ここで現役生活にピリオドを打ちたいという話をさせていただいた。 松根プロモーターから“誰とやりたいのか”と聞かれ“最後は弥益さんとやりたいです”と回答させていただいた。しかし団体の垣根もありますし、階級も違いますし、正直かなり難しいだろうなと思っていたんですけれども、弥益選手から“岡田の引退試合の相手ということなら受けます”という回答をいただけた時に、彼のリスクを取って出てきてくれた漢気と心意気に心から感動しました」と自身の希望が通り、このカードが実現したことを明かした。

NTTドコモが修斗の新シリーズ「Lemino修斗」を独占生配信。来年3月まで東京と沖縄で計4回大会を開催。9月2日は後楽園で元世界王者・岡田遼が引退試合

2025.07.16 Vol.Web Original

 NTTドコモが自社の映像配信サービス「Lemino」で総合格闘技「修斗」大会の新シリーズ「Lemino修斗」を独占配信することを7月16日、発表した。

 この日、都内で「『Lemino修斗』開催発表記者会見」が行われた。会見には株式会社NTTドコモ コンシューマサービスカンパニー 統括長の鈴木基久氏、THE BLACKBELT JAPANの鶴屋浩会長、松根良太副会長、所属の格闘家・岡田遼、日本修斗協会の佐藤ルミナ理事長が登壇した。

 会見では松根氏が「私は師である鶴屋浩さんのもと、MMAという競技で26年間選手を育ててまいりました。その上でどうすればより強い選手を育てることができるのか、世界で活躍する選手を育てることができるのかと常に試行錯誤してまいりました。私の指導者としての目標を端的に言うと2点。日本のMMAから世界で活躍する選手を育てること、子どもたちにとってMMAを夢がある競技にすることです。しかし理想を実現するには高い壁があると思っていた矢先、平良達郎のスポンサーであるNTTドコモ様が“日本のMMAを共に活性化させてまいりましょう”と手を差し伸べてくださいました。皆様ご存知の通り、日本を代表する一流企業のNTTドコモが日本MMA業界に手を差し伸べてくれたことは、修斗のみならず日本MMA業界にとって千載一遇の機会です。9月2日に第1回大会を迎えるLemino修斗はドコモの映像配信サービス『Lemino』にて配信されます。 今後、後輩である第11代修斗世界バンタム級チャンピオンの岡田遼と手を取り合いながら、岡田遼をプロモーターとして成長させるべく指導し、岡田遼を大会運営の顔として育ててまいります。そして、記念すべき第1回目のLemino修斗のメインイベントは岡田遼が赤コーナーの選手として務めます。プロモーターとして進む前に、今いる現役選手たちにプロシューター岡田遼として、生きざま、背中を見せ、次のステップに向かわせたいと思います」などと今回、NTTドコモのサポートのもとこのシリーズが立ち上がった経緯を説明し、第1回大会で元修斗世界バンタム級王者の岡田遼(THE BLACKBELT JAPAN)が引退試合を行うことを発表した。その対戦相手は元DEEPフェザー級王者の弥益ドミネーター聡志(team SOS)となることも合わせて発表された。

カメラマンの長尾迪氏が「MMAフォトライブラリー」を開設。ヒクソン、桜庭らレジェンドから朝倉未来、那須川天心ら現役ファイターの写真が満載

2025.07.07 Vol.Web Original

 株式会社イングラムがUFCやPRIDEのオフィシャルカメラマンを長く務めた写真家の長尾迪氏のデジタルフォトライブラリーを開設したことを発表した。

 名称は「長尾迪MMAフォトライブラリー」で総合格闘技創設期のヒクソン・グレイシーや桜庭和志、山本“KID”徳郁といったレジェンドファイターから、現在、RIZINで活躍している朝倉未来、平本蓮、萩原京平、そしてキックボクシングからボクシングに転向した那須川天心などの現役選手が活躍する写真が満載。

