“100年に一人の逸材”も形無し…!? 棚橋がプロレスゲームでファンに完敗

 新日本プロレスの所属選手が実名で登場する3Dアクションプロレスゲーム「プロレスやろうぜ!」(8日リリース)のプレス発表会が8日、都内で開催され、新日本のエースで“100年に一人の逸材”こと棚橋弘至と前日に開催された「BEST OF THE SUPER Jr. XXII」で優勝を飾ったKUSHIDAが登壇した。

 棚橋は「このゲームのことはかなり早い段階から情報を入手していまして、楽しみにしていました。今日はこのゲームの全貌を明らかにします!」、KUSHIDAは「子供のころ、プロレスのテレビゲームにはまってプロレスがより好きになった。そして今プロレスラーになっています。このゲームによってプロレスが子供たちの目にふれるようになって、よりプロレスが好きになってくれれれば。最初はゲームでもプロレスでもいいと思うので、いろいろな人の心に引っかかるフックになってくれれば」とそれぞれ挨拶。

 ゲーム中に自分がいることについて棚橋は「製作中の段階で見せてもらったときに、ちょっと筋肉が少ないんじゃないかと思ったので“もうもっと背中の筋肉をつけてくれ”とか、“腹筋も割ってくれ”ってリクエストしていたんですが、そのへんがどうなっているか楽しみです」と語れば、KUSHIDAは「自分のキャラクターがゲームの中で動いているのは小さいころからの夢だった。エディット機能を使って、将来こんなプロレスラーになれたらいいな、とか布団の上でやっていた技を装備したりしていたので、たまらないですね」とそれぞれの観点でゲーム愛を披露した。



オンライン対戦でファンに敗れてがっくりの棚橋(左)
 トークセッションの後、2人はオンラインバトル機能を使って一般のファンと対戦。オンラインゲーム初体験のKUSHIDAは勝利を収めたものの、オンラインゲームに慣れているはずの棚橋は無念の敗戦。しかし「リング上そのままを表していますね。(KUSHIDAは)昨日優勝したばかりで、流れが来ている」と納得の表情だった。

 ゲームは新日本プロレスの公式ゲームで、新日本プロレス所属の選手たちが対戦相手として登場。プレイヤーは自分独自の選手を作って、新日のレスラーや他のユーザーが作った選手と対戦していく。

 これまでのプロレスゲームと違うところは、試合に勝つとポイントが得られるのだが、試合の内容が重視されるシステムで、一方的に勝っても高いポイントは得られず、相手の技を受けながら好勝負の末に勝利した場合は高ポイントになるということ。

 オンライン対戦では各階級のチャンピオンベルトの争奪戦が開催されることになっているなど、プロレスファンの琴線をくすぐる企画も多く用意されている。

 また新日本の大会を観戦の際にGPS機能で位置情報を送信することで会場限定のアイテムを入手することができるなど、大きな広がりを持ったゲームとなっている。


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SUPER Jr.優勝のKUSHIDA
「今なら間違いなくオメガに勝てる」



 この日は、前日に行われた「BEST OF THE SUPER Jr. XXII」の決勝でカイル・オライリーを破り初優勝したKUSHIDAの一夜明け会見も行われた。

 KUSHIDAは試合については「昨日の試合の記憶がほとんどない。オライリーはずっと前から戦いたかった選手。彼と同じ時代にライバルとして戦えて良かったと心から思います。新日本でもアメリカでもカナダでも、どこでもいいので再戦したい」と振り返った。

 イベント後の囲み取材では、もう一歩踏み込んで「昨日の試合は今の新日本のヘビー級でもできないような重い戦いができたのではないかという充実感があります」としたうえで、7月5日の大阪城ホール大会で挑戦するIWGPジュニアヘビー級王者のケニー・オメガとの対戦について「スーパージュニア中にチャンピオンの名前を出させたくないというか、存在をかき消す試合をしたい、その存在を忘れさせる大会にしたいと思って臨み、実際にそれができたという自負もある。今の僕だったら間違いなくベルトを奪える自信がある。大会に出なかったことによって、ケニー・オメガという存在も、ベルト自体もこの期間中は太陽にさらされていなかったので、ベルトにいい思いをさせてあげたい。オメガのもとでは輝いていない。ベルトを取ったら、海外にも連れていきたいし、ヘビー級とも戦っているつもりなので、G1中でもタイトルマッチをやりたい。そういう部分でジュニアの存在を、スーパージュニアで盛り上がったところからもう1段階上げるには、僕の腰にIWGPジュニアのベルトが必要不可欠です」ときっぱり言い切った。