江川優生が圧巻の1RKOで初防衛。そして「K-1で試合を組んでください」【6・21 K-1 KRUSH】

王者の貫禄で1RKO勝ちの江川(撮影・上岸卓史)
「K-1チャンピオンの村越選手とやりたい」

 足を使って回るTETSUだが、追いかけた江川は右ストレートから左フックとつなげ最初のダウンを奪う。立ち上がり、果敢に立ち向かったTETSUだったが、江川はなおもラッシュをかけ右フックで2度目のダウンを奪う。

 ここもなんとか立ち上がったTETSUだったが、最後は江川が体ごとぶつけるような左アッパーで3度目のダウンを奪い1RでKO勝ちを収めた。

 江川は試合後のリングで「勝負の世界だから残酷な結果になってしまいましたけど、TETSU選手はまだ若いので、頑張ってまた挑戦してきてください。次こそはK-1で試合を組んでください。よろしくお願いします。次は先輩の武居由樹くんが両国で試合があるので応援してください」などとK-1出場をアピールした。

 江川は試合後の会見では「今回の試合でいい印象が与えられたと思っているので、K-1に向けては大きな第一歩だと思う」などと話し、今後戦いたい相手として「K-1のチャンピオンの村越選手と一度はやりたい」とK-1のベルトに照準を絞った。