 団体は総合格闘技の原点といわれる「修斗」、総合格闘技を世界に広めるきっかけとなった「PRIDE」「UFC」、そして「RIZIN」「K-1」「RISE」など、総合格闘技からキックボクシング(一部ボクシング興行を含む)まで網羅している。なお修斗、UFC、K-1、RIZINについては長尾氏はオフィシャル・フォトグラファーとしてシャッターを切り続けている。

 これらの写真についてはテレビ、新聞、雑誌、web等のメディアに向けてオンラインで購入できるストックフォトシステムになっているのが特徴で、メディアでの商用利用を原則としており、1点1万円~で使用することが可能。また条件が合えば一般の人も利用可能とのこと。

修斗世界王者のSASUKEがまさかの1RKO負け。勝ったコレスニックは武田光司との対戦をアピール【RIZIN LANDMARK】

2025.06.14 Vol.Web Original

 現修斗世界フェザー級王者のSASUKE(MASTER JAPAN TOKYO)が「RIZIN LANDMARK 11 in SAPPORO」(6月14日、北海道札幌・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ ※ABEMA PPV等で配信)でRIZIN初参戦を果たすも無念のKO負けを喫した。

 SASUKEは2021年7月に修斗世界王座を獲得。2022年と2023年には「Road to UFC」のフェザー級トーナメントに参戦するもいずれも初戦で敗退。その間にも飯田健夫、田中半蔵、椿飛鳥相手にいずれもKOで防衛。昨年5月に修斗で行われた日中対抗戦ではジョングウェン・パンに一本勝ちと修斗では敵なしの状態になっていた。

 SASUKEはRIZINでは岸本篤史、高木凌、中原由貴を相手に3連勝中のビクター・コレスニック(ロシア/Tiger Muay Thai/Kuznya)と対戦した。

 1R、ともにオーソドックスの構え。圧をかけるコレスニック。コレスニックのバックスピンキックをキャッチしたSASUKEがバックを取りかける。しのいだコレスニック。スタンドの打撃の展開に戻る。コレスニックは前蹴り、右カーフ。コレスニックはワンツーからハイキックもSASUKEはかわす。コレスニックは右カーフ。SASUKEも右カーフからダブルレッグ。そしてスタンドでバックを取りかけるがコレスニックはしのぎ正対、プッシュして離れる。コレスニックは前蹴りからワンツー。SASUKEもパンチを返す。SASUKEは下がりながらも左ジャブ。コレスニックは多彩な蹴りでSASUKEを下がらせる。しかしSASUKEは蹴りにタックル。コレスニックはここも切る。コレスニックは前に出て右カーフ、左ハイ、ブラジリアンキックと多彩な蹴り。SASUKEはなかなか手を出せない。それでもコレスニックのすきをついてタックルを狙う。コレスニックは左ボディーから返しの右フック。左ボディーを効かされたSASUKEはうずくまりダウン。レフェリーが試合を止め、コレスニックのKO勝ちとなった。

初参戦の元修斗世界王者・安藤達也がアゼルバイジャンのガサンザデに1Rで一本勝ち。「俺がRIZINを変える」と革命宣言【RIZIN LANDMARK】

2025.06.14 Vol.Web Original

 元修斗世界バンタム級王者の安藤達也(フリー)が「RIZIN LANDMARK 11 in SAPPORO」(6月14日、北海道札幌・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ ※ABEMA PPV等で配信)でRIZINに初参戦した。安藤はマゲラム・ガサンザデ(アゼルバイジャン/Team Alpha Male)を1Rにリアネイキッドチョークで破り、その実力を見せつけた。

 安藤は2022年3月に王者・岡田遼を破り修斗世界王座を獲得。同月に「ONE Friday Fights」でアリ・モタメドと大激闘の末、逆転の2R、TKO勝利。2024年5月にはUFCを目指し「Road to UFC」に参戦するもフェザー級で中国のズー・カンジエに判定負けを喫している。今回はそれ以来、1年ぶりの再起戦だった。

