堀口恭司を破った朝倉海が連続参戦で佐々木憂流迦と対戦【10・12 RIZIN.19】

朝倉海が一気にバンタム級の中心に躍り出るのか

堀口から「“RIZINを盛り上げる、日本の格闘技を盛り上げる”という気持ちを受け取った」


 朝倉は「10月大会はパスして、12月の堀口選手とのタイトル戦に向けて集中してやっていこうと思っていたところだったが、榊原さんから10月大会のマッチメイクを聞いて、それなら俺がやってやろうと思ってスイッチを入れた。前回に堀口選手に勝てたことは、単に試合に勝てたということではなくて、堀口選手が常々口にしている“RIZINを盛り上げる、日本の格闘技を盛り上げる”という気持ちを受け取ったと思っている。であれば俺がやるしかないと思った。今回は兄貴も堀口選手も天心選手もいないのなら俺がやるしかない。俺が先頭に立ってRIZINを盛り上げたい。今回は地上波で放送していただけるということで、俺の派手な試合を世間に届けて、格闘技熱を爆発させたい」とトップ選手としての自覚からこの試合を受けたことを明かした。

 対戦相手の佐々木については「勝てる自信があって受けた。絶対に勝つ。寝技が得意で、寝技の極めを持っている選手。逆にそれだけだなと思っている。堀口選手に勝って自信がついたし、4月の時より自分が成長しているのが分かるので、さらに自信を深めている。勝負なので100%はないと思うが、勝てるという自信がすごく強いので、勝ちます」と話した。

 また大晦日に対戦が予定される堀口については「対策をしてくると思うが、しっかり対策してもらって、そのうえで2回勝ってやろうと思っている」と話した。


 この日は合わせてキックボクシングルールの「植山征紀vs梅井泰成」の試合も発表された。植山はシュートボクシングの日本スーパーバンタム級王者。今年6月の神戸大会でRIZIN初参戦を果たし、KO勝ちを収めている。

 梅田はNJKFスーパーバンタム級1位、DEEPKICK 55kg級2位にランクされる大阪の新鋭。RIZINには初参戦となる。
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