修斗vsパンクラス 王者同士の対抗戦は2勝2敗【10・13 ONE】

猿田はここから強烈なパウンド(撮影・小林郁人)

TKO勝ちの猿田がタイトル挑戦をアピール


 ストロー級の王者対決では修斗の猿田が北方を2R、KOで下した。

 猿田は1R序盤に北方のパンチにタックルを合わせテイクダウンを奪い主導権を握る。グラウンドではケージ際のポジションを中央に取り直す余裕を見せる。

 2Rには北方がパンチから左ハイを放つが、猿田はそれをキャッチするとそのままテイクダウン。北方はガードに入れて、猿田の頭部にヒジを打ち込むが猿田は上体を離し、遠めから強烈なパウンドを北方のアゴに打ち込むと北方は朦朧。追撃のパウンドを放つとレフェリーが試合を止めた。

 北方は半失神状態で立ち上がることができず、担架で退場した。

 猿田は試合後のケージ内でのインタビューで「This is Shooto. This is Ninjya. This is 大和魂」と絶叫。

 そして「試合前にパウンドで勝つと言ったので練習してきた。練習してきたことが出せて良かった。4月にベルトを落としたが、人生いいことがあれば悪いこともある。また取り返すと決めた。タイトルマッチお願いします」と今年4月にベルトを奪い返されたジョシュア・パシオへのタイトル挑戦をアピールした。