KOされた大沢が反則勝ち。横山は予告通りに里見をKO【9・16 K-1 KRUSH】

これが問題のヒザ蹴りのシーン(撮影・荒木理臣)
ワンが頭を抱え強烈なヒザ蹴りも…K-1ルールでは反則

「K-1 KRUSH FIGHT.105」(9月16日、東京・後楽園ホール)でライト級のワンマッチが2試合行われた。

 昨年末の大阪大会で行われた「K-1ライト級世界最強決定トーナメント」の準優勝者・大沢文也が中国のワン・ジーウェイと対戦した。

 大沢は当初は7月の日中対抗戦で卜部功也をKOしたジュー・シュアイと対戦予定だったがジューのケガで対戦相手がワンに変更。前日会見では「強い相手に変更になった」とぼやきながらも「明日は僕がメインだと思っている」と意気込み、この日の試合に臨んだ。

 大沢は1R序盤から飛び込んでの左フックをヒットさせるなど軽快な動きを見せる。ワンも飛びヒザで応戦するなど好勝負の予感が漂った。しかし大沢が前に出たところで、ワンがヒザを大沢の顔面に突き上げると大沢は前のめりにダウン。

 ここでレフェリーがタイムを要求したのだが、ゴングが鳴らされてしまうアクシデント。

 K-1グループのルールでは頭を抱え込んでの攻撃は反則となることから、映像で確認したところ、ワンがパンチの流れで頭を抱え込む形になり、そこでヒザ蹴りを放ってしまったことが確認され反則となった。
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