25日に号砲!東京マラソン2018 MGC出場権かけ 熱い国内男子

AFP/アフロ

 東京マラソン2018の開催が25日に迫ってきた。国内外のトップランナーを始め、3万超が早春の東京を駆け抜ける。

 昨年は、コース変更で平坦な高速コースになり、男女ともに日本国内最高タイムを記録した。今年もまた、記録の更新が期待されている。

 昨年、2時間3分58秒でフィニッシュしたウィルソン・キプサング(ケニア)が参戦。テスファエ・アベラ、リオデジャネイロ五輪の銀メダリストで2016年大会で優勝したフェイサ・ソレサのエチオピア勢、前回大会でキプサングに食らいついていったディクソン・チュンバもトップ争いを繰り広げそうだ。

 国内勢では、ロンドン世界陸上の代表になった井上大仁(MHPS)や設楽悠太(Honda)、ニューイヤー駅伝で好走を見せた市田孝(旭化成)、神野大地(コニカミノルタ)など、注目の選手たちが出場予定だ。

 本レースは、2020年の東京オリンピックの男子マラソン代表を決めるマラソングランドチャンピオンシップ(MGC、2019年9月以降開催)への出場がかかっている。箱根駅伝のヒーローからキャリアを積んだ選手までが顔を揃えて、1秒を削りながらゴールを目指す。

 女子も、国内外から強い選手が集結しており、目が離せない展開になりそうだ。

 ランナーを応援するイベントも

 当日は、ランナーたちを応援するさまざまなイベントがコース沿道などで行われる。22〜24日には、シューズやウエア、大会の情報などランニングやマラソンをする楽しみを倍増させてくれるランニングのトレードショー「東京マラソン EXPO」が東京ビッグサイトで開催される。

交通規制に注意

 大会当日は、車いすマラソンが9時5分、マラソンが9時10分に都庁前をスタート。マラソン競技は16時10分に終了する。その前後にかけて、コースやその周辺を中心に大規模な交通規制が行われる。場所や時間、首都高出入口の規制などは東京マラソン2018の公式サイト( http://www.marathon.tokyo/ )で公開している。

【コース概略】マラソン:東京都庁〜飯田橋〜神田〜日本橋〜浅草雷門〜両国〜門前仲町〜銀座〜高輪〜日比谷〜東京駅前・行幸通り