ヘッドライン編集部独断と偏見による 2013年ニュースランキング
Sports (野球・サッカー・相撲etc)

 2013年一番のニュースといえば、やはり「2020年夏季オリンピック・パラリンピック」の東京招致成功だろう。IOC総会が開かれた9月7日はスポーツというジャンルを越え、日本中が注目した。それに割を食った!?形となったのが、楽天・田中の一連の連勝記録と王貞治氏の55本塁打を大きく更新したヤクルトのバレンティンの大記録か!? 政治に目を向けると、夏の参院選で自民党と公明党が圧勝し、ねじれが解消。そして年末には日本版NSCと特定秘密保護法の成立と大きな動きがあった。後に「2013年というのは…」と語り継がれる年になるかもしれない。

柔道界の暴力問題やセクハラ問題が発覚したときは「五輪招致はどうなる?」と思った人も多いだろう。全体的に野球関連の話題が多かった今年のスポーツ界。来年はサッカーW杯で日本中が盛り上がるのは必至。

1.2020年夏季五輪開催都市が東京に決定
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 9月7日にブエノスアイレスで開催された第125次IOC総会において、東京がイスタンブール、マドリードを破り、2020年夏季オリンピック開催都市に選ばれた。東京では1964(昭和39)年以来56年ぶり、アジアでは初の2度目の開催となる。
 東京は1回目の投票で42票の1位通過。イスタンブールとマドリードは26票で並んだ。両都市間の投票ではイスタンブールが49票を集め、45票のマドリードが脱落。決選投票では東京が60票を獲得し、36票のイスタンブールを大差で破った。
 最終プレゼンテーションでは最初に高円宮妃久子さまがスピーチ。安倍晋三首相が直前に発覚した東京電力福島第1原発の汚染水漏れについて、政府として安全を保障したことが決め手となった。
 7日夜から8日朝にかけては都内各所でさまざまなイベントが組まれた(写真)。
 また滝川クリステルさんがプレゼンテーションでジェスチャー付きで発した「お・も・て・な・し」は今年の流行語大賞に選ばれた。

2.楽天の田中投手が連勝の新記録
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 プロ野球・東北楽天の田中将大投手が、8月9日、ソフトバンク戦で日本プロ野球新記録となる開幕から16連勝を達成。8月16日には西武戦で昨シーズンから続く日本プロ野球新記録の21連勝を達成。9月13日の対オリックス戦でシーズン21連勝の日本プロ野球新記録を達成した。
 結局2013年は24勝無敗1Sという空前の数字を記録。5カ月連続で月間MVPを獲得。シーズンMVPも満票で選出された。満票での選出はパ・リーグの投手では58年の稲尾和久(西鉄)、89年の阿波野秀幸(近鉄)に続く3人目の快挙。
 このオフシーズンはポスティングでのメジャー挑戦が注目を集めた。沈黙を通してきた田中だったが、18日、ついに「メジャー挑戦」を表明した。

3.サッカーW杯の組み合わせ決定
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 サッカーの2014年ワールドカップ(W杯)ブラジル大会の1次リーグの組み合わせを決める抽選会が6日、ブラジルのコスタドサウイペで行われ、日本はコロンビア、ギリシャ、コートジボワールとC組となった。初戦はコートジボワール(6月14日)、2戦目はギリシャ(19日)、最終戦はコロンビア(24日)となる。“死の組”といわれるほどの困難なグループではないにしても、コロンビアは優勝候補の一角でもあり、安心はできない。
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4.ヤクルトのバレンティンがシーズン60本塁打
5.暴力、セクハラ…柔道界で不祥事続く
6.長嶋茂雄氏と松井秀喜氏に国民栄誉賞
7.楽天が巨人破り初の日本一
8.イチローが日米通算4000安打
9.白鵬が双葉山と大鵬越える9度目の全勝優勝
10.内村航平が全日本体操選手権で6連覇