 ガサンザデは2019年、ウラジオストクで開催されたPankration FCのMFP: Governor’s Cupでプロデビュー。2020年よりロシアのAMC Fight Nightsに参戦し、現在No.1タイトルコンテンダー。キャリア通算10戦1敗で、うち5勝は早いラウンドでのKO、TKO決着となっている(ほか5勝は判定)。RIZIN初参戦となった2024年11月の「RIZIN LANDMARK 10 in NAGOYA」では白川ダーク陸斗に判定勝ちを収めている。

SASUKE「コレスニック選手とは質の高いMMAが見せられるんじゃないかなと思っている」【RIZIN LANDMARK】

2025.06.12 Vol.Web Original

 RIZINの2度目の札幌大会となる「RIZIN LANDMARK 11 in SAPPORO」(6月14日、北海道・札幌/真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)の前々日インタビューが6月12日、札幌市内で開催された。

 RIZIN初参戦となる現修斗世界フェザー級王者のSASUKE(MASTER JAPAN TOKYO)が「コレスニック選手とは質の高いMMAが見せられるんじゃないかなと思っている」と語った。

 SASUKEは2021年7月に修斗世界王座を獲得。2022年と2023年には「Road to UFC」のフェザー級トーナメントに参戦するもいずれも初戦で敗退。その間にも飯田健夫、田中半蔵、椿飛鳥相手にいずれもKOで防衛。昨年5月に修斗で行われた日中対抗戦ではジョングウェン・パンに一本勝ちと修斗では敵なしの状態になっている。

 SASUKEはRIZINでは岸本篤史、高木凌、中原由貴を相手に3連勝中のビクター・コレスニック(ロシア/Tiger Muay Thai/Kuznya)と対戦する。

 SASUKEはコレスニックについては「周知の事実だと思うんですけど、シンプルに強い選手だなと。あとやっぱり格闘IQは高いのかなと思います。それは試合を見てても運び方とかポイントアウトが上手いという印象」などと語った。

初参戦の修斗世界王者SASUKE「コレスニック選手のほうが強いという見られ方をしているがそれは幻想」【RIZIN】

2025.05.24 Vol.Web Original

 RIZINの2度目の北海道上陸となる「RIZIN LANDMARK 11 in SAPPORO」(北海道・札幌/真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)の合同公開練習が5月24日、都内で開催された。

 今大会には修斗の現世界フェザー級王者のSASUKE(MASTER JAPAN TOKYO)が初参戦。岸本篤史、高木凌、中原由貴を相手に3連勝中のビクター・コレスニック(ロシア/Tiger Muay Thai/Kuznya)と対戦する。

 SASUKEはこの日、1分半のミット打ちを行った。

 練習後に行ったインタビューではコレスニックの打撃について「しっかり練習してるんで大丈夫です」と対策に自信を見せた。そして「RIZINファンの皆さんは初めましてだと思いますが、修斗の看板を背負ってきました。コレスニック選手のほうが強いという見られ方をしていますが、それは幻想だと思っている。そのメッキをはがすので皆さん楽しみにしていてください」と勝利への自信を見せた。

 また今回は初参戦で大勢のファンの前でこういった公開練習を行うのは初めてなのだが「いつもの倍くらい疲れますね」と笑顔。カード発表会見では特に口にはしていなかったのだが、今後のRIZIN参戦については「それは勝ったら思うと思うけど負けたら嫌いになると思う(笑)」とジョークを飛ばした。

インフィニティリーグで元RISE王者のerikaが元DEEPJEWELSミクロ級王者の村上彩に判定勝ち。erikaは沖縄での公式戦開催をアピール【修斗】

2025.05.19 Vol.Web Original

 プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2025 Vol.4」(5月18日、東京・ニューピアホール)で次代のスター候補生たちによるリーグ戦「インフィニティリーグ」が開幕した。今年は男子はストロー級(-52.2kg)、女子は女子スーパーアトム級(-50.0kg)で開催される。

