胸アツ!妄想力も掻き立てる黒潮”イケメン”二郎の、真の「イケメン力」!!〈不定期プロレス女子企画〉

 2015年3月8日(日)開催「WRESTLE-1 TOUR 2015 TRANS MAGIC」。日曜日の昼ということもあって、会場は親子連れの観客も多め。また、本日はまたもやプロレス女子にうれしい、ホワイト・デー企画 『“ありがとう”をチョコっとデコレート!』(先着200名の女性に、20選手の顔写真のデコ包装となるWRESTLE-1特製“DECOチョコ”をプレゼントするというもの)が開催。続々と用意される女子企画、すばらしい~!
 そんな本日の興行は、メインイベントのWRESTLE−1チャンピオンシップ(第2代王者・武藤敬司がKAIに王座を譲るという結末!!)や、チーム246(カズ・ハヤシ&近藤修司)への、タッグチャンピオンシップ次期挑戦者を決定する3WAYマッチ、更には、遂に新設されたクルーザー級の口火を切る「Road to Cruiser Division」と、新たなドラマ展開に期待膨らむ内容。
 タッグ3WAYマッチは、【イケメン侍】船木誠勝&黒潮“イケメン”二郎 vs 【new Wild order】AKIRA&征矢学 vs 【東京愚連隊】NOSAWA論外&MAZADAというカード。
 まかり間違って(と言うのは大変失礼ながら)愚連隊が勝ってみたりとかしないのかなあ~…というユル視線もおくりつつ、やっぱり今日も黒潮“イケメン”二郎選手から目が離せませんでした!!
 会場に足を運ぶごとにどんどんファンが増えている様子のイケメン選手。素敵な入場がタッグマッチで見られないのは非常に残念でありますが、演出を差し引いても船木選手とのタッグをだからこその醍醐味は、観るたびごとに増していっております。だって目の前で真のイケメンが形成されてゆく姿を生の会場で体感できるのですから、まちがいなくプロレス女子は胸アツでしょう。
 結果だけ見ると、最終的にイケメン選手がやられて敗北するという展開が今日もまた(勝者は征矢学。したがってnew Wild orderがチーム246への挑戦権獲得)。しかしその闘いは、超絶にイケメンなフィニッシュを迎えるであろう遠くない未来を予見させるものであり、どうしてもキュンとせざるを得ないのです。なによりまず、こんな素人目にも、観るたびに彼が成長し進化していることを感じられる(見た目からして!)のがすごい。そしてそのために彼がどれほどの努力をしているか想いを馳せてみれば、声援の熱もそりゃ上がってしまうわけですよ。
 その辺りの乙女心も見越されているのか、イケメン選手の練習日記の一部が、随時W-1公式ウェブサイトに公開されております(8日の大会に向けて公開されたものがこちら→ http://www.w-1.co.jp/news/detail.php?id=3411)。肉体改造本の著者でもある船木選手の指導下で、とてつもなくハードに違いないトレーニングだけでなく空腹とたたかうイケメン選手……。夜中に寝転がってTVを観ながらビール片手にポテチを完食する日々の自分がひたすら恥ずかしい……。
 やはり真のイケメンという存在は、持ち合わせた才能を磨くことを厭わないストイックな努力に裏付けられるものであり、かつその結果を出せる人なのだろうなあ。
……まあ、とはいえ。こちとらスポ根好きで観ているわけでもないものですから、イケメン演出も今後ますますパワーアップしていただき、あらゆる角度でオーディエンスを魅了してもらえることを楽しみにしております。
 余談ですが、イケメン侍の二人三脚って、絵的にも黒光りした二枚目の剛腕ベテランが、すらっと明るい色白優男を手取り足取り育てあげてゆく物語ということでプ女子ならぬ腐女子的目線でもジワっときてしまいます。試合前、「ぼくのせいで船木さんに黒星つけちゃってる」と語る口ぶり、それを鼓舞する船木、それに対する純朴な「ハイ!」。試合中、船木アシストで征矢にプレスを決める姿。試合後、自分が獲られて敗北したのち、膝をつき、悔しそうに、そして申し訳なさそうに船木へ頭を下げる様子……などなど、逐一やってくる胸アツなポイントに、心のなかで大輪の薔薇を盛り付けて観戦するのも一興かもしれません(?)。いやはや、全てはイケメン選手がイケメンだからこそ。

 さて。努力というキーワードが出てきたらやはり忘れてはいけないのが、「努力に勝る力なし」、情熱バカの大和ヒロシ選手です。注目のクルーザー級で、いつものアツめなキャラとも一線を画す並々ならぬ意気込みを漂わせておられます。この初戦で相手にとって不足なさすぎの田中稔選手を仕留めた勢いで、是非、中心となってクルーザー級盛り上げてください!さておき、今日は大和選手のうつくしい歌声が聞けなかったのですが……、まさか暫く封印なのだろうか……(焦りと動揺)。勝ちを獲りに行く冷徹さを持った大和選手というのも観てみたい気はするものの、できれば熱血キャラをこれまで以上に、ふんだんに発揮していただきたい……。
 いっぽうの田中稔選手、「元々悪い首を強烈に痛めて脳震盪も起こしてしまった。。」と公式Twitterで呟かれておりましたが、どうか大事に至らぬことと祈るばかり。プロレスのこわさも垣間見てしまいました。
 そのほか、ほんとは推しメンNo.1の児玉裕輔選手の勝利(vs吉岡世起選手)を書ききれず残念ですが、クルーザー級を追っかけて、今後ますます心躍らせることになりそうです。
 なお、以前もご紹介したとおり4月1日(水)東京・後楽園ホール開催の「WRESTLE-1 TOUR 2015 Cherry blossom」ではGirl’s Seatも販売されます。ここから選手の皆さんに女性ならではの高揚を伝えたいですね!(柄本まなみ)