山本美憂黒星デビューも「負けて終わるわけにはいかない」【9・25 RIZIN】

藤田和之は試合後の会見で突然の引退宣言

 山本は「悔しい。これが打撃のある試合なんだなって思いました。タックルに入れたのはよかったんですが、もうちょっとグラウンドでコントロールできれば。それができなかったので下からの蹴りで…。あれで自分の中でというか、試合中の集中力がどっかいっちゃったかな。くらっと来ましたね。MMAの洗礼を受けたのかなって思います」と試合を振り返った。

 今後については「まだ始めたばかりなので。しかも負けて終わるわけにはいかない。火が付きました」と再挑戦を約束した。

 自らの試合の前には息子のアーセンがMMA初勝利を挙げたが「良かったです。アーセンが勝ってくれたから自分も続こうって思ったんですが、そううまくはいかなかったですね(笑)。アーセンには“大丈夫。ママは強かったし、いい試合をした。大丈夫、俺もそうだったし。次は絶対勝つよ”って言ってくれた。リングチェックも気持ち良かったし、入場も気持ち良かったし、試合の時も“これがMMAなんだ”って、レスリングにはなかった緊張感が素晴らしいものがあって。しかもそれにアーセンと一緒に出られたということがすごくうれしかった。でも自分の試合をあまり覚えていないので“大丈夫かな? いいところあったのかな?”ってそんな感じです。でもRIZINのすべてが私を虜にしたという感じ」と最後は笑顔を見せた。