田中要次「この番組に導かれたのかな」紀行番組『離島酒場』3代目旅人に就任

“離島を愛し、離島に愛された男”
 田中の旅の必需品は、カメラと御朱印帳だという。カメラは、独自の視点にも役立っており「立ったり座ったりしてる状態から見たものは誰が撮っても同じ画になるんですけど、俯瞰で見たり下から見上げたりすると、また違って見えたり。名所と言われる場所でも、違うアングルがあったらおもしろいですよね」。

 御朱印帳は「(テレビ東京系)『バス旅(ローカル路線バス乗り継ぎの旅Z)』の神社でいただいて、最初の頃は持ち歩いて時間があったら寄りたいなと思ってたんですけど、そういう感覚を楽しむと視聴者が怒るみたいで。なんなんだ、あの番組は(笑)。そういう意味ではこちらは本当にゆっくりできて」と苦笑い。

 長野県出身の田中だが、「最寄駅が“木曽福島”で、母の実家のバス停が“島”っていうんですよ。だからこの番組に導かれたのかなって。海なし県と言われる場所で、なぜか“島”という地名の場所で生まれ育って、島を巡ることになっている。『海のない島育ち』を僕のキャッチフレーズにしていきたいですね(笑)」とアピールした。田中が3代目旅人を務める「旅チャンネル」の『離島酒場』、新シリーズの初回放送は11月16日午前9時30分からスタートする。
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