上川隆也×吉川晃司主演で舞台『陽だまりの樹』

ph_web07.jpg
 手塚治虫さんの人気漫画『陽だまりの樹』が、上川隆也と吉川晃司の主演で舞台化されることがわかった。1日、制作するキョードーファクトリーが発表した。上川と吉川が、幕末を力強く生きた男たちの物語を届ける。

 世の中に大きな変革の流れが押し寄せる幕末の江戸が舞台。対照的な性格の医者の手塚良庵(上川)と武士の伊武谷万ニ郎(吉川)が出会い、友情を築く。2人は押し寄せる時代の波にもみくちゃにされながらも、お互いがそれぞれの立場で、信じるもののために、戦っていくというストーリー。

『陽だまりの樹』は、1980年代に雑誌『ビックコミック』で連載された、手塚さんの長編歴史漫画の代表作。2000年にはアニメ化もされた。舞台版は、1992年、95年、98年、2002年に上演したほか、日本各地で多く上演されている。

 東京公演はサンシャイン劇場で2012年4月13〜23日まで。大阪は5月4日から新歌舞伎座、名古屋は5月24日から中日劇場で