スーパー・ライト級で中野滉太vs瑠久の注目対決【4・25 Krush.113】

対戦が決まった里見(左)と瓦田

ライト級タイトル戦線見据え、里見柚己vs瓦田脩二の注目の一戦が実現


 今大会では王者ゴンナパー・ウィラサクレックに篠原悠人が挑戦する「Krush ライト級タイトルマッチ」が行われるのだが、そのライト級で里見柚己vs瓦田脩二の注目の一戦がマッチメイクされた。前戦で里見はミャンマーラウェイ王者の金子大輝にKO勝ち、瓦田も格闘代理戦争出身の稲垣柊にKO勝ちと好調の2人による次期挑戦者争いの意味合いも含まれた試合となる。

 瓦田は「前回の金子選手との試合をバルコニーから、勝ったほうとやるのかなと思いながら見ていたので気持ちの準備はできている。あとは当日までしかkり調整して最高の状態で臨めれば。(里見は)試合の中ではいいリズムの時と悪いリズムの時がある選手。どちらかというと、相手のいいところを消して、自分のいいところを出せれば自分の思ったような試合展開で運べるかと思う。どこまで自分がその相手のいいところを消せるかがポイントになる」

 里見は「ここでは止まっていられない。今年はタイトルに近づきたいと思っている。大会で一番のインパクトを残してKOで勝ちたい。(瓦田は)ライト級の中でもすごく背が高くて、テクニックもある。まあ、自分のやることはしっかりKOすること」などとそれぞれ試合に向けての決意と相手の印象を語った。

 この試合の先、遠くない将来にタイトルマッチも手に届く位置にいる2人なのだが瓦田が「タイトルマッチももちろん意識しますが、まずその前に自分の地元の福岡でK-1が開催されることが決まっていて、そこに出たいという気持ちも強い。だからといって、そこに向けてというよりも、しっかりと地に足をつけて目の前の里見選手だけに集中して、骨が折れてもケガをしても勝とうという気持ちが強い」、里見も「自分もプロで20戦を越えて、そろそろタイトルに絡んでいきたいと思っている。ここで止まってはいられないので、しっかりとインパクトのあるKO勝ちをして次に進みたい」とともにこの試合の重要性を認識。この一戦にかける思いを口にした。
「Krush.113」(4月25日、東京・後楽園ホール)
〈この日発表されたカード〉

◆Krushスーパー・ライト級/3分3R・延長1R
(POWER OF DREAM)中野滉太vs瑠久(K-1 GYM 横浜 infinity)

◆Krushライト級/3分3R・延長1R
(K-1 GYM 横浜 infinity)里見柚己vs瓦田脩二(K-1ジム総本部チームペガサス)

◆Krushフェザー級/3分3R・延長1R
(月心会チーム侍)TETSU vs 林京平(湘南格闘クラブ)

◆Krushスーパー・バンタム級/3分3R・延長1R
(昇龍會)蒼士vs小倉尚也(スクランブル渋谷)

◆Krushスーパー・ライト級/3分3R・延長1R
(K-1ジム五反田チームキングス)斉藤雄太vs大泉翔(昇龍會)

◆Krushライト級/3分3R・延長1R
(TANG TANG FIGHT CLUB/team JOKER)龍華vs塚本拓真(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)

◆Krushライト級/3分3R・延長1R
(K-1ジム五反田チームキングス)竹内悠希vs志村力輝(兼清流総本部)

◆Krushスーパー・フェザー級/3分3R・延長1R
(AX GYM)小久保裕気vs北村夏輝(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)

◆Krushバンタム級/3分3R・延長1R
(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)倉田永輝vs片岡祐嘉(K-1ジム五反田チームキングス)

◆Krushフェザー級/3分3R・延長1R
(K-1ジム福岡田チームbeginning)西林翔平vs玉川らいと(K-1ジム総本部チームペガサス)


〈既報のカード〉
◆Krushライト級タイトルマッチ/3分3R・延長1R
(王者/タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム)ゴンナパー・ウィラサクレックvs篠原悠人(DRUGA)
※王者ゴンナパーは3度目の防衛戦

◆Krushフェザー級/3分3R・延長1R
(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)桝本翔也vs鷹大(WSRフェアテックス西川口)

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