東京2020オリンピック・パラリンピック招致へ向け東京が一体になった!! 世界へ誇る「東京マラソン2013」

「東京マラソン2013」(東京都庁〜東京ビッグサイト)が2月24日、開催された。

 今大会は8月にモスクワで開催される世界選手権の男子代表選考会を兼ねて行われた。自動的に代表に決定する条件は日本陸連の派遣設定記録(2時間7分59秒)を切っての日本人トップ入線。前田和浩は日本勢トップの4位で入線したが、タイムは2時間8分0秒。無情にも1秒届かなかった。

 世界歴代5位の記録を持つケニアのデニス・キメットが2時間6分50秒の大会新記録で初優勝。2位にM・キピエゴ、3位にB・キピエゴとケニア勢が表彰台を独占した。

 強風のなか、ペースメーカーの動きも鈍く、30キロまでは5キロあたり15分を超えるスローペースだったが、前田は優勝したキメットが30キロ過ぎに飛び出すと、果敢に追いかけ、ケニア勢に必死に食らいついた。その攻めの走りと強風という悪コンディションの中での自己記録の更新で代表の座をほぼ確実にした。