浅田 現役続行は「ハーフハーフ」

 フィギュアスケート女子の浅田真央は都内の日本外国特派員協会で会見を行った。
 来季以降の現役続行については「ソチ五輪まで(五輪が)集大成という思いでやってきた。でも試合はもう一つ(世界選手権が)残っている。そこで最高の演技をしてから、自分の気持ちと向き合って今後を考えていきたい」と語った。なおもどれくらいの割合かを問われると「うーん。今のところハーフハーフぐらい」と笑顔で交わした。
 森喜朗元首相が「大事なときに必ず転ぶ」と発言したことについては「終わったことなので何とも思っていないが、聞いたときは『あっ、そうなんだ』と思った。人間なので失敗することはある。『仕方ない』とはいえないとは思うが、自分も失敗したくて失敗しているわけではないので、それは違うのかなと思った。森さんは今、少し後悔しているのではないかと思う」と語った。
 浅田は昨春に今季限りでの引退を表明したが、五輪後は進退について「まだ何も考えていない」としていた。今季は世界選手権(3月26〜29日、さいたまスーパーアリーナ)に出場する予定。