新たな時代の映画作りを模索するインディペンデント映画祭『キノトライブ2014』

 自らで企画、製作から配給宣伝、上映までを行うインディペンデント映画。大規模な商業映画とは異なるからこその、自由な魅力を発揮する良作が、近年続いている。そんなインディペンデント映画界から、話題の作品や注目監督の作品を集めた特集上映『キノトライブ 2014』が25日よりオーディトリウム渋谷にて開催される。映画製作の“今”を見つめた書籍『映画はどこにある—インディペンデント映画の新しい波』(フィルムアート社)の刊行に合わせて、選りすぐりのインディペンデント映画を一挙上映する。

 映画祭では、ナント三大陸映画祭でグランプリを受賞した富田克也監督作『サウダーヂ』や、ロカルノ映画祭に出品した三宅唱監督『Playback』、最新作『ほとりの朔子』がナントナント三大陸映画祭でグランプリを受賞した深田晃司監督の『歓待1.1』(ディレクターズカット版)など、近年に話題を集めたインディペンデント映画を一挙上映する。期間中は、都築響一×山内マリコ(25日19時の回『サウダーヂ』上映後)、柴崎友香×三宅唱(29日18時30分の回『Playback』上映後)など、上映作品の監督らによるトークイベントも多数実施。まさに今、日本のインディペンデント映画をけん引するキーパーソンたちの思いに迫る。

 さらにサイレント映画の巨匠F・W・ムルナウ監督作『サンライズ』や、伊藤大輔監督・大河内傳次郎主演の時代劇『御誂次郎吉格子』など、貴重な無声クラシック映画を上映。サイレントという映画黎明期に表現者たちがフィルムに焼き付けた情熱をはっきりと感じるはず。
『キノトライブ2014』
【会場】オーディトリウム渋谷
【期間】1月25日(土)〜31日(金)
【料金】各回自由席入替制 当日券:一般1200円 学生・シニア1100円
【URL】http://kino-tribe2014.jimdo.com/