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iPS細胞 日米で新特許  京都大は18日、山中伸弥教授らが開発した、人工多能性幹細胞(iPS細胞)について、日本と米国で計4件の新たな特許が成立したと発表した。がん化の恐れがある遺伝子を使わずにiPS細胞を作製する手法が米国で認められ、安全性の高い再生医療の実現に向け研究開発が加速すると期待される。 「近いうち解散」先送りも  野田佳彦首相は18日夜のTBS番組で、「近いうちに信を問う」とした自公両党党首との3党合意について「参院に首相問責決議が出てきたという状況の変化があった」と述べ、衆院解散の先送りもあり得るとの考えを示唆した。しかし民主党代表に再選した後、3党首会談を求め再確認する意向も示した。 韓国大統領選で安氏が出馬表明  12月の韓国大統領選で無党派層から出馬待望論が出ていた安哲秀ソウル大融合科学技術大学院長(50)が19日、ソウルで記者会見し無所属での立候補を表明した。安氏は釜山の医師の家庭に生まれ、ソウル大医学部卒。蓄財や権力に執着しない姿勢が好まれ、無党派層で政治指導者として支持する声が広がった。 スー・チー氏が40年ぶり訪米  約40年ぶりに訪米したミャンマーの最大野党・国民民主連盟(NLD)の党首、アウン・サン・スー・チー氏は18日、ワシントンでクリントン国務長官と会談した。同日行われたワシントン市内での講演では「(経済)制裁に不必要に執着することはない」と述べ、米国による対ミャンマー制裁緩和に賛意を示した。 日航再上場 終値3830円  事業会社として戦後最大の経営破綻になった日本航空が19日、東京証券取引所第1部に再上場し、会社更生法の適用申請に伴う上場廃止以来、約2年7カ月ぶりに株式市場に復帰した。企業価値を示す時価総額は約6945億円(同日終値時点)で、今年の新規上場で最大。全日本空輸(約6329億円)も上回った。