修斗ランカーの工藤諒司と内藤頌貴が判定勝ち【10・5 ONE WARRIOS SERIES】

内藤(左)のパンチがシルドを襲う(©ONE Championship)

内藤頌貴は打撃でアレックス・シルドを圧倒


 修斗フライ級世界5位の内藤頌貴は米国のアレックス・シルドと対戦。

 内藤は試合序盤から右ロー、左のフックを的確に当てポイントを奪っていく。

 シルドも左のミドルを放っていくが、内藤はそこにカウンターの左フックを当てるなど付け入るスキを与えない。
 
 1R中盤には内藤の左右のフックでシルドがバランスを崩すなど、内藤が完全に主導権を握る。終盤にシルドのパンチがサミングとなってしまい一時試合が中断するが、再開後も内藤に特に影響はなし。

 2Rも内藤のプレッシャーはきつく、シルドの打撃は単発。内藤の右ローのダメージが徐々に蓄積されたシルドの動きが悪くなる。終盤には内藤の左フックが炸裂。下がるシルドを内藤の左ストレートが襲うなど内藤が一方的に攻め込む展開に。

 3Rに入るとシルドはタックルに活路を見出すが、内藤は逆にテイクダウン。グラウンド状態のシルドにローの連打から上を取るが、付き合わずスタンドに戻す。

 その後も内藤はワンツーでぐらつかせるなど打撃で圧倒。シルドも何度かタックルに行くが苦し紛れでテイクダウンを奪うことはできず。最後こそ下から足首を取る体勢に持ち込んだが、内藤は取らせず、そのままゴング。

 判定とはなったが内藤が圧倒して3-0で判定勝ちを収めた。