江川優生が圧巻の1RKOで初防衛。そして「K-1で試合を組んでください」【6・21 K-1 KRUSH】

試合の主導権を握っていたのは瑠久(左)(撮影・上岸卓史)
瑠久が判定で堀井を下す

 試合前のフェイスオフでは問題のフラッシュバックがあるかと思いきや、通常のフェイスオフ。やや拍子抜けの感はあったが逆に堀井のこの試合にかける本気度がうかがえた。

 試合は距離を詰めパンチを放っていく瑠久に対し、堀井は前蹴りで牽制。なおも距離を詰めパンチの連打を放っていく瑠久に対し、堀井も応戦。何度か瑠久のパンチが堀井の顔面をとらえるが、堀井は体を寄せてはクリーンヒットをなんとか回避。しかし試合はスピードで勝る瑠久のパンチの連打が目立つ展開に。そんな中でも堀井の“ラッキーパンチ”が瑠久の顔面をとらえるが、やはり勢いの差で大きなダメージを与えることはできず。

 最後まで打ち合った2人だったが、ともに倒すことはできず試合は判定となったが、終始主導権を握り、有効打で勝った瑠久が3-0の判定で勝利を収めた。
「K-1 KRUSH FIGHT.102」(6月21日、東京・後楽園ホール)
◆プレリミナリーファイト第1試合/K-1 KRUSH FIGHTスーパー・フェザー級/3分3R
◯秀樹(レンジャージム)(2R1分51秒、KO)提髪和希 (K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)●

◆プレリミナリーファイト第2試合/K-1 KRUSH FIGHTスーパー・ウェルター級/3分3R
●渡邊俊樹(優弥道場)(1R1分17秒、KO)EITO(HALEO TOP TEAM)◯

◆プレリミナリーファイト第3試合/K-1 KRUSH FIGHTスーパー・ライト級/3分3R
◯斉藤雄太(K-1ジム五反田チームキングス)(1R1分32秒、TKO)竹腰一麻(Club TOSHI)●

◆第1試合/K-1 KRUSH FIGHTスーパー・フェザー級/3分3R・延長1R
●川口拓真(K-1ジム総本部チームペガサス)(3R3分3秒、KO)佐野純平(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)◯

◆第2試合/K-1 KRUSH FIGHTフェザー級/3分3R・延長1R
◯森坂 陸(エスジム)(判定3-0=29-28、30-28、30-28)髙橋直輝(若獅子会館)●

◆第3試合/K-1 KRUSH FIGHTスーパー・バンタム級/3分3R・延長1R
●龍斗(K-1 GYM横浜infinity)(判定0-3=29-30、28-30、28-30)黒田 勇斗(隆拳塾)◯

◆第4試合/K-1 KRUSH FIGHTスーパー・ウェルター級/3分3R・延長1R
◯小鉄(K-1ジム目黒TEAM TIGER)(判定3-0=30-28、30-28、30-27)平塚洋二郎(チーム・タイガーホーク/大道塾仙南支部)●

◆第5試合/K-1 KRUSH FIGHTスーパー・ライト級/3分3R・延長1R
●FUMIYA(ポゴナ・クラブジム)(2R1分57秒、TKO)近藤拳成(大成会館)◯

◆第6試合/K-1 KRUSH FIGHTスーパー・ライト級/3分3R・延長1R
◯瑠久(K-1 GYM横浜infinity)(判定3-0=30-29、30-28、30-28)堀井 翼(ネクサスジム)●

◆ダブルメインイベント第1試合(第7試合)/K-1 KRUSH FIGHTフェザー級タイトルマッチ/3分3R・延長1R
◯江川優生(POWER OF DREAM)(1R2分14秒、KO)TETSU(月心会チーム侍)●

◆ダブルメインイベント第2試合(第8試合)/K-1 KRUSH FIGHTスーパー・ウェルター級タイトルマッチ/3分3R・延長1R
◯ジョーダン・ピケオー(Mike’s Gym)(判定3-0=30-28、30-28、30-28)神保克哉(K-1ジム目黒TEAM TIGER)●
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