「K-1 AWARDS 2018」 昨年受賞を逃した悔しさをバネに。K-1武尊が年間MVP

 K-1グループの「K-1 WORLD GP」「Krush」「KHAOS」の3つのプロ大会と「K-1アマチュア」に出場した選手、および全試合を対象にした年間表彰式「K-1 AWARDS2018」が1日、都内のホテルで開催された。今回が2回目となる同表彰式、昨年は「最優秀選手賞(MVP)」に武居由樹、「最高試合賞」に武尊、「ファンが選ぶ賞(ベスト・オブ・エンターテイナー賞)」に城戸康裕が受賞。今回は「最優秀選手賞」に武尊、「最高試合賞」に山崎秀晃と安保瑠輝也、殊勲賞に木村”フィリップ”ミノルが選ばれた。

 MVPに選ばれた武尊は受賞後のスピーチで「MVPはその年に一番輝いた人がもらえる賞。去年はもらえないのがすっごい悔しくて…。去年のアウォーズの時から、来年は取れるように意識して戦ってきたので、取れてうれしいです。この賞をもらったという事はK-1を代表する選手で、K-1を引っ張っていく存在だと思っている」と受賞の喜びを語った。

 プレゼンターを務めた魔裟斗は「昨年は5戦5勝3KOとMVPにふさわしい活躍だったなと思います。また、大阪での皇治選手との防衛戦も素晴らしい試合でした。K-1のKはもともと立ち技格闘技最強という意味なので、ぜひ3月の試合では、K-1が最強だということを証明してもらいたいと思います。本当におめでとう」と祝福。さらに「K-1を知らない人たち、格闘技に興味がない人にも知ってもらうのは大事。だからこれからもK-1の代表として、頑張って下さい」とエールを送った。

「K-1 AWARDS 2018」の受賞者

最優秀選手賞 武尊
最優秀試合賞 山崎秀晃VS安保瑠輝也
殊勲賞 木村”フィリップ”ミノル
敢闘賞 皇治
技能賞 野扖正明
ベストKO賞 武居由樹
新人賞 金子晃大
功労賞 登坂匠、神戸翔太、寺崎直樹、塚越仁志、上原誠、中澤純、山崎陽一
ベストGYM賞(プロ部門)  ウィラサクレック・フェアテックスジム
アマチュア最優秀選手賞 目黒翔大(優弥道場)、菅原美優(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)
ベストGYM賞(アマチュア部門) K-1ジム総本部
ベストトレーナー賞 渡辺雅和代表(K-1GYM SAGAMI-ONO KREST)
ァンが選ぶ賞(ベスト・カップル賞) 卜部弘嵩&高橋ユウ