「WSOF‐GC」日本大会 小見川と中村が判定、渡辺久江がKOで勝利
中村優作は昨年「VTJ」に連続参戦し2連続KO勝ち中。世界への足がかりとして、今回WSOF‐GCに参戦した。対戦相手のローレンス・ギグリオが得意なグラップリングの展開を許さず、打撃戦を展開。微妙なジャッジとなったが2‐1の判定で勝利を収めた。
日本人ファイターのトリを務めたのは郷野聡寛。一時の低迷から脱した郷野は昨年、中国の立ち技団体「英雄伝説」の-72kgアジア王者となり、年末にはシュートボクシングに参戦し、日本スーパーウェルター級王者の坂本優起を破るなど、ただいま絶好調、のはずだったのだが、前日の計量で3ポンドオーバーでクリアできないほどのバッドコンディション。
序盤からプレッシャーをかけ続けるミロスラヴ・ストロバクに対し、郷野はサークリングでチャンスをうかがう。パワフルなテイクダウンが得意という触れ込みのストロバクの攻撃を持ち前のディフェンス力でしのぐ郷野だが、劣勢は否めない。2Rになってパンチをかいくぐってタックルにいく郷野に、ストロバクは体勢を入れ替えケージに押し込むと強烈なヒザを叩き込む。今度は右ストレートを放った郷野だったが、前傾したところで見切ったストロバクが右アッパー一閃。前のめりにばったり倒れた郷野に追撃のパウンドを落としたところでレフェリーが割って入り、2R2分42秒、KOでストロバクが勝利を収めた。
メーンのヘビー級タイトルマッチではエヴゲニー・エロキンとブランドン・キャッシュが対戦。
エロキンが序盤から打撃で圧倒。あわや秒殺という場面を2度しのいだキャッシュだったが、ローキックをカットされた時に足を痛め、やや戦意喪失気味。足を引きずり後退するところにエロキンが右フック一発。レフェリーが止め、1R1分47秒、TKOでエロキンが初代ヘビー級王座に就いた。

