2012年の男たちに織田ら「ゼロから頑張りたい」

 男性ライフスタイル雑誌『GQ JAPAN』が今年各分野で圧倒的な活躍を見せた男性に贈る「GQ Men of the Year 2012」の授賞記者会見が19日、都内で行われた。授賞式には、お笑いタレントの有吉弘行、俳優の織田裕二、競泳の北島康介、ボクシングの村田諒太らが出席した。
 今年完結した『踊る大捜査線』シリーズで圧倒的な支持を受けたことが受賞理由のひとつに上げられた織田は「今年はデビュー25周年の節目の年だったんですけど、そういう年にこの賞をいただけてうれしい。またこの賞をいただけるように頑張りたい」とあいさつ。また、「(『踊る—』シリーズの完結で)ひとつ壊してしまったのでまたゼロから頑張りたい」と今後の意気込みも語った。
「場違いにもほどがある」と出席した有吉は「何をやったというわけじゃなくて。将来的に何の才能もないのに芸能界ででかい顔をしている奴になりたいと思っているので、いい滑り出しになったと思う」とコメント。北島、村田のスポーツ陣は最初は緊張していた様子だったが、会が進むほど口も滑らかに。村田は「選んでもらったのは、ボクサーとしてはちょっとましな見た目かなと思います」と笑わせた。
 他受賞者は、写真家の篠山紀信、音楽クリエイターのヒャダイン(前山田健一)、株式会社スタートトゥデイの前澤友作代表取締役。また、今年初めて設けられた「Woman of the Year」には、美術家の草間彌生が輝いた。この日、前澤代表取締役は欠席した。
『GQ JAPAN』の最新号には、全受賞者のグラビア、インタビューが掲載されている。