 今年のインフィニティリーグはルールが一部改訂され、1Rでの勝利は勝ち点5、2Rでの勝利は勝ち点4、判定3-0は勝ち点3、判定2-0は勝ち点2、引き分けは勝ち点1となった。

 この日は昼夜の2部制で大会が行われ、第2部では女子スーパーアトム級の公式戦「村上彩(修斗GYM東京)vs erika(THE BLACKBELT JAPAN)」が行われた。

 村上は元DEEPJEWELSミクロ級王者。対するerikaは元RISE QUEENミニフライ級王者。キックボクシングを引退し、MMAに転向すると昨年の全日本アマチュア修斗選手権で優勝。12月に新宿FACEで行われた女子プロ修斗公式戦「COLORS Produce by SHOOTO Vol.4」での吉成はるか戦
でプロデビューを果たした。その試合では得意の打撃を生かし、グラウンドにもしっかり対応し3-0の判定で勝利を収めている。

正規王者となった関口祐冬がRIZINフライ級戦線への参戦をアピール。新井丈が王座を返上【修斗】

2025.05.19 Vol.Web Original

 修斗世界フライ級の暫定王者だった関口祐冬(修斗GYM東京)が5月18日、正規王者に認定された。

 関口は当初、この日行われたプロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2025 Vol.4」(東京・ニューピアホール)のメインイベントで正規王者の新井丈(和術慧舟會HEARTS)と王座統一戦で戦う予定だったのだが、新井のケガで試合が中止となっていた。この日の第4試合終了後に新井の王座返上と関口を正規王者に認定したことが発表された。

 関口は「誰も望んでない形でのチャンピオン誕生という形になりますが、ここから正規王者としてしっかり強さを見せていきたいと思います。ちょっと自分の中で思っていることがあって、RIZINフライ級が今盛り上がっているんで、もし良かったらオファーをください。坂本(一弘)代表、自分の背中を押してもらえたらありがたいです」とRIZINのフライ級戦線への参戦をアピールした。RIZINでは今夏にフライ級GPが予定されている。

青井太一が元UFCファイターの石原夜叉坊に1RKO勝ちで「いい感じで締められたんじゃないでしょうか」【修斗】

2025.05.19 Vol.Web Original

 プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2025 Vol.4」(5月18日、東京・ニューピアホール)のメインイベントで行われたフェザー級戦で、同級世界2位の青井太一(心技館)と元UFCファイターで同級世界10位の石原夜叉坊(Team Alpha male Japan)が対戦した。試合は1Rで青井がKO勝ちを収めた。

 青井は昨年12月に山本健斗デリカットにわずか1R42秒でKO勝ちを収めランキングを一気に上げると、今年3月に環太平洋フェザー級王者の上原平に挑戦。接戦を繰り広げるも1-2の判定で敗れ、この日は再起戦だった。

 石原は昨年12月に2021年1月以来の修斗帰還を果たすと轟轟に1R50秒でKO勝ちを収めている。

皇治がチャリティーエキシで矢地祐介のスリーパーに高速タップ。エキシ後は能登半島復興支援をアピール【修斗】

2025.05.18 Vol.Web Original

 格闘家の皇治(TEAM ONE)が5月18日、エキシビションマッチながら修斗に初参戦した。試合は住村竜市朗(TEAM ONE)と対戦中に矢地祐介(フリー)に背後からスリーパーホールドでとらえられ、無念のギブアップを喫した。

 この日、修斗は東京・ニューピアホールで昼夜大会を開催。第1部の「PROFESSIONAL SHOOTO 2025 Vol.3」では住村が墨吉涼太(誠流会館)と世界ウェルター級暫定王者決定戦で対戦の予定だったのだが墨吉がけがで欠場となり試合は中止に。メインイベントのタイトル戦が飛ぶという非常事態に皇治が名乗りを上げ住村と「能登半島復興支援チャリティースペシャルEXマッチ」で対戦することとなった。その後、皇治の呼びかけで矢地の参戦も決定。住村が2人を相手にエキシビションマッチで戦うこととなった。

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