[インタビュー]EXILE ÜSA 最新シングルは未体験ゾーンに突入したダンスミュージック

撮影・蔦野裕

“NEO ZIPANG~UTAGE~”は、日本の伝統的な和楽器、ビートと、
最先端のダンスミュージックが融合した、新しいダンスミュージックなんです。

山本寛斎氏とのコラボはものすごいスピード感だった!

 ジャケットのアートワークを含め、ミュージックビデオなど、本作のビジュアルにはものすごいパワーがあふれている。それもそのはずで、メンバー衣裳はデザイナーの山本寛斎プロデュースによるものだ。ÜSAはダンスやエンターテインメント、山本寛斎氏はファッションで日本そして世界を元気にする動きをしてきたという共通点がある。この作品は、出会うべき人たちがようやく出会ったという感覚も与えてくれる。

「出会い方も出会い方でね、自分でもすごいと思っています。スタートは、バーで偶然寛斎さんの周辺の方にお会いしたことですから(笑)。でもそこからが早かったなあ。寛斎さんにお会いして、コラボが決まって、いろんなことが次々決まっていったんです」

 出会ってすぐのものすごいスピード。ÜSAと寛斎氏だけに“らしい”エピソードだ。

「まずは、伝統的な日本の音楽と最先端のダンスミュージックをやりたいんですという話をさせていただいたうえで、ネオジパングです、日本だけれど日本じゃない、でも外国じゃなくて……みたいな説明をさせていただきました(笑)。そんな説明なのに、寛斎さんはくみ取ってくれたんでしょうね。衣裳が自分たちが思っていたことなんて超えちゃってますから…。それを拝見して、僕たちのなかのイメージも膨らみましたし、刺激をもらいました。とにかく、寛斎さんも、このコラボレーションも、ものすごいエネルギーでした」