世界卓球代表に史上初中学生2人 伊藤、平野美選出

 日本卓球協会は19日、中国・蘇州で4月26日〜5月3日の日程で行われる世界選手権個人戦代表の男女14人を発表し、昨年12月のワールドツアー・グランドファイナルの女子ダブルスで優勝した伊藤美誠と平野美宇を選出した。2人はともに14歳で、中学生2人の同時選出は史上初。強化本部推薦で初選出された。

 強化本部推薦は(1)国際競争力の実績(2)国際競争力向上への潜在性−をもとに決定される。平野美は昨年、世界ランク上位選手との対戦で石川、福原、平野早に次ぐ勝利をあげた。伊藤は平野美に及ばないものの、日本女子の村上恭和監督は「世界に通用するスタイルで、2020年はもっとも有望」と、その潜在能力を高く評価した。